2.2 ジョブを作成する
ジョブの作成方法を実際のGUI画面を利用して説明します。
ここでは,画面に「hello!!」のメッセージダイアログボックスを出力するジョブを作成してみましょう。
なお,メッセージダイアログボックスの出力は,msgコマンド(msg.exe console /w hello!!)で行うものとします。
CPAをインストールしたマシンのプログラムメニューから,「JP1 Client Process Automation」の「ジョブ登録」を選択して,ジョブ登録画面を起動してください。
操作手順
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[日時で実行]タブを選択する。
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[
新規作成]ボタンをクリックして,[日時で実行するジョブ]ダイアログボックスを表示する。
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ジョブ名および説明を入力する。
- <入力例>
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ジョブ名:TEST01
説明:Hello出力
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アイテム選択で[アクション]タブを選択する。
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「コマンド実行」のアイテムを選択して,[適用]ボタンをクリックする。
実行アクションのアクション欄に「コマンド実行」が適用されます。
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実行コマンド,パラメーター,および仮想ユーザー名を入力する。
- <入力例>
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実行コマンド:msg.exe※1
パラメーター:console /w hello!!
仮想ユーザー名:仮想ユーザー名※2
- 注※1
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64ビット版のOSで実行する場合は,実行コマンドを次のように指定してください。
Windowsシステムのインストール先が,C:\Windowsの場合
C:\Windows\sysnative\msg.exe
- 注※2
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特定のWindowsユーザーでコマンドを実行したい場合は,Windowsユーザー名にひも付いた仮想ユーザー名を指定してください。指定しなかった場合は,CPAのジョブ実行サービスのアカウントで実行されます。仮想ユーザー名については,マニュアル「JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド」を参照してください。
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スケジュールを設定する。
ここでは,登録したジョブをすぐに実行するため「登録完了後すぐに実行する」のチェックボックスをチェックします。(スケジュールの実行日,実行時刻,カレンダーの指定がない状態も「登録完了後すぐに実行する」と同じです。)
ジョブに実行時間を指定して,指定した時間に実行させたい場合は「2.5 スケジュールを設定する」を参照してください。
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[登録]ボタンをクリックする。
登録完了のメッセージが出力されます。
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[OK]ボタンをクリックして,ジョブの実行を確認する。
ジョブ「TEST01」が実行されて,hello!!のメッセージダイアログボックスが出力されることを確認します。
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[OK]ボタンをクリックして,メッセージダイアログボックスを閉じる。