SpoolFileNameプロパティ
スプールデータに格納するファイルのファイル名を指定します。
解説
-
格納ファイル名は,255バイト以内になるように指定してください。そのほか,格納ファイル名を指定するときの規則,および注意については,「付録A.1 ファイル名,およびファイルのパスを指定するときの注意」を参照してください。
-
「%N」を指定すると,00000001から始まる8桁の通し番号を設定できます。
-
SpoolFileNameプロパティを省略した場合は,自動的にファイル名が生成されます。自動的に生成されるファイル名は「ジョブID.epf」※です。
-
複数のスプールデータに同一ファイル名が指定されている場合,スプールデータ取得時に同一パスで取得されると,ファイルが上書きされます。同一パスで取得する可能性のあるファイルは,別の格納ファイル名に指定することをお勧めします。
-
SpoolFileNameプロパティは,PrintPMReportメソッドで印刷方式が蓄積(PrintMode=2)の場合,指定が有効になります。それ以外の場合は,SpoolFileNameプロパティを指定しても無視されます。
- 注※
-
「ジョブID」の形式を次に示します。
E+ESFID+処理実行日時+通番フォルダ番号+通し番号
ESFID(2桁):EURPMLS.iniのキーワードESFIDに指定された値(0〜99)
処理実行日時(17桁):YYYYMMDDhhmmssmmm
通番フォルダ番号(7桁):0000001〜2000000
通し番号(9桁):000000001〜999999999
通番フォルダ番号が2000000を超えた場合は,エラー(KEEY430-S)になります。
通し番号が999999999を超えた場合は,000000003に戻ります。
データ型
String