7.3.2 データベース情報の設定
「データベース情報」では、資産管理データベースに接続するためのログインIDやサービス名などを設定します。
「データベース情報」で設定する項目を次に示します。
(1) ログインID
「ログインID」では、データベース接続ユーザのログインIDを設定します。データベースの作成方法については、「7.4 資産管理データベースの作成」を参照してください。
また、[パスワード設定]ダイアログでパスワードを設定します。
この項目は必ず設定してください。
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指定できる値
「ログインID」およびパスワードには、1〜8バイトの文字を指定してください。デフォルトは、「ログインID」およびパスワードのどちらも「admin」です。
「ログインID」およびパスワードに指定する値には、次に示す文字以外は指定できません。
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半角英字(A〜Z、a〜z)
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半角数字(0〜9)
また、先頭の文字には、必ず半角英字を指定してください。
「ログインID」に「ALL」、「MASTER」、「PUBLIC」は指定しないでください(大文字小文字は区別しません)。
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ここで設定した値は、次に示すダイアログの「接続ユーザID」に反映されます。ただし、資産管理データベースの新規作成後に値を変更した場合は、データソースを再作成してください。
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データベースの基本設定のダイアログ
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データソースを作成するダイアログ
(2) サービス名
「サービス名」では、資産管理用のサービス名を設定します。
この項目は、必ず設定してください。
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指定できる値
1〜32バイトの半角英数字および記号です。デフォルトは「ASSET_DB_SERVICE_NAME」です。
「サービス名」に指定する値には、「!」、「(」、「)」、「*」、「,」、「;」、「=」、「?」、「@」、「[」、「]」、「{」、「}」、および半角スペースは指定できません。
ここで設定した値は、次に示すダイアログの「ODBCデータソース名」に反映されます。ただし、資産管理データベースの新規作成後に値を変更した場合は、データソースを再作成してください。
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データベースの基本設定のダイアログ
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データソースを作成するダイアログ
(3) 同時接続コネクション数
「同時接続コネクション数」では、データベースに同時に接続するコネクション数を設定します。
なお、この項目は設定を省略できます。
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指定できる値
1〜64です。デフォルトは20です。この項目では、「データベース情報」の「検索用接続コネクション数」よりも大きい値を指定してください。