Hitachi

EUR システム設計ガイド(UNIX(R)用)


7.2.2 起動部品,コマンド,環境変数および標準出力の文字集合とエンコーディング

EUR Server Serviceの起動部品・コマンド・環境変数で指定する各種ファイル名,パス,プリンタ名,標準出力などの対応する文字集合とエンコーディングを次の表に説明します。

表7‒2 EUR Server Serviceの起動部品,コマンド,環境変数,および標準出力の対応する文字集合とエンコーディング

種類

対応する文字集合※1

エンコーディング,またはコードページ

Windows

UNIX/Linux

Shift-JIS ※2

EUC ※2

UTF-8 ※2

特定しない ※2

ActiveX起動部品

Shift-JIS

SS-ActiveX起動部品

Shift-JIS

Java起動部品

Shift-JIS

Java起動部品

(データをメモリ入力する場合)

UTF-16

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

Java起動部品

(仕分けまたは分割したEPF形式ファイルをメモリ入力する場合)

Shift-JIS

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

UTF-16(BOMなし)※3

UTF-16(BOMあり)※4

SS-Java起動部品

Shift-JIS

COBOL起動部品

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

コマンド起動部品(eurpmcコマンド)

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

SS-コマンド起動部品(eurpmlscコマンド)

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

Server Service制御コマンド(eurpmctrlコマンド)

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

Spool Service制御コマンド(eurpmlsctrlコマンド)

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

eurpmcepfviewerコマンド

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

BSP-RM連携コマンド(eursmprコマンド)

Shift-JIS

932

環境設定ファイル

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

標準出力

Shift-JIS

932

Shift-JIS

EUC_JP.EUR

UTF8

ASCII

(凡例)

−:該当する項目がないことを示します。

注※1

制御コード(0x00〜0x1F,0x7F〜0x9F),「"」,および「,」は入力できません。

注※2

各OSの言語およびロケール情報によって,EUR Server Serviceの各プログラムが使用するエンコーディングを設定します。

各OSの言語およびロケール情報が,Shift-JIS,EUC,およびUTF-8のどれにも対応しない場合,EUR Server Serviceのエンコーディングを特定しません。そのため,入力データの文字コードの変換ができないので,入力データとして扱えるのは,表7-2に示す範囲のデータとなります。

注※3

OSごとに,次に示すエンディアンに判別されます。

OS

エンディアン

Windows

リトルエンディアン

AIX

ビッグエンディアン

HP-UX

ビッグエンディアン

Linux

リトルエンディアン

注※4

エンディアンは,BOMで自動判別します。