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EUR システム構築ガイド(UNIX(R)用)


7.4 必要なファイルのインポート

5. 帳票の出力内容を設定するファイルを準備する」および「6. 帳票の出力環境を設定するファイルを準備する」で準備したファイルのうち,帳票サーバに格納するファイルをインポートします。帳票サーバのロケールに応じたエンコードを設定してインポートしてください。

帳票サーバにインポートするファイルを,次の表に示します。

表7‒3 帳票サーバにインポートするファイル

ファイルの種類

ファイル名

説明

帳票の出力内容を設定するファイル

帳票ファイル(*.fms),画像ファイルなど

必要なファイルをインポートします。

環境設定ファイル

EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)

必ずインポートします。

  • Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)の環境設定ファイル(EURPMCTRL.ini)

  • EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)

  • Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)の環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)※1

  • EUR Server - Adapterの環境設定ファイル(EURPMADP.ini)

  • EUR Server - Spool Service Adapterの環境設定ファイル(EURPMLSADP.ini)

  • 帳票管理GUIの環境設定ファイル(EURPMRSGUI.ini)

  • EUR Print Serviceの環境設定ファイル(EURPS_ENVまたはeurps_env)

必要なファイルをインポートします。

構成定義ファイル

  • 出力先定義ファイル(Destination.conf)

  • 帳票サーバプリンタクラス定義ファイル(PMPrinterClass.conf)

  • 印刷先定義ファイル(PrintDest.conf)

  • 拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)※2

  • 帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)※2

  • ユーザ管理ファイル(userdef.conf)

  • 宛先定義ファイル(addrdef.conf)

EURフォントファイル

*.edf

必要に応じてインポートします。

EUR Application Service動作設定ファイル

euraps.ini

EUR Application Serviceを使用する場合にインポートします。

注※1

帳票サーバがWindows環境の場合,Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)は使用できません。そのため,Spool Service制御コマンドの環境設定ファイル(EURPMLSCTRL.ini)のインポートは不要です。

注※2

帳票サーバがUNIX/Linux環境の場合,EUR Server - Spool Serviceの機能を使用して帳票サーバのプリンタに帳票を出力できません。そのため,次のファイルをインポートしても帳票出力には使用できません。

・拠点プリンタクラス定義ファイル(ServerPrinterClass.conf)

・帳票振り分け定義ファイル(Distribution.conf)

なお,ファイルのインポート後は次の作業を実施してください。