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EUR 帳票作成 操作ガイド


13.3 数値データのプロパティを設定する

数値データは,次の表に示すプロパティを設定したり,変更したりできます。集計行の場合は,集計行編集モードにしてから,操作してください。それぞれのタブの詳細については,マニュアル「EUR 帳票作成 画面リファレンス」を参照してください。

表13‒5 数値データのプロパティ設定

プロパティの設定

設定するタブ名

項目の見出し名

[データ]タブ※1

前付加文字/後付加文字の設定※1

[表示形式]タブ

ゼロ埋めの桁数

負符号文字の指定

コンマの表示

指数の表示

小数点以下の桁数の指定

「0」,または空データの「-(ハイフン)」表示

アイテムの配置(縦位置,横位置)

[配置]タブ

文字の変更(フォント・スタイル・サイズ・色)

[フォント]タブ

フォントの縦横比の補正

文字の修飾(下線)※3

文字間隔の変更

[文字配置]タブ

文字方向の変更

アイテムの桁数の指定

縮小して全体を表示

ワードラップを行う

アイテムの表示位置の変更

[位置・サイズ]タブ

アイテムのサイズの変更

数値を置き換えて表示

[置き換え表]タブ

出力ページの指定

[出力ページ]タブ※2

注※1

数値データを単一選択したとき,表示されます。集計アイテムの数値データでは表示されません。

注※2

数値データが繰り返し対象でないとき,表示されます。数値データが繰り返し対象のとき,または集計アイテムの数値データであるときは表示されません。

注※3

UNIX版のEURサーバ製品をご利用の場合,文字の修飾(下線)は出力されません。

重要
  • アイテム枠内の桁数を設定するときの注意

    [アイテムのプロパティ]ダイアログの[文字配置]タブで,[桁数を指定]のチェックボックスがオンの場合は,設定されている前付加文字,後付加文字,負符号文字なども桁数に数えられます。

    帳票にアイテムの桁数を設定した場合,入力されるデータの桁数がアイテム枠を超えると,データの入力時にエラーは表示されませんが,印刷時にエラーを表示して中断されます。帳票を定義するときは,入力されるデータの最大桁数を考慮して,アイテムの桁数を設定してください。

  • EUR サーバ帳票出力機能でCSVファイルに出力するときの注意

    小数点文字に何も指定されていない帳票を,プリンタから印刷した場合は,「nnn △ n(△は半角空白)」のように,小数点文字が半角空白に置き換わります。しかし,CSVファイルに出力した場合は,小数点文字の部分を詰めて出力されるため,整数部分と小数部分が区別できません。EUR サーバ帳票出力機能でCSVファイルに出力する場合は,帳票設計時に小数点文字を指定するか,またはEUR サーバ帳票出力機能の環境変数EURPS_CSV_PRINT_PERIODにYESを設定しておくと,小数点文字「.」を挿入して出力できます。環境変数EURPS_CSV_PRINT_PERIODについては,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

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