4.7.3 UNIX/Linux環境のプリンタ出力時のフォント
(1) プリンタと対応するフォント
プリンタによって,出力できないフォントがあります。プリンタごとに対応するフォントを次に示します。
フォント |
PostScript対応プリンタ |
ESC/P対応プリンタ |
LIPS対応プリンタ |
---|---|---|---|
欧文フォント(Courier)対応 |
× |
× |
× |
簡体字中国語フォント対応 |
× |
× |
× |
繁体字中国語フォント対応 |
× |
× |
× |
日本語MS932出力(05-06以前の範囲) |
○ |
○ |
○ |
JISX0213:2004対応 |
○※ |
× |
× |
GB18030.2000(中国語)対応 |
× |
× |
× |
(2) 半角全角判定の設定
バージョン05-06の帳票をバージョン05-08以降で開いた場合,フォントごとに半角全角判定が設定されていると,帳票の見た目が異なって表示されることがあります。半角全角判定は,EURPS_USE_05_06_FONT_LANGで設定します。EURPS_USE_05_06_FONT_LANGについては,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
(3) フォントの置き換え結果
EUR 帳票作成機能で設計した帳票を,UNIX/Linux環境のプリンタ(PostScript,LIPSIII,およびESC/P対応プリンタ)に出力する場合は,次に示すフォントに置き換えて出力します。
-
PostScript対応プリンタに出力する場合
次のフォントに置き換えます。
ただし,文字幅計算方法の指定に「動的」を設定して,PostScript対応プリンタに出力した場合は,エラー(KEEU079-E)になります。
フォントの置き換えに必要なプリンタ定義ファイルの設定の詳細については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。
表4‒20 PostScript対応プリンタの帳票フォントに対応する出力フォント 帳票に使用されているフォント
出力時のフォント
MS 明朝
リュウミンL-KL
MS Mincho
HG行書体
HG教科書体
HG明朝B
HG明朝E
MS ゴシック
中ゴシックBBB
MS Gothic
HGゴシックE
HGゴシックM
HG創英角ポップ体
HG創英プレゼンスEB
HG創英角ゴシックUB
-
LIPSIII対応プリンタに出力する場合
次のフォントに置き換えます。
表4‒21 LIPSIII対応プリンタの帳票フォントに対応する出力フォント 帳票に使用されているフォント
出力時のフォント
MS 明朝
Mincho-Medium
MS Mincho
HG行書体
HG教科書体
HG明朝B
HG明朝E
MS ゴシック
Gothic-Medium
MS Gothic
HGゴシックE
HGゴシックM
HG創英角ポップ体
HG創英プレゼンスEB
HG創英角ゴシックUB
-
ESC/P対応プリンタに出力する場合
表4‒22 ESC/P対応プリンタの帳票フォントに対応する出力フォント 帳票に使用されているフォント
出力時のフォント
MS 明朝
明朝
MS Mincho
HG行書体
HG教科書体
HG明朝B
HG明朝E
MS ゴシック
ゴシック
MS Gothic
HGゴシックE
HGゴシックM
HG創英角ポップ体
HG創英プレゼンスEB
HG創英角ゴシックUB