5.4.2 JP1/Scriptの情報
JP1/Scriptに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。
トラブル発生時に採取が必要なJP1/Scriptの情報を表5-7に示します。
情報の種類 |
概要 |
格納場所 |
---|---|---|
スクリプトファイル |
スクリプト実行時のスクリプトソース |
スクリプト実行フォルダ\スクリプトファイル名.SPT |
スクリプト実行環境ファイル |
スクリプト実行時の環境が設定されているファイル |
スクリプト実行フォルダ\スクリプトファイル名.SPV |
モニタリング情報ファイル |
モニタリング実行時の情報が設定されているファイル |
スクリプト実行フォルダ\スクリプトファイル名.SPD |
メニューファイル |
Menuコマンド実行時のメニューファイル |
メニューファイル名.SPN |
解析トレースファイル |
スクリプト実行時の解析トレースファイル |
スクリプト実行フォルダ\スクリプトファイル名.SPA |
実行トレースファイル |
スクリプト実行時の実行トレースファイル |
スクリプト実行フォルダ\スクリプトファイル名.SPX |
ユーザトレースファイル |
Messageコマンド実行時のトレースファイル |
MessageコマンドのOutputNameに指定したファイルパス |
サーバトレースファイル |
NetExec,SetGV,GetGV,DeleteGVコマンドで他コンピュータを指定した場合に出力されるサーバ上の実行結果ログ |
スクリプトの実行環境フォルダ(\DATA)※\SPTSVTRC.SPY |
NetExecエラーログファイル |
NetExecコマンド実行時のクライアントとサーバ上に出力されるエラー情報 |
ログフォルダ(\LOG)※\STXNetExec_Client\STXNetExec_C_xx.log |
ログフォルダ(\LOG)※\STXNetExec_Server\STXNetExec_S_xx.log |
||
自動起動情報ファイル |
自動起動情報を格納したファイル |
|
サーバ環境ファイル |
サーバ環境が設定されているファイル |
スクリプトの実行環境フォルダ(\DATA)※\SPTSV.SPS |
トレース管理ファイル |
トレースファイルを管理するファイル |
スクリプトの実行環境フォルダ(\DATA)※\SPTLOGDB.SPB |
グローバル変数ファイル |
グローバル変数が保存されたファイル |
スクリプトの実行環境フォルダ(\DATA)※\SPTGV.SPG |
レジストリ情報 |
JP1/Scriptのレジストリ情報 |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Hitachi\JP1/Script\配下 |
保守ログファイル |
エラーの詳細情報やそのときの状況を記録した情報 |
ログフォルダ(\LOG)※\Maintenance\XXXX_プロセス識別子.log |
NetExecログオンユーザ設定ファイル |
Scriptランチャサービスを使用する場合に,NetExecコマンドで要求されたプログラムをどのユーザのログオン空間で実行するかを指定するファイル |
JP1/Scriptインストール先フォルダ\Conf\SPTHLSV_LogonUser.conf |
その他 |
スクリプト処理で扱っているiniファイルやスクリプト処理で作成しているログファイルなど |
− |
- 注※
-
システムドライブの\ProgramData\Hitachi\Scriptフォルダ下に作成されます。