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EUR システム設計ガイド(UNIX(R)用)


4.6.3 PostScript対応プリンタ

次の文字集合の文字を出力できます。なお,プリンタフォントに文字集合が登録されていない場合は,空白に置き換えて出力します。

  1. JISX0201:1997のローマ字,カタカナ

  2. JISX0208:1997

  3. NEC特殊文字のうちJISX0208,JISX0212に含まれない文字

  4. Windows31J-NEC特殊文字のうち,JISX0212に含まれる文字

  5. Windows31J-IBM拡張文字,NEC選定IBM拡張文字のうち,JISX0212に含まれない文字

  6. JISX0212※1

  7. UCS-2の私用領域(U+E000〜U+F8FF)に定義されている6,400字※1

  8. JISX0213:2004※2

注※1

JISX0212のうちWindows31Jに含まれない文字,およびUCS-2の私用領域(U+E000〜U+F8FF)に定義されている6,400字については,EURフォントファイルに文字を登録し,画像として出力します。

EURフォントファイルを使用しない場合は,OSごとに作成した外字を出力することもできます(Linux環境の場合は,全角の空白に置き換えて出力します)。

EURフォントファイルについては,マニュアル「EUR システム構築ガイド」を参照してください。外字の出力については,「4.9 EURで使用できる外字」を参照してください。

注※2

UNIX/Linux環境の場合,日立のJISX0213:2004フォントを搭載したPostScript対応プリンタで出力できます。

JISX0213:2004フォントをプリンタに出力するためには,プリンタ定義ファイルにキーワードGenTextModeの指定が必要です。

プリンタ定義ファイルの設定の詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。