ftsregcv−伝送情報の表示−
形式
ftsregcv [-c 伝送カード名] [-m フォーマットファイル名 | -v] [-x | -e] [-f 伝送カード情報ファイル名]
機能
登録されている伝送情報を表示します。
引数
-c 伝送カード名
表示する伝送カード名を指定します。
伝送カード名と一致する伝送カード情報を表示します。
-m フォーマットファイル名 ((1〜256バイトの文字列))
指定されたフォーマットファイルに従って伝送情報を表示します。
フォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
フォーマットファイル名に相対パスを指定した場合は,コマンドを実行したディレクトリからの相対となります。
同時に-vを指定することはできません。
(デフォルトフォーマットファイルを指定した場合の表示例)
-mと-vを省略した場合は,デフォルトのフォーマットファイルに従って表示します。
デフォルトのフォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
-v
一覧表示形式で伝送情報を表示します。
同時に-mを指定することはできません。
(表示例)
一覧表示形式でのDTOMの各項目が示す内容は,次のとおりです。
-
D:送受信種別
-
S:送信
-
R:受信
-
-
T:伝送タイプ
-
A:ASCII
-
I:BINARY
-
-
O:出力種別
-
O:上書き
-
A:追加
-
-
M:圧縮モード
-
S:非圧縮
-
C:圧縮
-
一覧表示形式で表示する場合は,各項目の表示文字数は,次の表に示す文字数に制限されます。
項目名 |
表示文字数 |
---|---|
カード名 |
14文字 |
ホスト名 |
14文字 |
ユーザ名 |
14文字 |
ローカルファイル名 |
19文字 |
リモートファイル名 |
19文字 |
コメント |
20文字 |
-mと-vを省略した場合は,デフォルトのフォーマットファイルに従って表示します。
デフォルトのフォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
-x
ファイルに出力される文字の一部を伝送情報オプションで指定する値に変更します。
伝送情報オプションについては,「6. コマンド」の「ftsregc−伝送情報の登録・変更・削除・表示−」を参照してください。
-e
ファイルに出力される値の一部を,自動起動プログラムに渡すキーワード出力内容の値に変更します。
自動起動プログラムに渡すキーワード出力内容については,「3.3.1 自動起動プログラムを登録する」の「引数キーワード」を参照してください。
-f 伝送カード情報ファイル名 ((1〜256バイトの文字列))
伝送カード情報の読み込み先を指定された伝送カード情報ファイルに変更します。
伝送カード情報ファイル名に相対パスを指定した場合は,コマンドを実行したディレクトリからの相対となります。
戻り値
0 |
正常終了 |
64 |
表示時の異常終了 |
91 |
コマンドパラメタの構文誤りによる異常終了 |