6.1.2 関連プログラム
前提プログラムで示した連携製品以外に、資産管理システムの運用時に連携できるプログラムを次に示します。
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JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleと同じバージョンのJP1/IT Desktop Management 2と連携できます。
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JP1/IM - Manager 10-00以降と連携できます。
JP1/IM - Managerは、企業情報システム全体を統合管理する製品です。
システムをさまざまな角度で運用管理するJP1シリーズと連携し、システムで発生した事象をJP1イベントによって一元管理します。また、問題が発生すると迅速に管理者へ通知するとともに、問題個所を把握し調査を行うための運用操作の基盤を提供します。
Asset Consoleでは、JP1/IM - Managerで管理するJP1イベントの情報を共有して、資産管理システムで発生した事象を管理できます。
JP1/IM - Managerの機能概要については、マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」を参照してください。
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JP1/Base 10-00以降またはJob Management Partner 1/Base 10-01以降と連携できます。
JP1/Baseは、JP1/IM - Managerの基盤となる機能を提供している製品です。
JP1/Baseの機能を利用することで、システムで何らかの事象が発生したときに通知される事象(JP1イベント)を管理したり、ほかのホストとJP1イベントを送受信したりできます。
Asset Consoleは、JP1/Baseの機能を利用して、JP1/IM - Managerで管理するJP1イベントを送受信します。
JP1/Baseの機能については、マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
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JP1/Integrated Management - Service Support 10-10以降またはJP1/Service Support 11-00以降と連携できます。
JP1/Service Supportは、問い合わせやシステム障害など、解決が必要な案件が発生した場合に、速やかに案件の内容を調査して対処するための機能を提供しています。
Asset Consoleと連携することで、JP1/Service Supportの画面から、案件に該当する機器の情報を参照できます。
JP1/Service Supportの機能については、マニュアル「JP1/Service Support 構築・運用ガイド」を参照してください。