KAVT0268-W
The data arrival confirmation of a socket failed. (保守情報) (host=エージェントホスト名, 保守情報,IPAddress=IPアドレス※)
ソケットのデータ到着確認に失敗しました(保守情報)(host=エージェントホスト名,保守情報,IPAddress=IPアドレス※)
一時的な通信障害のため,「host=エージェントホスト名」で示すエージェントとの通信に失敗しました。起動条件付きジョブネット,イベントジョブ,またはカスタムイベントジョブの開始時刻が遅延するおそれがあります。
- 注※
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環境設定パラメーターLOGIPV6INFOALLが「yes」のときだけ,IPアドレスが出力されます。環境設定パラメーターLOGIPV6INFOALLが「yes」でIPアドレスが不明な場合は,「unknown」と表示されます。
- (S)
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一定時間後に再度,通信を行います。
この時間については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.2.2(4) マネージャー・エージェント構成時の注意事項」の,「表2-3 ネットワークエラー時のジョブ再試行処理」を参照してください。
- (O)
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次の原因で通信エラーになっていることが考えられます。なお,通信エラーになったデータは,一定時間後に自動で再送するため,起動条件付きジョブネット,イベントジョブ,またはカスタムイベントジョブに対する操作は不要です。
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ネットワークまたはエージェントホストが停止している。
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一時的な通信障害が発生している。
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イベントジョブまたはカスタムイベントジョブの処理能力をオーバーしている。
ネットワーク障害が発生している場合,ネットワーク障害の原因を調べ,原因を解決してください。
「host=エージェントホスト名」で示すエージェントホストが停止している場合,エージェントホストを起動してください。
宛先通信ポート指定機能を有効にしている場合,保守情報にポート番号が出力されます。宛先通信ポートの指定が正しいか見直してください。なお,宛先通信ポートを取得する前にエラーが発生した場合,保守情報のポート番号には「0」が出力されます。宛先通信ポート指定機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.12.2(4) 宛先通信ポート指定機能」を参照してください。
イベントジョブまたはカスタムイベントジョブの処理が集中し通信に負荷が掛かっているなど,一時的な通信障害が発生している場合は,無視をして運用を続行してください。ただし,メッセージが頻繁に出力される場合は,処理能力を超えた運用となっているおそれがあるため,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 3. 見積もり」を参照して,イベントジョブまたはカスタムイベントジョブを使用する場合の見積もりを再確認してください。
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