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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVT0293-W

An attempt to communicate with the agent has failed. (host=エージェントホスト名, 保守情報,IPAddress=IPアドレス)

エージェントとの通信に失敗しました(host=エージェントホスト名, 保守情報,IPAddress=IPアドレス

通信障害のため,「host=エージェントホスト名」で示すエージェントとの通信に失敗しました。起動条件付きジョブネット,イベントジョブ,またはカスタムイベントジョブの開始時刻が遅延するおそれがあります。

注※

環境設定パラメーターLOGIPV6INFOALLが「yes」のときだけ,IPアドレスが出力されます。環境設定パラメーターLOGIPV6INFOALLが「yes」でIPアドレスが不明な場合は,「unknown」と表示されます。

(S)

一定時間後に再度,通信を行います。

この時間については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.2.2(4) マネージャー・エージェント構成時の注意事項」の,「表2-3 ネットワークエラー時のジョブ再試行処理」を参照してください。

(O)

次の原因で通信エラーになっていることが考えられます。

  • ネットワーク障害が発生している。

  • エージェントホスト,およびJP1/AJS3が停止している。

  • エージェントホスト名のIPアドレスが取得できない。

  • 宛先通信ポート指定機能で指定したポート番号に誤りがある。

ネットワーク障害が発生している場合,ネットワーク障害の原因を調べ,原因を解決してください。

「host=エージェントホスト名」で示すエージェントホスト,およびJP1/AJS3が停止している場合,エージェントホスト,およびJP1/AJS3を起動してください。

「host=エージェントホスト名」で示すエージェントホストのIPアドレスが取得できない場合は,DNSやhostsなどでIPアドレスを解決できるようにしたあと,JP1/AJS3を再起動してください。

宛先通信ポート指定機能を有効にしている場合,保守情報にポート番号が出力されます。宛先通信ポートの指定が正しいか見直してください。なお,宛先通信ポートを取得する前にエラーが発生した場合,保守情報のポート番号には「0」が出力されます。宛先通信ポート指定機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.12.2(4) 宛先通信ポート指定機能」を参照してください。