1.3.1 JP1/IM - Viewに関する注意事項
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画面でのキー操作は,明示されているショートカットキー以外は動作を保証していません。マウスで操作してください。
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JP1/IM - Managerへの問い合わせ中は,画面が再描画されません。その間に,画面の位置を移動したりほかの画面を重ねたりすると一時的に描画が不正になることがあります。この現象は,JP1/IM - Managerへの問い合わせが完了したときに回復します。
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外字,次に示す文字,および特定の制御コード(以下「表1-1 対象となる制御コード」参照)については,画面表示で文字が化けることや,その文字として処理されないことがあります。
表1‒1 対象となる制御コード コード
値
説明
00
NUL
NULl(ヌル)
01
SOH
Start Of Heading(ヘッダ開始)
02
STX
Start of TeXt(テキスト開始)
03
ETX
End of TeXt(テキスト終了)
04
EOT
End Of Transmission(転送終了)
05
ENQ
ENQuiry(問い合わせ)
06
ACK
ACKnowledge(肯定応答)
07
BEL
BELl(ベル)
08
BS
Back Space(後退)
09
HT
Horizontal Tabulation(水平タブ)
0A
LF
Line Feed(改行)
0B
VT
Vertical Tabulation(垂直タブ)
0C
FF
Form Feed(改ページ)
0D
CR
Carriage Return(復帰)
0E
SO
Shift Out(シフトアウト)
0F
SI
Shift In(シフトイン)
10
DLE
Data Link Escape(伝送制御拡張)
11
DC1
Device Control 1(装置制御1)
12
DC2
Device Control 2(装置制御2)
13
DC3
Device Control 3(装置制御3)
14
DC4
Device Control 4(装置制御4)
15
NAK
Negative AcKnowledge(否定応答)
16
SYN
SYNchronous idle(同期信号)
17
ETB
End of Transmission Block(転送ブロック終了)
18
CAN
CANcel(取消)
19
EM
End of Medium(媒体終端)
1A
SUB
SUBstitute(置換)
1B
ESC
ESCape(拡張)
1C
FS
File Separator(ファイル分離)
1D
GS
Group Separator(グループ分離)
1E
RS
Record Separator(レコード分離)
1F
US
Unit Separator(ユニット分離)
7F
DEL
DELete(削除)
80
PAD
PADding character(埋め込み文字)
81
HOP
High Octet Preset(ハイオクテットプリセット)
82
BPH
Break Permitted Here(分割許可)
83
NBH
No Break Here(分割禁止)
84
IND
INDex(索引)
85
NEL
NExt Line(復帰改行)
86
SSA
Start of Selected Area(選択領域開始)
87
ESA
End of Selected Area(選択領域終了)
88
HTS
Horizontal Tabulation Set(水平タブ)
89
HTJ
Horizontal Tabulation with Justification(調整付水平タブ)
8A
VTS
Vertical Tabulation Set(垂直タブ)
8B
PLD
Partial Line Down(下行)
8C
PLU
Partial Line Up(上行)
8D
RI
Reverse line feed(前ページ)
8E
SS2
Single Shift 2(1文字シフト2)
8F
SS3
Single Shift 3(1文字シフト3)
90
DCS
Device Control String(装置制御文字列)
91
PU1
Private Use 1(私的利用1)
92
PU2
Private Use 2(私的利用2)
93
STS
Set Transmit State(転送状態設定)
94
CCH
Cancel CHaracter(取消文字)
95
MW
Message Waiting(メッセージ待機)
96
SPA
Start of Protected Area(保護領域開始)
97
EPA
End of Protected Area(保護領域終了)
98
SOS
Start Of String(文字列開始)
99
SGCI
Single Graphic Character Introducer(単一図形文字開始)
9A
SCI
Single Character Introducer(単一文字開始)
9B
CSI
Control Sequence Introducer(制御シーケンス開始)
9C
ST
String Terminator(文字列終了)
9D
OSC
Operating System Command(OSコマンド)
9E
PM
Privacy Message(秘密メッセージ)
9F
APC
Application Program Command(APコマンド)
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スタートメニューからJP1/IM - Viewのヘルプを起動した場合,OSの設定によってすでに表示されているWebブラウザーの画面上に,HTMLヘルプが表示されることがあります。
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接続ホスト(JP1/IM - Manager)を再起動するときは,事前にJP1/IM - Viewをログアウトしてください。接続ホストの再起動が完了したら,JP1/IM - Viewでログインしてください。
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まれに,画面を操作したときに,表示が崩れることがあります。このときは操作をやり直すと,表示が回復します。
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[コマンド実行]画面または自動アクションで,出力結果の多いコマンドを実行した場合,次に実行したコマンドの出力結果が遅れることがあります。
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[統合機能メニュー]画面,[コマンド実行]画面,または[アクション結果一覧]画面を[イベントコンソール]画面の手前に表示している状態で,[イベントコンソール]画面のツールバー上のボタンにマウスカーソルを移動しツールチップテキストを表示させると,[統合機能メニュー]画面,[コマンド実行]画面,[アクション結果一覧]画面が[イベントコンソール]画面の背面に移動することがあります。背面に移動された画面を前面に戻す場合には,タスクバーで選択して前面に戻してください。
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次の操作を行うと,コンピュータのCPU使用率が100%になり,応答が返るまでに数分かかる場合があります。
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各設定画面の入力欄に長い文字列を入力し,[Home]キー,または[End]キーを押下する。
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各設定画面の入力欄に長い文字列を入力し,入力欄上でマウスの左ボタンを短い間隔でクリックする。
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イベントコンソールサービスの起動がシステム負荷などの要因で時間がかかり,イベント基盤サービスとイベントコンソールサービスの接続でリトライ回数とリトライ間隔を超過した場合,JP1/IM - Viewを接続した際に過去のイベントが[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページに表示されなくなります。イベントコンソールサービスを再起動し,統合トレースログに「KAVB4754-I イベントコンソールサービスに接続しました」が出力されていることを確認してからJP1/IM - Viewを再起動してください。
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JP1/IM - Viewは,JISコード第3水準および第4水準の文字はサポートしていません。JP1/IM - View上でこれらの文字を使用した場合は,文字化けが発生して正しく動作しないおそれがあります。
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JP1/IM - Viewでは,画面で入力した文字列がUTF-8に変換されるため,全角文字は3バイトまたは4バイトに換算されます。上記を考慮して全角文字を入力してください。
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JP1/IM - View で設定する定義に環境依存文字を使用すると,定義に文字化けが発生することがあるため,使用しないでください。
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ご使用の環境によっては,ボタン,メニューなど画面が正しく描画されない場合があります。この場合は,次の操作をしてください。
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画面サイズを変更してください。
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最小化した後,元のサイズに戻してください。
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ウィンドウをいったん閉じて,再度開いてください。
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JP1/IM - Viewを終了(ログアウト)して,再度ログインしてください。
JP1/IM - Viewが操作不能になった場合は,タスクマネージャの[アプリケーション]タブまたは[プロセス]タブから起動中の次のビューアーを終了させ,再起動してください。
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「JP1 Central Console」
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「JP1 Central Scope」または「Tree View」
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「JP1 Configuration」
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「JP1 Rule Operation」
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タスクバーにJP1/IM - Viewのタスクバーボタンが存在する状態で,JP1/IM - Viewの画面が次の理由により,表示されない場合があります。
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仮想画面構成※によって,JP1/IM - View が表示されていない画面領域を表示した状態で,JP1/IM - Viewを終了する。
注※ メモリ上にディスプレイ画面以上のデスクトップを持ち,分割したそれぞれの領域を仮想的に一つのデスクトップとして表示することで,複数のデスクトップ画面を切り替えて使用できる構成。仮想デスクトップともいう。
画面が表示されなくなった場合は,[Alt]キーと[Tab]キーの同時押下によってJP1/IM - Viewを選択した後,次のどれかの方法で回復してください。
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タスクバーで「重ねて表示」を選択し,すべてのウィンドウを重ねて表示します。その後にJP1/IM - Viewやその他のウィンドウの表示位置およびサイズを変更します。
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タスクバーで「上下に並べて表示」を選択し,すべてのウィンドウを上下に並べて表示します。その後にJP1/IM - Viewやその他のウィンドウの表示位置およびサイズを変更します。
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タスクバーで「左右に並べて表示」を選択し,すべてのウィンドウを左右に並べて表示します。その後にJP1/IM - Viewやその他のウィンドウの表示位置およびサイズを変更します。
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JP1/IM - Viewのコンテキストメニューから「移動」を選択し,カーソルキーを押下します。表示されたウィンドウ(またはそのウィンドウの枠)の位置が確定したら,リターンキーを押下し表示位置を決定します。
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JP1/IM - Viewのコンテキストメニューから「最大化」を選択し,ウィンドウを最大化した状態でいったんログアウトし,再びログインした後でウィンドウの表示位置およびサイズを変更します。
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ユーザーの簡易切り替え機能を使用して,複数のユーザーでJP1/IM - Viewを同時に実行することはできません。
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統合機能メニューから他製品のWWWページをWWWページ呼出し定義ファイル経由で呼び出す場合,セキュリティのため,違うゾーンのWWWページは,別のウィンドウで開く場合があります。別のウィンドウで開かないようにするには,以下の設定を行ってください。
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Internet Explorerの[インターネットオプション]−[セキュリティ]タブを開き,信頼済みサイトにWWWページ呼出し定義ファイルに記載したURLを登録してください。
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信頼済みサイトのゾーン設定で保護モードを無効(デフォルト)にしてください。
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JP1/IM - Viewは,JP1/IM - ViewのDLL,およびOS標準のDLLを使用して動作させることを前提としています。JP1/IM - Viewのプロセス内に他の製品がDLLを挿入(DLLインジェクション)する環境においては,JP1/IM - Viewの動作に影響を与えるため,挙動が不安定となる場合や起動できない場合があります。このような環境での問題の調査の一部として,他の製品の影響では無いことを確認するために,お客様に他の製品がインストールされていない環境での再現をお願いする場合がございます。他の製品の影響では無いことが確認できない場合,通常のサポートサービスを提供できない場合があります。
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デスクトップテーマや配色を変更する場合,起動しているJP1/IM - Viewを閉じてから操作してください。
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使用するデスクトップテーマや配色によっては,画面が見づらくなる場合があります。
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デスクトップテーマや配色によっては一部の非活性の表示項目が活性の場合と同じように表示されることがありますが,このような場合でも該当する表示項目を操作することはできません。
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DPIスケールの設定で,画面に表示する文字のサイズは,100%(96 DPI)にしてください。
100%(96 DPI)でない場合,画面が正しく表示されないことがあります。
DPIスケールを大きくした場合,JP1/IM - Viewの画面でラベルが「...」となり,表示できない場合があります。なお,本設定はOSの設定のため,OSのバージョンにより,一部設定値の表現が異なることがあります。
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本製品は,デスクトップインタフェースのInternet Explorerのみに対応しています。ModernインタフェースのInternet Explorerには未対応です。
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JP1/IM - Viewを使用するために必要な画面の最小解像度は,1024×768ピクセルです。画面の解像度が1024×768ピクセルより小さい場合,JP1/IM - Viewの画面をすべて表示することができません。なお,最小解像度にタスクバーの幅は含まれておりません。
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WindowsのUAC(ユーザーアカウント制御)機能が有効な場合,管理者ユーザーおよび標準ユーザーで起動したJP1/IM - Viewから表示イベント保存を実行すると,UACの機能により,保存ファイルがユーザーごとの仮想フォルダにリダイレクトされ保存されます。保存先フォルダは以下の通りです。
- %ProgramFiles%以下の場合
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%LocalAppData%\VirtualStore\Program Files
(デフォルトは,システムドライブ:\Users\<OSユーザー名>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files)
- %WINDIR%以下の場合
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%LocalAppData%\VirtualStore\Windows
(デフォルトは,システムドライブ:\Users\<OSユーザー名>\AppData\Local\VirtualStore\Windows)
また,表示イベント保存の際に応答メッセージ(KAVB0321-Q,KAVB0322-Q)中に含まれるファイル名のパスはリダイレクトされる前のパスが表示されます。
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[ビジュアル監視]画面上のアイコンについて
[ビジュアル監視]画面上のアイコンが監視ツリー上の監視ノードに関連付けられているため,[ビジュアル監視]画面を作成したときに使用した監視ツリーと異なる監視ツリーをセントラルスコープで更新した場合,[ビジュアル監視]画面に表示されているアイコンがユーザーの意図した監視ノードに関連付けられていないことがあります。
その場合には,セントラルスコープ上の監視ツリーを取得し,[ビジュアル監視]画面で編集しなおしてください。
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メニューを表示している状態で,他の画面にフォーカスを移動したり,メニューを表示しているウィンドウのタイトルバーをクリックしたりしても,メニューが非表示になりません。