14.20.5 FILE_PROPERTIES(ファイルアクセス権の復元の指定)
FILE_PROPERTIESタグでは、リモートインストールしたファイルまたはディレクトリのアクセス権を復元するかどうかを指定します。このタグは、dcmpackコマンドで使用します。
指定できるパラメタ、およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
パラメタ |
内容 |
コマンドの引数 |
---|---|---|
ファイルアクセス権の復元 |
/qYまたは/qN |
(1) 形式
FILE_PROPERTIES{ permission=ファイルアクセス権の復元 }
(2) 説明
-
permission=ファイルアクセス権の復元
インストールしたファイルまたはディレクトリのアクセス権を復元するかどうかを次のどちらかで指定します。
-
S
パッケージング元のアクセス権がインストール先に復元されます。
-
T
アクセス権を復元しません。インストール先ディレクトリのアクセス権に合わせてファイルが作成されます。
コマンドの引数で指定する場合は、「/q」の直後に「Y」または「N」を指定します。デフォルトは「Y」(復元する)です。UNIXのコンピュータへ配布する場合は、「N」(復元しない)を指定してください。
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