KAVS0188-E
Contradiction in options (オプション) value for the Unit (ユニット名).
ユニット(ユニット名)に対するオプション(オプション)の値が矛盾しています
ユニットに対するオプションの値が矛盾しています。
次の原因が考えられます。
-
オプションに-wt,-th,-w,または-aが出力された場合
異常しきい値に,自動リトライする終了コードの下限値以上を指定した。
-
オプションに-ej,-el,-eh,-jS,-jG,-lP,または-uPが出力された場合
終了コードまたは変数(数値)を判定する範囲内に,整数値が存在しない。
-
オプションに-NLまたは-Ntが出力された場合
・ログ種別(-NLオプション)が「oth」以外で,任意のログ種別(-Ntオプション)を指定した。
・ログ種別(-NLオプション)が「oth」で,任意のログ種別(-Ntオプション)を指定していない。
-
オプションに-jd,-Ab,-rs,-re,-rc,または-riが出力された場合
・自動リトライを有効(-Abオプションに「y」を指定)にして,終了判定がしきい値による判定(-jdにcodを指定)以外を指定した。
・自動リトライの設定(-rs,-re,-rc,または-riオプション)を変更するときに,終了判定がしきい値による判定(-jdにcodを指定)以外を指定した。
・自動リトライを無効(-Abオプションに「n」を指定)にしていて,自動リトライの設定(-rs,-re,-rc,または-riオプション)を指定した。
・自動リトライを有効(-Abオプションに「y」を指定)にしていて,自動リトライする終了コードの下限(-rsオプション)または上限(-reオプション)に異常終了しきい値(-thオプション)以下の値を指定した。
・自動リトライする終了コードの下限(-rsオプション)に,上限(-reオプション)より大きい値を指定した。
-
オプションに-ct,-cc,または-ceが出力された場合
・起算猶予日数(-ceオプション)に起算日数(-ccオプション)より小さい値を指定した。
・起算方法を「起算しない」,「前日以前に振り替え」,または「翌日以降に振り替え」から,「前日以前の運用日に振り替え」に変更(-ctオプションにbeを指定)または「翌日以降の運用日に振り替え」に変更(-ctオプションにafを指定)する際に,起算日数(-ccオプション)に11以上の値を指定し,かつ起算猶予日数(-ceオプション)の指定を省略した。
・起算日数に11以上の値が定義されているジョブネットの起算方法を「前日以前に振り替え」または「翌日以降に振り替え」から,「前日以前の運用日に振り替え」に変更(-ctオプションにbeを指定),または「翌日以降の運用日に振り替え」に変更(-ctオプションにafを指定)する際に,起算日数(-ccオプション)と起算猶予日数(-ceオプション)の指定を省略した。
-
オプションに-enが出力された場合
フレキシブルジョブに対して,環境変数(-enオプション)に10,240バイト(-enオプションを複数指定した場合は指定値の合計長)を超える値を指定した。
-
オプションに-jdが出力された場合
フレキシブルジョブに対して,終了判定の種別(-jdオプション)にmdfまたはexfを指定し,かつ終了判定ファイル名(-jfオプション)の指定を省略した。
-
オプションに-jfが出力された場合
終了判定の種別がファイルによる判定(mdfまたはexf)のフレキシブルジョブに対して,終了判定ファイル名(-jfオプション)に「””」を指定して未定義の状態にしようとした。
-
上記以外の場合
ユニットに対するオプションの値が矛盾している。
- (S)
-
コマンドの実行を中止します。
- (O)
-
- オプションに-wt,-th,-w,または-aが出力された場合
-
自動リトライする終了コードの上限および下限を変更して,コマンドを再実行してください。
- オプションに-ej,-el,-eh,-jS,-jG,-lP,または-uPが出力された場合
-
範囲内に整数値が含まれるように次の値を見直したあと,コマンドを再実行してください。
-
下限の判定終了コード(-elオプション)
-
上限の判定終了コード(-ehオプション)
-
下限の変数判定数値(-jSオプション)
-
上限の変数判定数値(-jGオプション)
-
下限の境界条件(-lPオプション)
-
上限の境界条件(-uPオプション)
-
- オプションに-NLまたは-Ntが出力された場合
-
任意のログ種別を設定する場合は,-NLオプションに「oth」,および-Ntオプションに任意のログ種別を指定して,コマンドを再実行してください。
- オプションに-jd,-Ab,-rs,-re,-rc,または-riが出力された場合
-
次のようにオプションを見直したあと,コマンドを再実行してください。
-
自動リトライを有効にする場合は,-Abオプションに「y」を指定して,終了判定はしきい値による判定(-jdオプションの値に「cod」)を指定する。
-
自動リトライの設定(-rs,-re,-rc,または-riオプション)を変更する場合は,終了判定はしきい値による判定(-jdオプションの値に「cod」)を指定する。
-
自動リトライを無効にしている場合は,自動リトライの設定(-rs,-re,-rc,または-riオプション)は指定しない。
-
自動リトライを有効にしている場合は,自動リトライする終了コードの下限(-rsオプション)および上限(-reオプション)に異常終了しきい値(-thオプション)より大きい値を指定する。
-
自動リトライする終了コードの下限(-rsオプション)は,上限(-reオプション)以下の値を指定する。
-
- オプションに-ct,-cc,または-ceが出力された場合
-
起算猶予日数(-ceオプション)に起算日数(-ccオプション)以上の値を指定して,コマンドを再実行してください。
- オプションに-enが出力された場合
-
メッセージ中のユニット名がフレキシブルジョブの場合,環境変数(-enオプション)に10,240バイト以内の環境変数を指定して,コマンドを再実行してください。
- オプションに-jdまたは-jfが出力された場合
-
メッセージ中のユニット名がフレキシブルジョブの場合,終了判定ファイル名(-jfオプション)に終了判定ファイルを指定して,コマンドを再実行してください。
- 上記以外の場合
-
エラーになったオプションと同時に指定する必要のあるほかの変更オプションが指定されていない,またはオプションに指定した値が現在のユニット定義情報と矛盾する値のため,変更できません。
メッセージ中の「オプション」に表示されているオプションの値を見直したあと,コマンドを再実行してください。