EUR データベース連携ガイド
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見出し辞書とは,データベースから抽出する表や列に対して,ユーザが付けた表名や列名を登録する辞書のことです。ウィンドウに表示される表名や列名は,通常データベースで定義された名称ですが,見出し辞書を使って表示すると登録した名称で表示できます。登録する表名や列名には,データベースの定義に依存しない業務で使い慣れた名称を使用できるので,表や列を抽出する時に使い慣れた名称で検索できます。
また,見出し辞書を使用した場合,データベースではなく見出し辞書(任意の場所に格納された見出し情報ファイル)にアクセスして,表名や列名を取得するため,データベースへの接続待ち時間を短縮できます。
- <この項の構成>
- (1) 見出し辞書を使用するための設定
(1) 見出し辞書を使用するための設定
見出し辞書機能を使うには,見出し辞書を使用するための設定が必要です。見出し辞書を使用できるようにする設定方法を次に示します。
- [オプション設定]ダイアログの表示
[データベースアクセス定義]ウィンドウの[ツール]メニューから[オプション]を選択します。
[オプション設定]ダイアログが表示されます。
- [見出し辞書]タブの表示
[オプション設定]ダイアログの[見出し辞書]タブを選択します。
![[図データ]](FIGURE/ZU041800.GIF)
- [見出し辞書]の設定
[見出し辞書]タブのチェックボックスをオンにします。
- 見出し辞書の使用方法の選択
見出し辞書だけを使うか,データベースの情報と組み合わせて使うかをコンボボックスで選びます。
- 「見出し辞書の情報を使用する」を選択した場合
見出し辞書に登録した情報だけが表示されます。
- 「見出し辞書とDBの情報を使用する」を選択した場合
見出し辞書に登録した情報とデータベースの情報を組み合わせて表示されます。
- 辞書フォルダ参照先の設定
見出し辞書の参照先は,デフォルトでは次の場所に設定されています。
- 見出し辞書で使用するファイルの格納場所
- EUR Designerの場合
- EUR Designerのインストール先フォルダ\partnerW
- EUR Developerの場合
- EUR Developerのインストール先フォルダ\EUR Designer\partnerW
デフォルトの参照先を変更する場合は,[辞書フォルダ]に変更後の参照先を入力します。
辞書フォルダの設定は,参照先を直接入力する方法と,選択して入力する方法があります。
参照先を選択して入力する場合は,[...]ボタンを押すと[辞書の指定]ダイアログが表示されるので,フォルダを指定します。指定した内容は,[辞書フォルダ]に表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU041900.GIF)
- 注意
- 見出し辞書とDBの情報を組み合わせて表示する場合に,見出し辞書に登録していない表や列があるときは,データベースに定義してある情報だけが表示されます。
- 見出し辞書だけを使う指定(データベースの情報を組み合わせない指定)の場合は,見出し辞書に登録していない表名は,表を選ぶ時に表示されないで使えなくなります。
- 見出し辞書だけを使う指定をすると,接続先に関係なく,見出し辞書に登録されている表がすべて表示されます。
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