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EUR システム構築ガイド


5.2.2 EnableEUDCサービス動作設定ファイルを作成するには

EnableEUDCサービス動作設定ファイルは,サービス開始/終了時のEnableEUDCの呼び出し種別と,EnableEUDCサービスの出力するログファイルのサイズを設定するためのファイルです。サンプルファイルをデフォルトフォルダに格納しています。

ファイル名および格納先を次に示します。

ファイル名

eureudcsv.ini

格納先

EnableEUDCサービスの実行ファイル(eureudcsv.exe)と同じフォルダです。

デフォルトの格納先は,「インストール先フォルダ¥eudcsv¥bin」です。

〈この項の構成〉

(1) EnableEUDCサービス動作設定ファイルの形式

[LOG]
LOGFILESIZE=値
[OPTION]
STARTMODE=値
STOPMODE=値

(2) EnableEUDCサービス動作設定ファイルのキーワード

LOGFILESIZE

EnableEUDCサービスの出力するログファイルのサイズを指定します。単位はKBで,指定できる値は3,000〜2,000,000です。指定できるファイルサイズの範囲外の値を指定した場合,またはキーワードLOGFILESIZEの指定を省略した場合は,3,000が仮定されます。

STARTMODE

EnableEUDCサービス開始時の動作モードを指定します。指定できる値を次に示します。範囲外,および未指定の場合はデフォルト値「1」が仮定されます。

  • 0:何もしない

  • 1:EnableEUDC(TRUE)を実行する

  • 2:EnableEUDC(FALSE)実行後,EnableEUDC(TRUE)を実行する

  • 3:EnableEUDC(FALSE)を実行する

STOPMODE

EnableEUDCサービス終了時の動作モードを指定します。指定できる値を次に示します。範囲外,および未指定の場合はデフォルト値「0」が仮定されます。

  • 0:何もしない

  • 1:EnableEUDC(FALSE)を実行する