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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


5.1.9 エスケープ文字

〈この項の構成〉

(1) エスケープ文字の種類

echoコマンドとprintコマンドでは,次の表に示す文字をエスケープ文字として解釈します。

エスケープ文字

意味

echoコマンド

printコマンド

\a

アラート文字(ベル)

○

○

\b

バックスペース文字

○

○

\c

行末の改行を抑止する(\cの後ろに指定した文字は出力されない)

○

○

\f

フォームフィード文字(改ページ)

○

○

\n

改行文字

○

○

\r

復帰文字

○

○

\t

タブ文字

○

○

\v

垂直タブ文字

○

○

\0nnn※1

1〜3桁の8進数で表されたASCIIコードの文字(0〜7)

○

○

\xnn※2

1〜2桁の16進数で表されたASCIIコードの文字(0〜9,a〜f,A〜F)

○

×

\\

1つのバックスラッシュ文字

○

○

(凡例)

○:指定できます。

×:指定できません。

注※1

指定したASCIIコード文字が1桁または2桁の場合,前に0を付けて3桁で指定しても,同じ意味として解釈されます。例えば,次の3つの指定は同じ意味として解釈され,アラート文字(ベル)が3回出力されます。

echo -e "\07"

echo -e "\007"

echo -e "\0007"

注※2

環境設定パラメーターESCAPE_SEQ_ECHO_HEXにYESを指定した場合だけ有効になります。ESCAPE_SEQ_ECHO_HEXパラメーターについては,「7. 環境ファイルで設定するパラメーター」の「ESCAPE_SEQ_ECHO_HEXパラメーター(16進数表記のASCIIコード文字をエスケープ文字として解釈するかを定義する)」を参照してください。

指定したASCIIコード文字が1桁の場合,前に0を付けて2桁で指定しても,同じ意味として解釈されます。例えば,次の2つの指定は同じ意味として解釈され,改行文字が2回出力されます。

echo -e "\xA"

echo -e "\x0A"

(2) echoコマンドに-eオプションと-Eオプションを指定しなかった場合の解釈

echoコマンドに-eオプション(エスケープ文字を解釈する)も-Eオプション(エスケープ文字を解釈しない)も指定しなかった場合,エスケープ文字の解釈は環境設定パラメーターESCAPE_SEQ_ECHO_DEFAULTの定義に従います。ESCAPE_SEQ_ECHO_DEFAULTパラメーターについては,「7. 環境ファイルで設定するパラメーター」の「ESCAPE_SEQ_ECHO_DEFAULTパラメーター(エスケープ文字関連のオプション省略時のechoコマンドの動作を定義する)」を参照してください。