付録F.2 実行定義ファイル
実行定義ファイルは,[実行定義]画面または実行定義を選択した[ホーム]画面の[エクスポート]ボタンをクリックするとダウンロードできるファイルです。また,[実行定義]画面の[インポート]ボタンをクリックして実行定義ファイルを指定するとJP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsにサービス連携実行情報をインポートできます。
実行定義ファイルの詳細は次のとおりです。
(1) デフォルトの実行定義ファイル名
- [実行定義]画面でエクスポートした場合
-
slexecdefExport.txt
- 実行定義を選択した[ホーム]画面でエクスポートした場合
-
entered_slexecdefExport.txt
(2) 実行定義ファイルの形式
{ "name":"実行情報定義名", "comment": "説明", "jp1resource": "JP1資源グループ名", "productVersion": "製品バージョン情報", "definitionKind": "EXECINFO", "callKind": "クラウドサービス呼び出し種別", "schemaVersion": "定義スキーマバージョン", "exec": { "cli": { "commandLine": "実行時のコマンドライン", "envValue": [ { "name": "環境変数名", "value": "環境変数値" },... ] }, "resultVariable": "引き継ぎ情報の設定先変数名", "abendInfo": { "condition": "異常終了判定条件の関係演算子", "value": 異常終了判定条件の値, "execAbendProc": 異常終了処理の実行要否, "returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値 }, "procCondition": { "comparisonSource": "処理条件の比較元変数名", "normalEndCondition": [ 処理条件の比較先,... ], "abendSetting": { "execAbendProc": 異常終了処理の実行要否, "returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値 } }, "traceInfo": { "logFileOut": { "cliCommandLine": CLIコマンドラインの出力要否, "cliStdOut": CLIコマンド標準出力の出力要否, "cliStdErr": CLIコマンド標準エラー出力の出力要否 }, "stdErrOut": { "cliCommandLine": CLIコマンドラインの出力要否, "cliStdOut": CLIコマンド標準出力の出力要否, "cliStdErr": CLIコマンド標準エラー出力の出力要否 } } }, "endJudgement": { "cli": { "commandLine": "実行時のコマンドライン", "envValue": [ { "name": "環境変数名", "value": "環境変数値" },... ] }, "resultVariable": "引き継ぎ情報の設定先変数名", "abendInfo": { "condition": "異常終了判定条件の関係演算子", "value": 異常終了判定条件の値, "execAbendProc": "異常終了処理の実行要否", "returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値 }, "procCondition": { "comparisonSource": "処理条件の比較元変数名", "normalEndCondition": [ 処理条件の比較先,... ], "continuing": { "continuingCondition": [ 継続条件の比較先,... ], "repeatInterval": 繰り返し間隔, "numOfRepeat": 繰り返し回数, "execAbendProc": 異常終了処理の実行要否, "returnValue": 繰り返し回数を超えた場合のジョブの戻り値 }, "abendSetting": { "execAbendProc": "異常終了処理の実行要否", "returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値 } }, "traceInfo": { "logFileOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" }, "stdErrOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" } } }, "normalEndProc": { "cli": { "commandLine": "実行時のコマンドライン", "envValue": [ { "name": "環境変数名", "value": "環境変数値" },... ] }, "resultVariable": "引き継ぎ情報の設定先変数名", "abendInfo": { "condition": "異常終了判定条件の関係演算子", "value": 異常終了判定条件の値, "returnValue": 異常終了時のジョブの戻り値 }, "traceInfo": { "logFileOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" }, "stdErrOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" } } }, "abendProc": { "cli": { "commandLine": "実行時のコマンドライン", "envValue": [ { "name": "環境変数名", "value": "環境変数値" },... ] }, "traceInfo": { "logFileOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" }, "stdErrOut": { "cliCommandLine": "CLIコマンドラインの出力要否", "cliStdOut": "CLIコマンド標準出力の出力要否", "cliStdErr": "CLIコマンド標準エラー出力の出力要否" } } }, "outputResult": { "stdOut": "ジョブの標準出力に出力する情報", "stdErrOut": "ジョブの標準エラー出力に出力する情報" }, "parameters": [ { "name": "変数名", "type": "変数の解決種別", "gui": { "fieldName": "ラベル名", "controlType": "textBox" "textBoxSettings": { "lengthChar": 文字列長, "invalidChar": "入力禁止文字" } }, "exec": { "type": "env", "value": "変数の値" } },... ] }
- (凡例)
-
...:直前の項目(「{」と「}」で囲まれている場合は囲まれている項目)の繰り返し
(3) 実行定義ファイルの項目
実行定義ファイルの各項目の詳細を次の表に示します。
項目 |
説明 |
|||
---|---|---|---|---|
name |
実行情報の定義名です。 |
|||
comment |
実行情報の説明です。 |
|||
jp1resource |
実行情報のJP1資源グループ名です。 |
|||
productVersion |
JP1/AJS3 for Cloud Service Applicationsのバージョン情報です。 |
|||
definitionKind |
「"EXECINFO"」固定です。 |
|||
callKind |
クラウドサービスの呼び出し種別です。 |
|||
schemaVersion |
実行定義のスキーマバージョンです。 |
|||
exec |
cli |
commandLine |
実行処理時に実行するコマンドラインです。 |
|
envValue |
name |
実行処理時の環境変数名です。 |
||
value |
実行処理時の環境変数の値です。 |
|||
resultVariable |
実行処理時の引き継ぎ情報の設定先変数名です。 |
|||
abendInfo |
condition |
実行処理時の異常終了判定条件の関係演算子です。 |
||
value |
実行処理時の異常終了判定条件の値です。 |
|||
returnValue |
実行処理時の異常終了時のジョブの戻り値です。 |
|||
procCondition |
comparisonSource |
実行処理時の処理条件の比較元変数名です。 |
||
normalEndCondition |
実行処理時の処理条件の比較先です。 |
|||
abendSetting |
execAbendProc |
異常終了時の異常終了処理の実行要否です。 |
||
returnValue |
異常終了時のジョブの戻り値です。 |
|||
traceInfo |
logFileOut |
cliCommandLine |
実行処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
|
cliStdOut |
実行処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
実行処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
stdErrOut |
cliCommandLine |
実行処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
||
cliStdOut |
実行処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
実行処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
endJudgement |
cli |
commandLine |
終了判定処理時に実行するコマンドラインです。 |
|
envValue |
name |
終了判定処理時の環境変数名です。 |
||
value |
終了判定処理時の環境変数の値です。 |
|||
resultVariable |
終了判定処理時の引き継ぎ情報の設定先変数名です。 |
|||
abendInfo |
condition |
終了判定処理時の異常終了判定条件の関係演算子です。 |
||
value |
終了判定処理時の異常終了判定条件の値です。 |
|||
execAbendProc |
終了判定処理時に異常終了した時の異常終了処理の実行要否です。 |
|||
returnValue |
終了判定処理時に異常終了した時のジョブの戻り値です。 |
|||
procCondition |
comparisonSource |
終了判定処理時の処理条件の比較元変数名です。 |
||
normalEndCondition |
終了判定処理時の処理条件の比較先です。 |
|||
continuing |
continuingCondition |
終了判定処理時の継続条件の比較先です。 |
||
repeatInterval |
終了判定処理時の継続条件の繰り返し間隔です。 |
|||
numOfRepeat |
終了判定処理時の継続条件の繰り返し回数です。 |
|||
execAbendProc |
終了判定処理時の継続条件で異常終了処理の実行要否です。 |
|||
returnValue |
終了判定処理時の継続条件で繰り返し回数を超えた場合のジョブの戻り値です。 |
|||
abendSetting |
execAbendProc |
終了判定処理時の継続条件で異常終了処理の実行要否です。 |
||
returnValue |
終了判定処理時の継続条件で異常終了時のジョブの戻り値です。 |
|||
traceInfo |
logFileOut |
cliCommandLine |
終了判定処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
|
cliStdOut |
終了判定処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
終了判定処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
stdErrOut |
cliCommandLine |
終了判定処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
||
cliStdOut |
終了判定処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
終了判定処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
normalEndProc |
cli |
commandLine |
正常終了処理時に実行するコマンドラインです。 |
|
envValue |
name |
正常終了処理時の環境変数名です。 |
||
value |
正常終了処理時の環境変数の値です。 |
|||
resultVariable |
正常終了処理時の引き継ぎ情報の設定先変数名です。 |
|||
abendInfo |
condition |
正常終了処理時の異常終了判定条件の関係演算子です。 |
||
value |
正常終了処理時の異常終了判定条件の値です。 |
|||
returnValue |
正常終了処理時の異常終了時のジョブの戻り値です。 |
|||
traceInfo |
logFileOut |
cliCommandLine |
正常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
|
cliStdOut |
正常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
正常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
stdErrOut |
cliCommandLine |
正常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
||
cliStdOut |
正常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
正常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
abendProc |
cli |
commandLine |
異常終了処理時に実行するコマンドラインです。 |
|
envValue |
name |
異常終了処理時の環境変数名です。 |
||
value |
異常終了処理時の環境変数の値です。 |
|||
traceInfo |
logFileOut |
cliCommandLine |
異常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
|
cliStdOut |
異常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
異常終了処理時のトレース情報をログファイルに出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
stdErrOut |
cliCommandLine |
異常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンドラインの出力要否です。 |
||
cliStdOut |
異常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準出力の出力要否です。 |
|||
cliStdErr |
異常終了処理時のトレース情報を標準エラー出力に出力する場合のCLIコマンド標準エラー出力の出力要否です。 |
|||
outputResult |
stdOut |
実行結果の出力をジョブの標準出力として出力する情報です。 |
||
stdErrOut |
実行結果の出力をジョブの標準エラー出力として出力する情報です。 |
|||
parameters |
name |
変数定義の変数名です。 |
||
type |
変数の解決種別です。次のどちらかの値です。
|
|||
gui |
fieldName |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の,入力フィールドのラベル名です。 |
||
controlType |
「"textBox"」固定です。 |
|||
textBoxSettings |
lengthChar |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の,テキストボックスの文字列長です。 |
||
invalidChar |
JP1/AJS3 - Viewの詳細定義画面で解決する場合の,テキストボックスの入力禁止文字です。 |
|||
exec |
type |
「"exec"」固定です。 |
||
value |
ジョブの実行時に解決する場合の変数の値です。 |