7.6 仮想ディレクトリの設定
Microsoft Internet Information Servicesに、Asset Consoleの仮想ディレクトリを設定します。Asset Consoleのインストール時にMicrosoft Internet Information Servicesに設定される「既定のWebサイト」以外にも、Webサイトを指定できます。また、アプリケーションプールも作成および変更できます。
Asset Consoleの仮想ディレクトリの変更、およびアプリケーションプールの作成・変更を実施する手順を次に示します。
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[スタート]ボタンをクリックして[プログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Asset Console]をポイントし、次に[セットアップ]を選択する。
[セットアップ]ダイアログが表示されます。
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「仮想ディレクトリの設定」のアイコンをクリックする。
次の図に示す[仮想ディレクトリの設定]ダイアログが表示されます。
図7‒9 [仮想ディレクトリの設定]ダイアログ -
[仮想ディレクトリの設定]ダイアログで、必要な情報を設定する。
各項目について説明します。
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「Webサイト」
資産管理サーバの仮想ディレクトリを登録するWebサイトを指定します。プルダウンメニューからWebサイトを選択してください。デフォルトでは、Asset Consoleの仮想ディレクトリが表示されているWebサイトが指定されています。仮想ディレクトリが登録されていない場合は、「既定のWebサイト」が指定されます。ただし、Webサイトが登録されていない場合は、空白が指定されます。
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「アプリケーションプール」
資産管理サーバの仮想ディレクトリと関連づけるアプリケーションプールを指定します。コンボボックスからアプリケーションプールを選択してください。新しくアプリケーションプールを作成する場合は、入力領域にアプリケーションプールの名前を入力してください。指定できる値は、1〜255バイトの文字です。ただし、「/」、「\」、「=」、「:」および「,」は指定できません。デフォルトでは、Asset Consoleの仮想ディレクトリと関連づけられているアプリケーションプールが表示されます。
なお、インターネットインフォメーションサービスマネージャで、「=」、「:」および「,」を含んだ名称のアプリケーションプールを登録していた場合、コンボボックスには表示されません。
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[OK]ボタンをクリックする。
指定した内容で、仮想ディレクトリの変更およびアプリケーションプールの作成・変更が実行されます。完了すると、仮想ディレクトリの設定が完了したことを示すメッセージが表示されます。
ここで作成したアプリケーションプールは、Microsoft Internet Information Servicesから作成した場合と同じ内容です。そのため、Microsoft Internet Information Servicesから再作成する必要はありません。
アプリケーションプールの作成時に実行される内容については、「7.8.1(3) アプリケーションプールの作成」を参照してください。
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[OK]ボタンをクリックする。
[仮想ディレクトリの設定]ダイアログが閉じます。