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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVS0889-E

An error occurred in the process that starts the remote jobnet (サービス名:ジョブネット名:実行ID). : 保守情報

リモートジョブネット(サービス名:ジョブネット名:実行ID)を開始する処理でエラーが発生しました:保守情報

リモートジョブネットを実行する際に,定義元マネージャーホストから実行先マネージャーホストへ定義を転送して実行登録する処理でエラーが発生しました。

次の原因が考えられます。

(S)

定義元マネージャーホストのリモートジョブネットの状態を「異常検出終了」にします。

(O)

定義元マネージャーホストおよび実行先マネージャーホストで状態を確認し,エラーの原因を取り除いてください。

通信暗号化機能のエラーの原因に該当した場合は,次に示す対応を行ってください。

  • 実行先マネージャーホストで通信暗号化機能が有効になっていない場合

    実行先マネージャーホストの通信暗号化機能を有効にしてください。

  • 使用できるSSL通信のバージョンが実行先マネージャーホストと異なる場合

    使用できるSSL通信のバージョンを実行先マネージャーホストと合わせてください。SSL通信のバージョンを変更する手順については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の通信暗号化機能の説明を参照してください。

また,実行先マネージャーホストで実行登録されているおそれがあるため,対応するジョブネットが実行されているかを確認し,必要に応じて次に示す対応を行ってください。

  • 実行先マネージャーホストで実行していた場合

    スケジューラーログなどでジョブネットの実行が終了していることを確認したあと,定義元マネージャーホストで,確認したジョブネットの終了状態に応じて再実行して業務を回復させてください。

  • 実行先マネージャーホストで実行していなかった場合

    定義元マネージャーホストで,異常検出終了したリモートジョブネットから再実行して業務を回復させてください。