VarDataFileプロパティ
ユーザ定義データ用のデータファイル名を指定，または取得します。
対象
Document
解説
既存の帳票のユーザ定義データを変更して帳票に表示する場合に，VarDataFileプロパティでユーザ定義データ用のデータファイル名を指定します。VarDataFileプロパティを設定したあと，Openメソッドまたは［ファイルを開く］ダイアログで帳票ファイルを開くと，データファイルの指定は無効になります。データファイル名をフルパスで指定しなかった場合，ファイル名には，［オプション］ダイアログの［ファイル］タブで指定されているユーザ定義データファイルのパス名が付きます。ただし，次に示す操作をしたときは，変更後のパス名が付きます。
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前回，VarDataFileプロパティで指定したファイルのパス名
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［データファイルの指定］ダイアログで，データファイルを指定したときのパス名
上記以外のフォルダにあるデータファイルを指定したい場合は，フルパスで指定してください。
ユーザ定義データファイルの参照は，ファイル名をフルパスで取得します。指定したユーザ定義データファイルがない場合や，ユーザ定義データファイルの記述に誤りがある場合は，エラーになります。
なお，データファイル名を指定する場合は，VarDataFileプロパティよりも，UserDefineDataオブジェクトのDataFileNameプロパティを使用されることをお勧めします。
- 複数様式帳票指定時のプロパティの扱い
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VarDataFileプロパティを設定したあと，Openメソッドの実行によって複数様式帳票が開かれたときは，指定された値は無効になります。
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Openメソッドの実行によって複数様式帳票が開かれているときにVarDataFileプロパティを指定しても，値は無効になります。
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VarDataFileプロパティを指定して値を取得するときは，NULL文字列を返します。
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データ型
String
記述例
オブジェクト型変数rptで参照している帳票にユーザ定義データファイルを指定，または取得します。
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ユーザ定義データファイルをファイル名で指定する場合
rpt.VarDataFile = "vartbl.dat"
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ユーザ定義データファイルをフルパスで指定する場合
rpt.VarDataFile = "c:\eur\vartbl.dat"
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ユーザ定義データファイルを取得し，文字列型変数varfilenameに値を代入する場合
varfilename = rpt.VarDataFile
エラーメッセージ
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コード |
メッセージ |
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1005 |
メモリ不足が発生しました。 |
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1134 |
処理中にエラーが発生しました。 |
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1135 |
Windowsでエラーが発生しました。 |
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4506 |
データファイル（データファイル名）が見つかりません。 |
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4508 |
データファイル名（データファイル名）が正しくありません。 |
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4529 |
データファイル（データファイル名）：n行目 記述に誤りがあります。 |
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4531 |
データファイル（データファイル名）がオープンできません。 |
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4553 |
データファイル（データファイル名）には読み込み権限がありません。 |