7.2.2 [パッケージング情報]パネル
パッケージの名称、保管先キャビネットなど、パッケージの基本的な情報を設定します。
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(1) パッケージ情報
パッケージを識別するための情報を設定します。パッケージ識別ID、バージョン/リビジョン、および世代番号が既存のパッケージとすべて同じにならないように指定してください。
- ヒント
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パッケージ名は識別しやすい名称で重複しないように作成することを推奨します。
パッケージ種別が「日立プログラムプロダクト」または「他社ソフトウェア」の場合、パッケージ名、パッケージ識別ID、バージョン/リビジョン、および世代番号には値が表示され、原則として変更できません。値が表示されていない場合は「ユーザプログラム、データ」として扱われます。
- パッケージ名(必ず設定)
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パッケージ種別が「ユーザプログラム、データ」の場合に、パッケージングするユーザプログラム、データの名前を設定します。半角50文字(全角で25文字)までのパッケージ名が設定できます。「\」は使用できません。
また、パッケージ種別が「日立プログラムプロダクト」の場合、表示されるパッケージ名を変更できます。エンドユーザから見て区別しやすい名称に変更するなどの工夫ができます。
UNIX版のJP1/IT Desktop Management 2 - Agentの用語ではプログラム名に相当します。
- パッケージ識別ID(必ず設定)
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パッケージ種別が「ユーザプログラム、データ」の場合、パッケージのIDを設定します。1〜44文字の半角英数字(英字は大文字だけ)、「-」(ハイフン)、または「_」(アンダーバー)で指定してください。
UNIX版のJP1/IT Desktop Management 2 - Agentの用語では資源名に相当します。
パッケージ識別IDの先頭には次の文字列を指定しないでください。
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「DPT-」
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「SPC-」
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- バージョン/リビジョン(必ず設定)
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パッケージ種別が「ユーザプログラム、データ」の場合、パッケージのバージョン・リビジョンを、6けたまでの英数字(英字は大文字だけ)または「/」(スラッシュ)で設定します。
- 世代番号
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パッケージ種別が「ユーザプログラム、データ」の場合、バージョン/リビジョンのほかに、世代番号を付けることができます。4けたまでの英数字(英字は大文字だけ)で設定してください。世代番号によって、同一のバージョン/リビジョンを区分できます。
(2) パッケージ種別(必ず設定)
パッケージングするソフトウェアの種類を選択します。パッケージングするソフトウェアが「日立プログラムプロダクト」または「他社ソフトウェア」のときは、自動的にその項目が選択されます。それ以外の場合は、「ユーザプログラム、データ」として扱われます。
(3) パッケージ保管先キャビネット
パッケージを保管するキャビネットを設定します。一度作成したキャビネットはパッケージャからは削除できません。
- キャビネット名
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キャビネット名をユニークに設定します。半角32文字(全角で16文字)までのキャビネット名が設定できます。「\」、「/」、「*」、「"」、「:」、「;」、およびスペースは使用できません。
すでにあるキャビネット名をプルダウン形式の一覧から選択することもできます。
- キャビネット識別ID(必ず設定)
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キャビネットごとにユニークなIDを、2文字の半角英数字(英字は大文字だけ)で指定します。キャビネット名を新規に設定した場合は、必ず指定してください。既存のキャビネットを選択したときは、対応するキャビネット識別IDが表示されます。
JP1/IT Desktop Management 2は、このIDを基にキャビネットを識別します。UNIX版のJP1/IT Desktop Management 2 - Agentの用語では資源のグループ名に相当します。なお、Windows用のキャビネット識別IDとUNIX用のキャビネット識別ID(資源のグループ名)には、同じIDを指定できます。この場合、同じキャビネット識別IDでも、別のキャビネットとして扱われます。