16.11.2 エクスポートを実行する
条件を指定してエクスポートを実行します。エクスポートの条件は、あらかじめ作成しておく必要があります。
条件を指定してエクスポートを実行する手順を次に示します。
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必要に応じて検索条件を指定して、[検索]ボタンをクリックする。
条件に一致するエクスポートの条件が検索されます。
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目的の条件名のラジオボタンを選択状態にして、[実行]ボタンをクリックする。
エクスポートを実行する画面に切り換わります。
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必要に応じて、「絞込条件」を指定する。
出力件数を絞り込む場合は、「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。
「絞込条件」の項目は、選択している資産種別によって異なります。
[条件設定]ダイアログでの指定方法は、「16.11.2(1) 絞り込み条件の設定」を参照してください。
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[エクスポート]ボタンをクリックする。
エクスポートが実行されます。
- 〈この項の構成〉
(1) 絞り込み条件の設定
「出力項目」に指定した情報の出力件数を、管理している部署などで絞り込む場合に条件を設定します。絞り込みの条件は、「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。
[条件設定]ダイアログでの条件の指定方法を次に示します。
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絞り込み条件として指定できる項目が一覧で表示されます。例えば、特定の部署の情報だけを出力したい場合は、部署名を指定します。
[決定]ボタンをクリックすると、指定した条件が有効になります。
[決定]ボタンをクリックする前に[閉じる]ボタンをクリックすると、指定した条件はクリアされるので、絞り込みの条件を確認しながら条件を調整する場合は、ダイアログを表示したままエクスポートしてください。
(2) 出力されるCSVファイルの形式
エクスポートで出力されるCSVファイルの形式を次の図に示します。
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1台のPCに複数のIPアドレスが割り当てられている場合など、同一の資産に対して複数の情報が登録されている場合、複数行で出力されます。
出力項目の制限によって出力内容が重複する場合でも、重複行は削除されません。
出力されたCSVファイルを加工してAsset Consoleに登録するCSVファイルを編集する場合、Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと、コード、IDなど先頭に0が付く数値は、先頭の0が自動的に削除されてしまうため、元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため、Microsoft Excelを使用するときは、「テキストファイルのインポート」機能を使用して、列のデータ形式を「文字列」に設定したあと、ファイルを読み込んで編集してください。