setMultiFormInfoDefFileNameメソッド
複数様式情報定義ファイル名を指定します。
形式
public void setMultiFormInfoDefFileName(String newMultiFormInfoDefFileName)
解説
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複数様式で帳票を出力する場合は,setMultiFormInfoDefFileNameメソッドを指定してください。setMultiFormInfoDefFileNameメソッドを省略すると,setReportFileNameメソッドで指定した複数の帳票ファイル,またはsetMultiReportSetFileNameメソッドの帳票セット指定ファイルで指定した帳票ファイルが順に出力されます。
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複数様式情報定義ファイルは,setReportIDメソッドの帳票IDと紐付く帳票出力定義ファイルでも指定できます。setReportIDメソッドを指定した場合は,setMultiFormInfoDefFileNameメソッドを指定しても無効になります。
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EUR Server Serviceの環境設定ファイル(EURPM.ini)で,OPTIONセクションのPATHMODEキーに0(通常モード)を設定している場合,複数様式情報定義ファイル名は,ファイル名だけを指定してください。このとき,指定するファイルは,PATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダに格納しておいてください。
OPTIONセクションのPATHMODEキーに1(フルパスモード)を設定している場合は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。
パスは,setMultiFormInfoDefFilePathメソッドに指定することもできます。setMultiFormInfoDefFilePathメソッドにパスを指定しない場合は,次のことに注意してください。
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フルパスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーには指定が要りません。
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相対パスを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定している起点フォルダ下にあるファイル名を指定してください。
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ファイル名だけを指定する場合
環境設定ファイル(EURPM.ini)のPATHセクションのMULTIキーで設定しているフォルダにあるファイル名を指定してください。
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複数様式情報定義ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
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複数様式情報定義ファイルは,EUR Server Service稼働マシンに配置してください。
引数
newMultiFormInfoDefFileName
複数様式情報定義ファイル名
戻り値
なし