8.2 事前準備
スプールサーバを構築する前に,事前に準備しておくことを次に示します。
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マシンの準備(必須)
スプールサーバとして使用するマシンを準備します。
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インストール媒体の準備(必須)
スプールサーバにインストールするEUR Server - Spool Serviceの再配布パッケージを準備します。EUR Server - Spool Serviceの再配布パッケージは,帳票サーバの次に示すディレクトリに格納されています。
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Windows環境の場合
EUR Serverのインストール先ディレクトリ\Component\SpoolServer
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UNIX/Linux環境の場合
/opt/eur/component/spool
また,スプールサーバに帳票管理GUIサービスや業務プログラムを配置する場合は,Web/APサーバやJDKなどの前提製品のインストール媒体も準備します。
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ファイルの準備(必須)
スプールサーバに格納するファイルを準備します。準備方法については,「6. 帳票の出力環境を設定するファイルを準備する」を参照してください。
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業務プログラムの準備(任意)
スプールサーバに業務プログラムを配置する場合,配置する業務プログラムのプログラムファイルを準備します。
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構築で使用するユーザの作成(任意)
必要に応じて,スプールサーバの構築で使用するユーザを作成します。
スプールサーバの構築で使用するユーザには,必ず管理者権限を設定してください。
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インストール先ディレクトリとアクセス権の設定(任意)
必要に応じて,製品をインストールするためのディレクトリを作成します。
作成したディレクトリには,スプールサーバを構築するユーザに対して,必要なアクセス権を設定してください。