2.3.1 帳票セットを複数指定した場合の動作
帳票セットを複数指定すると,複数の帳票を一括で出力できます。複数の帳票を一括で出力することを,複数帳票の一括出力といいます。
帳票セットを複数指定した場合,次のように出力されます。
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出力順
指定した帳票ファイルの順に帳票を出力します。
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用紙の向きとサイズ
それぞれ用紙の向きやサイズが異なっていても,定義されている帳票の情報に合わせて出力します。
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ページ番号
連続したページ番号を付けることはできません。
例えば,帳票Aと帳票Bを出力する場合,帳票Aのページ番号がnで終わっても,帳票Bのページ番号はn+1からページ番号を付けることはできません。帳票Bのページ番号も,1から始まります。
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両面印刷で常に表面に出力するページの指定
新規用紙出力定義ファイルで,帳票セットの各帳票ファイルの1ページ目を,常に用紙の表面に出力する対象ページに指定できます。両面印刷する場合,指定した対象ページが常に用紙の表面になるように空白ページが挿入されます。
両面印刷で常に表面に出力するページを指定する方法については,「11.6 両面印刷で常に用紙の表面に出力する対象の帳票ファイルを指定するには」を参照してください。
- ■注意
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複数の帳票セットだけを指定したとき,EUR形式ファイルはプレビューできません。指定できる拡張子は「.eup」です。ただし,複数の帳票セットに加えて,複数様式情報定義ファイルを指定している場合は,EUR形式ファイルをプレビューできます。拡張子は「.euv」および「.eup」が指定できます。