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EUR システム構築ガイド


5.2 帳票サーバに準備するファイル

帳票サーバ(EUR Server Service稼働マシン)に準備するファイルを,次の表に示します。各ファイルの詳細,および起動部品や環境設定ファイルの詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

表5‒1 帳票サーバに準備するファイル

ファイルの種類

拡張子

ファイルの格納先

帳票ファイル

*.fms

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのFORMキーに指定したディレクトリ

画像ファイル

*.bmp

*.jpg

*.jpe

*.jpeg

*.gif

*.tif

*.tiff

*.png

EUR Print Serviceの環境変数EURPS_IMAGEPATHに指定したディレクトリ

プリンタ定義ファイル

なし

EUR Print Serviceの環境変数EURPS_PRINTERINFPATHに指定したディレクトリ※1

文書情報設定ファイル

任意

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDOCINFOキーに指定したディレクトリ

複数様式情報定義ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーに指定したディレクトリ

接続情報ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのDBINFOキーに指定したディレクトリ

新規用紙出力定義ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTNEWPAPERキーに指定したディレクトリ

置き換え表管理情報ファイル

*.csv

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPLACEITEMキーに指定したディレクトリ

置き換え表ファイル

置き換え表管理情報ファイルと同じディレクトリ

Acrobat JavaScript定義ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのSCRIPTCNTキーに指定したディレクトリ

Acrobat JavaScriptファイル

Acrobat JavaScript定義ファイルと同じディレクトリ

ビューアプレファレンス定義ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPREFERENCEキーに指定したディレクトリ

テスト印刷設定ファイル

任意

EUR Print Serviceの環境変数EURPS_TESTPRINTFILEに指定したディレクトリ

印刷日時出力定義ファイル

次のどちらかのディレクトリに格納してください。

  • 起動部品で指定したディレクトリ

  • EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのPRINTDATEキーに指定したディレクトリ

帳票出力定義ファイル

EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのREPORTIDキーに指定したディレクトリ

個人番号接続情報ファイル

EUR Print Serviceの環境変数EURPS_MMS_CONNECT_INFO_FILEに指定したディレクトリ

個人番号フィールド情報ファイル

帳票出力定義ファイルの設定項目MMSLinkFilePath(個人番号フィールド情報ファイルのパス)に指定したディレクトリ

連携プロファイル※2

EUR Print Serviceの環境変数EURPS_MMS_PROFILE_PATHに指定したディレクトリ

個人番号管理サービスのSSL証明書のルート証明書※3

個人番号管理サービスのSSL証明書が信頼された証明書と認識されるように,必要に応じて,ルート証明書を帳票サーバにインポート

EUR Application Service動作設定ファイル

*.ini

EUR Application Serviceの実行ファイルと同じフォルダ

(凡例)

−:ユーザが拡張子(ファイル形式)を意識する必要がないことを示します。

注※1

帳票サーバがUNIX/Linux環境の場合,プリンタ定義ファイルを指定しただけでは印刷できません。稼働するOSでプリンタ定義をする必要があります。UNIX/Linux環境でのプリンタ定義方法については,マニュアル「EUR 帳票出力 機能解説 EUR Server編」を参照してください。

注※2

個人番号管理サービス連携機能※4を使用する場合,個人番号管理サービスから提供される機能を使用して作成します。

注※3

個人番号管理サービス連携機能※4を使用する場合,個人番号管理サービスのSSLサーバ証明書を入手して帳票サーバにインポートします。

注※4

個人番号管理サービスとの連携は,Windows環境だけに対応しています。

〈この節の構成〉