2.1.1 [レポートの構成]タブ
帳票のグリッド,ページ番号など,帳票の属性を設定するタブです。設定した内容は,現在開いている帳票に適用され,帳票の属性としてファイルに保存されます。また,次回設定を変えるまで,前回指定した値が設定されています。
- 〈この項の構成〉
(1) [レポートの構成]タブで設定できる項目
[レポートの構成]タブで設定できる項目を次に示します。
- [グリッド]グループボックス
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グリッドの間隔,原点を設定します。[幅],[高さ],および[原点]は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定されている「使用する単位」で表示されます。テキストボックスには,「使用する単位」と異なる単位で値を指定することもできます。例えば,[オプション]ダイアログの[表示]タブで「使用する単位」に「ミリメートル(mm)」が設定されている場合,[高さ]のテキストボックスに「1in」を入力して[適用]または[OK]ボタンをクリックすると,「25.4mm」の高さで表示されます。
- [幅]グループボックス
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グリッドの横の間隔を設定します。
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[間隔]ラジオボタン
グリッドの横の間隔をmmで指定します。値はテキストボックスに入力します。指定できる値は,1(mm)〜200(mm)です。
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[CPI]ラジオボタン
グリッドの横の間隔をCPIで指定します。値はテキストボックスに入力します。指定できる値は,0.13(CPI)〜24(CPI)です。
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- [高さ]グループボックス
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グリッドの縦の間隔を設定します。
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[間隔]ラジオボタン
グリッドの縦の間隔をmmで指定します。値はテキストボックスに入力します。指定できる値は,1(mm)〜200(mm)です。
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[LPI]ラジオボタン
グリッドの縦の間隔をLPIで指定します。値はテキストボックスに入力します。指定できる値は,0.13(LPI)〜24(LPI)です。
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- [原点]テキストボックス
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グリッドの原点を設定します。原点は,余白(マージン)を除いた左上を基準とします。指定できる値は,0(mm)〜200(mm)です。
- [アイテムをグリッド補正する]チェックボックス
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グリッドに合わせて,アイテムのラバーバンドをきれいに配置できます。デフォルトは,「オン(補正する)」です。補正しない場合は,グリッドの表示に関係なくラバーバンドを配置できるので,微妙に配置するときに便利です。
- [データキャラクタのフォント]リストボックス
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バーコードCODE128以外で使用する,データキャラクタのフォントを選択します。設定できるフォントは,縦書きフォントを除くすべてです。
デフォルトは,「MS P明朝」です。英語ロケール,中国語ロケールのデフォルトは,「MS PMincho」です。
フォントを設定する場合,実行する環境によっては,帳票が正しく印刷されなかったり,表示されなかったりする場合があります。詳細は,マニュアル「EUR 帳票作成 操作ガイド」を参照してください。
バーコードCODE128のデータキャラクタに使用するフォントは,[アイテムのプロパティ]ダイアログの[データキャラクタ]タブで設定します。
- [ページ番号]グループボックス
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帳票に表示,または印刷するページ番号のページ数開始番号,または改ページごとにページ番号を初期化するかどうかを設定します。
- [開始番号]テキストボックス
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ページ番号のページ数開始番号を設定します。設定できる値は,1〜32,767です。初めは,「1」が設定されています。
- [改ページの設定に従う]チェックボックス
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改ページごとにページ番号を開始番号から印刷するかどうかを選択します。選択すると,帳票内に「改ページ(初期化あり)」の指定がある場合,ページ番号を開始番号に初期化します。[形式]のテキストボックスで「$」または「$」を設定している場合,最終ページ番号は,次に改ページするまでのページ数が設定されます。選択しない場合は,帳票内の改ページ初期化の設定に関係なく,ページ番号は初期化しません。初めは,「オン(改ページの設定に従って,ページ番号を初期化する)」が設定されています。
なお,[改ページの設定に従う]のチェックボックスの指定は,[アイテムのプロパティ]ダイアログの[表示形式](ページ番号)タブで,[バージョン2形式]ラジオボタンが指定された時に有効になります。
- [貼付域外の印刷]グループボックス
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貼付域外(余白)にページ番号を付けて印刷するかどうかを,ラジオボタンの[する],[しない]で設定します。貼付域外へのページ番号は,[用紙の設定]ダイアログの[余白]で設定した領域に印刷されます。貼付域外にページ番号を出力する場合は,プリンタのハードマージンに掛からないように,用紙の余白は余裕を持って設定してください。
貼付域外にページ番号を付けるのは,UNIX版 EUR旧製品,およびEUR サーバ帳票出力機能の帳票と共用する場合だけです。ページ番号をアイテムとして貼付域に付けて印刷する場合は,マニュアル「EUR 帳票作成 操作ガイド」を参照してください。
初めは,「(貼付域外に印刷)しない」が設定されています。ラジオボタンの「する」を選択した場合は,[形式]テキストボックスと[位置]リストボックスにページ番号の表示形式と表示位置が設定できます。
なお,貼付域外にページ番号を設定しても帳票(帳票ファイル)には表示されません。印刷プレビューで,設定したページ番号と位置を確認してください。
- [形式]テキストボックス
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ページ番号の表示形式を,任意に設定します。ページ番号を「*」,最終ページ番号を「$」で示して表示形式を指定します。ほかの文字は,固定文字として扱います。「*」と「$」を全角文字で設定すると,全角文字のページ番号で表示できます。初めは,「−*−」が設定されています。
(例)
指定した形式
表示結果
*
ページ番号は半角文字。
1
−*−
ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「−」を付加。
−1−
−*/$−
ページ番号,最終ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「−」を付加。
n/m形式で出力するため,ページ番号と最終ページ番号の間に「/」を指定。
−1/5−
(*)
ページ番号は全角文字。
ページ番号の前後に固定文字「(」「)」を付加。
(1)
- [位置]リストボックス
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ページ番号の印刷位置を選択します。選択できる印刷位置を次に示します。初めは,「中央下」が設定されています。
- [先頭・最終ページの範囲]グループボックス
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アイテムの出力ページを設定する場合の,先頭ページおよび最終ページの定義をラジオボタンで変更できます。
[キーブレイクによる改ページで区切られた範囲]を選択した場合は,キーブレイクによって改ページされたページが先頭ページに,キーブレイクによって改ページされたページの一つ前のページが最終ページになります。
[ページ番号の初期化の指定で区切られた範囲]を選択した場合は,ページ番号が初期化されたページが先頭ページに,ページ番号が初期化されたページの一つ前のページが最終ページになります。
帳票の新規作成時は,[ページ番号の初期化の指定で区切られた範囲]が選択されています。ただし,バージョン08-20以前のEURで設計した帳票を開いた場合は,[キーブレイクによる改ページで区切られた範囲]が選択されています。