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EUR システム設計ガイド


3.1.2 サーバ環境での帳票の出力

EUR サーバ帳票出力機能で提供されているインターフェースを次に示します。それぞれのインターフェースの設定方法については,マニュアル「EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編」を参照してください。

EUR Print Serviceのインターフェースについては,EUR ServerのV8互換機能として提供しています。詳細については,バージョン8対応のマニュアル「EUR サーバ帳票出力」を参照してください。なお,EUR Print ServiceのActiveX起動部品は,32bitプロセスからの呼び出しだけに対応しています。

〈この項の構成〉

(1) ActiveX

次の2種類のActiveX起動部品を提供しています。

ActiveX起動部品は,VBScript,Visual BasicおよびASP.Netで使用できます。

ActiveX起動部品を利用することで,Webサーバと印刷サーバを分散サーバ構成で構築できます。印刷結果は,EPF形式,PDF形式,およびExcel形式のどれかを選択できるので,利用形態に合わせた配信形式を選択できます。

(2) Java

次の2種類のJava起動部品を提供しています。

Webサーバ側のアプリケーション実行環境(Javaサーブレット,JSP,およびEJB)からJava起動部品を利用することで,サーバ側のアプリケーションを効率良く作成できます。

Java起動部品を利用することで,Webサーバと印刷サーバを分散サーバ構成で構築できます。印刷結果は,EPF形式,PDF形式,およびExcel形式のどれかを選択できますので,利用形態に合わせた配信形式を選択できます。

(3) COBOL

COBOL言語で記述されたプログラムからEUR Server Serviceを起動して帳票を出力できるCOBOL起動部品を提供しています。

(4) コマンド

次に示すコマンドを提供しています。

(5) ファイル監視サービス

帳票出力に使用するファイルを監視フォルダに格納すると,自動的に帳票の印刷やファイル出力ができるファイル監視サービスを提供しています。