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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVT8511-E

The user mapping (JP1ユーザー名) at the agent (エージェントホスト名) failed.

エージェント(エージェントホスト名)でユーザーマッピング(JP1ユーザー名)に失敗しました

エージェントでユーザーマッピングに失敗しました。

(S)

処理を中止します。

(O)

次の原因が考えられます。

  1. エージェントホストで,JP1ユーザーのサーバホスト名に指定しているマネージャーホスト名が誤っている。

  2. エージェントホストのユーザーマッピング定義で,該当するJP1ユーザーを登録していない。

  3. ajsentryコマンドを実行したOSユーザーと同名のJP1ユーザーがいない。

  4. ジョブの詳細定義で指定しているOSユーザーがJP1ユーザーにマッピングされていない。

  5. 所有者のJP1ユーザーと実行登録したJP1ユーザーが異なっている。

  6. メモリー不足が発生している。

  7. ジョブの詳細定義で[実行ユーザー種別]に[所有ユーザー]を指定し,かつ[所有者]が空欄である場合,JP1ユーザーに登録されていない名称のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定している。

各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。

  1. JP1ユーザーのサーバホスト名に,正しいマネージャーホスト名を設定してください。

  2. ジョブを実行するエージェントホストのユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録し,OSユーザーにマッピングしてください。

  3. 次のどちらかの対処をしたあと,再度ajsentryコマンドを実行してください。

    ・OSユーザーと同一名称のJP1ユーザーを追加し,JP1ユーザーとOSユーザーをマッピングする。

    ・ジョブの定義で,ジョブの実行ユーザーに所有ユーザーを指定する。

  4. ジョブの詳細定義で指定しているOSユーザーを確認してください。ジョブを実行するエージェントで,確認したOSユーザーをJP1ユーザーにマッピングしてください。

  5. 所有者と実行登録者のどちらでジョブを実行登録するかを決め,実行ユーザー種別を正しく設定してください。

  6. メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再見積もりしてください。

  7. ユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録してください。または,Windowsの場合は,JP1ユーザーに登録されているユーザー名と同名のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定してください。

ユーザーマッピングの設定方法はマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 3. セットアップ」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 13. セットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。

JP1/AJS3のコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 4. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。

JP1/Baseのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。