付録A.3 EUR Server - Adapter,およびEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合の注意
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ログファイルの出力先ディレクトリがシステムフォルダ(Program FilesまたはProgram Files (x86))以下にある場合で,EUR Server - Adapter,およびEUR Server - Spool Service Adapterを管理者権限で実行しないときは,ログファイルの出力先ディレクトリではなく,リダイレクトフォルダにログファイルが出力されます。
例えば,ログファイルの出力先ディレクトリを変更しないでEUR Server - Adapter,およびEUR Server - Spool Service Adapterをデフォルトディレクトリにインストールした場合,管理者権限で実行しないときは,次のディレクトリにログファイルが出力されます。
C:\Users\<ログインユーザ>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\HITACHI\EUR\Log
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EUR Server - AdapterまたはEUR Server - Spool Service Adapterを使用する場合,呼び出すプログラムの動作モードに応じて,次のモジュールを使用してください。
- 32ビットプログラムから呼び出すとき
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・ActiveX起動部品(32ビット版),またはSS-ActiveX起動部品(32ビット版)
・Java起動部品(32ビット版),またはSS-Java起動部品(32ビット版)
・COBOL起動部品(32ビット版)
・コマンド起動部品,またはSS-コマンド起動部品
- 64ビットプログラムから呼び出すとき
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・ActiveX起動部品(64ビット版),またはSS-ActiveX起動部品(64ビット版)
・Java起動部品(64ビット版),またはSS-Java起動部品(64ビット版)
・COBOL起動部品(64ビット版)
・コマンド起動部品※,またはSS-コマンド起動部品※
注※ 32ビットモードで動作します。
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EUR Server - AdapterまたはEUR Server - Spool Service Adapterで使用する環境設定ファイルのパスを任意のパスに変更している場合,環境設定ファイルでログの出力先を変更していても,EUR Server - AdapterまたはEUR Sever - Spool Service Adapterの各起動部品の実行時に,次に示すファイルパスの環境設定ファイルが存在すると,そのファイルのLOGFILEキーに従った出力先ディレクトリに一部のログ情報が出力されることがあります。
EUR Serverのインストール先ディレクトリ\Adapter\EURPMADP.ini
EUR Serverのインストール先ディレクトリ\Spool Adapter\EURPMLSADP.ini
また,上記の場所に環境設定ファイルが存在しない場合は,次に示すディレクトリパスに一部ログ情報が出力されることがあります。
EUR Serverのインストール先ディレクトリ\Log