Hitachi

EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編


MultiFormInfoDefBasePathプロパティ

複数様式で帳票を出力するための複数様式情報定義ファイルのある場所を指定,または取得します。指定されたファイルのパスは,ApplicationオブジェクトのMultiFormInfoDefFileプロパティで指定する複数様式情報定義ファイルのデフォルトになります。

〈このページの構成〉

対象

Application

解説

MultiFormInfoDefFileプロパティで複数様式情報定義ファイル名をフルパスで指定するか,または別のフォルダにある複数様式情報定義ファイルを指定した場合は,それ以降,変更後のファイルのパスがデフォルトになります。また,MultiFormInfoDefBasePathプロパティは,現在指定されている複数様式情報定義ファイルのパスを取得することもできます。例えば,「c:\eur\file\multiform\」や「c:\」のように,文字列の最後に「\」の付いた形式で,ファイルのパスを取得できます。

データ型

String

記述例

複数様式情報定義ファイルのデフォルトパスを指定して,複数様式で帳票を出力します。

rpt.Application.MultiFormInfoDefBasePath = "c:\eur\file\multiform"

rpt.Application.MultiFormInfoDefFile = "multiform.txt"

rpt.Application.MultiReportSetBasePath = "c:\eur\file\reportset"

rpt.Application.MultiReportSetFile = "reportset.txt"

rpt.Application.Open("report.fms")

エラーメッセージ

コード

メッセージ

4629

複数様式情報定義ファイルの場所にパス名が指定されていません。

4630

複数様式情報定義ファイルの場所に指定されたパス(パス名)が見つかりません。