付録G.1 サービス連携オブジェクト監視定義ファイル
サービス連携オブジェクト監視定義ファイルは，［オブジェクト監視定義］画面またはオブジェクト監視定義を選択した［ホーム］画面の［エクスポート］ボタンをクリックするとダウンロードできるファイルです。また，［オブジェクト監視定義］画面の［インポート］ボタンをクリックしてサービス連携オブジェクト監視定義ファイルを指定するとJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsにサービス連携オブジェクト監視情報をインポートできます。
サービス連携オブジェクト監視定義ファイルの詳細は次のとおりです。
(1) デフォルトのサービス連携オブジェクト監視定義ファイル名
- ［オブジェクト監視定義］画面でエクスポートした場合
-
slobjmondefExport.txt
- オブジェクト監視定義を選択した［ホーム］画面でエクスポートした場合
-
entered_slobjmondefExport.txt
(2) サービス連携オブジェクト監視定義ファイルの形式
{
"comment": "説明",
"jp1resource": "JP1資源グループ名",
"productVersion": "製品バージョン情報",
"definitionKind": OBJECTMONITORINGINFO,
"callKind": "クラウドサービス呼び出し種別",
"schemaVersion": "定義スキーマバージョン",
"ev": {
"cli": {
"commandLine": "実行時のコマンドライン",
"envValue": [
{
"name": "環境変数名",
"value": "環境変数値"
},...
]
},
"monitoringInfo": {
"objectInfo": {
"name": "オブジェクト名に使用する変数名",
"value": "オブジェクト名に指定する値"
},
"updateInfo": [
{
"name": "更新監視対象項目に使用する変数名",
"value": "更新監視対象項目に指定する値"
},...
]
},
"abendInfo": {
"condition": "異常終了判定条件の関係演算子",
"value": 異常終了判定条件の値,
"abendStopMonitoringInfo":{
"returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値
"abendExecResultOutput": {
"cliCommandLine": CLIコマンドラインの出力要否,
"cliStdOut": CLIコマンド標準出力の出力要否,
"cliStdErr": CLIコマンド標準エラー出力の出力要否
}
"logFileOut": {
"cliStdOut": CLIコマンド標準出力の出力要否
}
}
},
"traceInfo": {
"logFileOut": {
"cliCommandLine": CLIコマンドラインの出力要否,
"cliStdErr": CLIコマンド標準エラー出力の出力要否
}
}
},
"passingInfo": [
{
"name": 引き継ぎ情報名,
"value": 引き継ぎ情報に設定する値
},...
],
"parameters": [
{
"name": "変数名",
"type": "変数の解決種別",
"gui": {
"fieldName": "ラベル名",
"controlType": "textBox"
"textBoxSettings": {
"lengthChar": 文字列長,
"invalidChar": "入力禁止文字"
}
},
"exec": {
"type": "env",
"value": "変数の値"
}
},...
]
}- （凡例）
-
...：直前の「{」と「}」で囲まれた項目の繰り返し
(3) サービス連携オブジェクト監視定義ファイルの項目
サービス連携オブジェクト監視定義ファイルの各項目の詳細を次の表に示します。
|
項目 |
説明 |
||||
|---|---|---|---|---|---|
|
comment |
サービス連携オブジェクト監視定義情報の説明です。 |
||||
|
jp1resource |
サービス連携オブジェクト監視定義情報のJP1資源グループです。 |
||||
|
productVersion |
JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsのバージョン情報です。 |
||||
|
definitionKind |
「OBJECTMONITORINGINFO」固定です。 |
||||
|
callKind |
クラウドサービスの呼び出し種別です。 |
||||
|
schemaVersion |
サービス連携オブジェクト監視定義のスキーマバージョンです。 |
||||
|
ev |
cli |
commandLine |
サービス連携オブジェクト監視処理時に実行するコマンドラインです。 |
||
|
envValue |
name |
サービス連携オブジェクト監視処理時の環境変数名です。 |
|||
|
value |
サービス連携オブジェクト監視処理時の環境変数の値です。 |
||||
|
monitoringInfo |
objectInfo |
name |
オブジェクト名に使用する変数名です。「?CSAONAME?」固定です。 |
||
|
value |
オブジェクト名に指定する値です。 |
||||
|
updateInfo |
name |
更新監視対象項目の指定値を格納する変数名です。「?CSAOINFO1?」〜「?CSAOINFO3?」固定です。 |
|||
|
value |
更新監視対象項目に指定する値です。 |
||||
|
abendInfo |
condition |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了判定条件の関係演算子です。 |
|||
|
value |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了判定条件の値です。 |
||||
|
abendStopMonitoringInfo |
returnValue |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了時のジョブの戻り値です。 |
|||
|
abendExecResultOutput |
cliCommandLine |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了時のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
|||
|
cliStdOut |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了時のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
||||
|
cliStdErr |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了時のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
||||
|
logFileOut |
cliStdOut |
サービス連携オブジェクト監視処理時の異常終了時のログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
|
traceInfo |
logFileOut |
cliCommandLine |
サービス連携オブジェクト監視処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
||
|
cliStdErr |
サービス連携オブジェクト監視処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
||||
|
passingInfo |
name |
サービス連携オブジェクト監視ジョブの引き継ぎ情報名です。 |
|||
|
value |
サービス連携オブジェクト監視ジョブの引き継ぎ情報に設定する値です。 |
||||
|
parameters |
name |
変数定義の変数名です。 |
|||
|
type |
変数の解決種別です。次のどちらかの値です。
|
||||
|
gui |
fieldName |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の，入力フィールドのラベル名です。 |
|||
|
controlType |
「"textBox"」固定です。 |
||||
|
textBoxSettings |
lengthChar |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の，テキストボックスの文字列長です。 |
|||
|
invalidChar |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の，テキストボックスの入力禁止文字です。 |
||||
|
exec |
type |
「"env"」固定です。 |
|||
|
value |
ジョブの実行時に解決する場合の変数の値です。 |
||||