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EUR システム設計ガイド


1.1.2 バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷する

EURでは,バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷できます。このとき,クライアントPCでは帳票が自動で印刷されます。

バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するには,次の製品が必要です。

システム構成例を次に示します。

図1‒3 システム構成例(バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷する)

[図データ]

アプリケーションサーバのEUR Server - Adapter,およびクライアントPCのEUR Client Serviceは,コンポーネントを再配布して使用します。

バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するときのデータの流れは,次のようになります。

図1‒4 バッチ処理で拠点のクライアントPCに帳票を送って印刷するときのデータの流れ

[図データ]

  1. EUR DesignerのEUR 帳票作成機能で帳票ファイルを作成し,あらかじめ帳票サーバに転送しておきます。

  2. 業務アプリケーションから,バッチ処理でEUR Server - Adapterを起動します。また,データをCSV形式ファイルに格納し,入力します。

  3. EUR Server - Adapterから帳票サーバのEUR Server Serviceに入力データを転送します。

  4. EUR Server ServiceはEUR Print Serviceを呼び出し,転送されたデータと帳票ファイルを入力します。

  5. EUR Print ServiceがEPF形式ファイルを出力します。

  6. 出力されたEPF形式ファイルは拠点のクライアントPCに転送されます。

  7. 拠点のクライアントPCに接続されたプリンタで帳票が印刷されます。