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JP1 Version 13 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


4.1 ユーザーアカウントを追加する手順

設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面で、ユーザーアカウントを追加できます。付与する権限によって、利用できる機能が異なります。適切な権限を付与してください。

なお、ユーザーアカウントを追加するには、ユーザーアカウント管理権限が必要です。

重要

JP1認証の場合、設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面で追加したユーザーアカウントは、ログインアカウントとして使用できません。ただし、イベントやダイジェストレポートなどの通知先として使用することはできます。 JP1認証の場合にログインアカウントを追加したいときは、JP1/Baseの認証サーバでJP1ユーザーを追加してください。

ユーザーアカウントを追加するには:

  1. 設定画面を表示します。

  2. メニューエリアで[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]を選択します。

  3. インフォメーションエリアで[追加]ボタンをクリックします。

  4. 表示される[ユーザーアカウントの追加]ダイアログでユーザーアカウントの情報を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

    注※

    ITDM2認証の場合:

    ここで指定したパスワードは初期パスワードです。ユーザーアカウントの登録が完了したあとの最初のログイン時に、パスワードの変更が要求されます。追加したユーザーアカウントの利用者に、パスワードを変更するように連絡してください。

    IDaaS連携を使用する場合:

    IDプロバイダーに登録されているユーザーを、ITDM2の操作を許可するユーザーとして登録してください。

    ITDM2のユーザーIDとIDプロバイダーに登録するユーザー名は、大文字・小文字を同じにする必要があります。

    IDプロバイダーで認証済みでかつITDM2に登録済みのユーザーだけがITDM2にログインできます。

    IDプロバイダーに登録するユーザー名は、64文字以内で半角英数字および半角記号を使用してください。

    ユーザーアカウントの追加画面またはユーザーアカウントの編集画面で設定したパスワードはITDM2のログイン時の認証には使用されません。IDaaS連携からITDM2認証に変更した場合の初期パスワードとして使用されます。

    IDプロバイダーで登録したメールアドレスはITDM2では使用しません。ITDM2で管理者へのメール通知機能を使用する場合は、ITDM2ユーザーアカウントにメールアドレスを設定してください。

    権限と業務分掌の指定については、「1.3.1 ユーザーアカウントの設定内容を検討する流れ」を参照してください。

ユーザーアカウントが追加され、ユーザーアカウントの一覧に表示されます。

重要

次の条件の場合に、実際にはアカウントの追加をしていなくてもアカウントが削除されて、追加されたというイベントが出力されます。

  • アップグレードしたDBを使用する。

  • アップグレード前にセキュリティ情報が取得済みである。

  • アップグレード後,初回のセキュリティ情報の更新である。

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