付録B.3 EUR Server - Adapter,およびEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合の注意
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EUR Server - AdapterまたはEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合,呼び出すプログラムの動作モードに応じて,次のモジュールを使用してください。
- 32ビットプログラムから呼び出すとき
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・Java起動部品(32ビット版),またはSS-Java起動部品(32ビット版)
・コマンド起動部品,またはSS-コマンド起動部品
・COBOL起動部品
- 64ビットプログラムから呼び出すとき
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・Java起動部品(64ビット版),またはSS-Java起動部品(64ビット版)
・コマンド起動部品※,またはSS-コマンド起動部品※
注※ 32ビットモードで動作します。
COBOL起動部品の64ビットモードで動作するモジュールは,Windows環境向けだけ提供しています。UNIX/Linux環境向けには提供していません。
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起動部品の機能を大量に同時に実行すると,OSのリソースの上限を超えて,EURがタイムアウトする場合があります。起動部品の機能の同時実行数は1000以下となるように運用してください。
なお,OSのリソース制限(ulimit)の上限を増やすことで,起動部品の同時実行数の制限を緩和できます。リソース制限の設定については,OSのマニュアルを参照してください。
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EUR Server - AdapterまたはEUR Server - Spool Service Adapterで使用する環境設定ファイルのパスを任意のパスに変更している場合,環境設定ファイルでログの出力先を変更していても,EUR Server - AdapterまたはEUR Sever - Spool Service Adapterの各起動部品の実行時に,次に示すファイルパスの環境設定ファイルが存在すると,そのファイルのLOGFILEキーに従った出力先ディレクトリに一部のログ情報が出力されることがあります。
/var/opt/eur/adapter/EURPMADP.ini
/var/opt/eur/spool-adp/EURPMLSADP.ini
また,上記の場所に環境設定ファイルが存在しない場合は,次に示すディレクトリパスに一部ログ情報が出力されることがあります。
/var/opt/eur/log