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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


ajsagtreport

〈このページの構成〉

形式

ajsagtreport
     [-h 論理ホスト]
     -a 実行エージェント名
     [-n [-r ]|
         [-b //] [-s :]
         [-e //] [-f :]]
     [-i 集計間隔]
     [-H]

機能

実行エージェント稼働状況レポートを出力します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1ajs2/bin/

引数

-h 論理ホスト名

実行エージェント稼働状況を出力したい実行エージェントが登録されている自ホストの論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。

省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合は,物理ホスト名が仮定されます。

物理ホストの場合,このオプションおよび環境変数JP1_HOSTNAMEを指定しないでください。

-a 実行エージェント名

実行エージェント稼働状況を出力したい実行エージェント名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。

-n

コマンドを実行した日時の直近の実行エージェント稼働状況を出力します。

-rを指定した場合,コマンドを実行した日時分の0秒を基準として,-rで指定した値(分)さかのぼった時間からコマンド実行時間の0秒になる直前までの実行エージェント稼働状況を出力します。

-iを指定した場合,-rで指定した時間範囲内での収集間隔を指定できます。

このオプションは,-b-s-e-fオプションと同時に指定できません。

-r

コマンドを実行した日時からさかのぼる時間を指定します。

省略した場合,1(分)を仮定します。

このオプションは,-b-s-e-fオプションと同時に指定できません。

  • 指定できる値は,1〜1,440(単位:分)です。

-b //

実行エージェント稼働状況を出力する期間の開始日を指定します。

省略した場合,コマンドを実行した日を開始日とします。

このオプションは,-n-rオプションと同時に指定できません。

  • 指定できる値は,1994〜2099(単位:西暦年)です。

  • 指定できる値は,1(または01)〜12(単位:月)です。

  • 指定できる値は,1(または01)〜31(単位:日)です。

-s :

実行エージェント稼働状況を出力する期間の開始時間を指定します。

省略した場合,00:00を開始時間とします。

このオプションは,-n-rオプションと同時に指定できません。

  • 指定できる値は,0(または00)〜23(単位:時間)です。

  • 指定できる値は,0(または00)〜59(単位:分)です。

-e //

実行エージェント稼働状況を出力する期間の終了日を指定します。

省略した場合,-bオプションと同じ日を終了日とします。

このオプションは,-n-rオプションと同時に指定できません。

-bオプションで指定した開始日,または省略して設定される開始日より過去の日付は指定できません。

  • 指定できる値は,1994〜2099(単位:西暦年)です。

  • 指定できる値は,1(または01)〜12(単位:月)です。

  • 指定できる値は,1(または01)〜31(単位:日)です。

-f :

実行エージェント稼働状況を出力する期間の終了時間を指定します。

省略した場合,開始時間の24時間後を終了時間とします。

-eオプションおよび-fオプションをどちらも省略した場合は,開始日時に24時間を加算した時刻を終了日時とします。

このオプションは,-n-rオプションと同時に指定できません。

-b-sオプションで指定した開始日時と同一日時,または過去の日時を,-e-fオプションには指定できません。

  • 指定できる値は,0(または00)〜23(単位:時間)です。

  • 指定できる値は,0(または00)〜59(単位:分)です。

-b-s-eおよび-fオプションの組み合わせによる実行エージェント稼働状況レポートの集計期間の例を次の表に示します。

表3‒2 -b,-s,-eおよび-fオプションの組み合わせによる稼働状況レポートの集計期間の例(コマンド実行日が2025/09/08の場合)

項番

-bオプション

-sオプション

-eオプション

-fオプション

開始日時

終了日時

集計期間

1

省略

省略

省略

省略

2025/09/08 00:00

2025/09/09 00:00

2025/09/08 00:00:00.000から2025/09/08 23:59:59.999までの1日分

2

2025/09/01

省略

省略

省略

2025/09/01 00:00

2025/09/02 00:00

2025/09/01 00:00:00.000から2025/09/01 23:59:59.999までの1日分

3

省略

09:00

省略

省略

2025/09/08 09:00

2025/09/09 09:00

2025/09/08 09:00:00.000から2025/09/09 08:59:59.999までの1日分

4

2025/09/01

11:00

省略

省略

2025/09/01 11:00

2025/09/02 11:00

2025/09/01 11:00:00.000から2025/09/02 10:59:59.999までの1日分

5

省略

省略

2025/09/08

省略

2025/09/08 00:00

2025/09/09 00:00

2025/09/08 00:00:00.000から2025/09/08 23:59:59.999までの1日分

6

省略

省略

省略

20:00

2025/09/08 00:00

2025/09/08 20:00

2025/09/08 00:00:00.000から2025/09/08 19:59:59.999までの約1日分

7

省略

省略

2025/09/08

22:30

2025/09/08 00:00

2025/09/08 22:30

2025/09/08 00:00:00.000から2025/09/08 22:29:59.999までの約1日分

8

2025/09/01

省略

2025/09/07

省略

2025/09/01 00:00

2025/09/08 00:00

2025/09/01 00:00:00.000から2025/09/07 23:59:59.999までの7日分

9

省略

11:00

省略

22:30

2025/09/08 11:00

2025/09/08 22:30

2025/09/08 11:00:00.000から2025/09/08 22:29:59.999までの約半日分

10

2025/09/01

08:00

2025/09/07

21:30

2025/09/01 08:00

2025/09/07 21:30

2025/09/01 08:00:00.000から2025/09/07 21:29:59.999までの約7日分

-i 集計間隔

実行エージェント稼働状況を集計する間隔を指定します。

省略した場合は1(分)を仮定します。

このオプションと同時に-rオプションが指定されている場合,-rオプションの指定値より大きい値は指定できません。

  • 集計間隔

    指定できる値は,1〜1,440(単位:分)です。

-H

実行エージェント稼働状況のヘッダー情報として,コマンド実行日時,コマンド指定内容,および項目名を出力しない場合に指定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了。

0以外の値

異常終了。

実行エージェント稼働状況レポートに出力される項目

実行エージェント稼働状況レポートに出力される項目を次に示します。

表3‒3 実行エージェント稼働状況レポートに出力される項目一覧

項番

項目

説明

集計種別

1

MAX_CON-EXE

ジョブ実行多重度を示します。

最大数/時間

2

QUEUING_JOB_NUM

キューイング中のUNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブの数です。

最大数/時間

3

RUNNING_JOB_NUM

実行中のUNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブの数です。

最大数/時間

4

RUNNING_EVJOB_NUM

実行中のイベントジョブおよびカスタムイベントジョブの数です。

最大数/時間

5

JOB_QUEUING_START_NUM

UNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブのキューイング開始数です。

件数/時間

6

JOB_QUEUING_END_NUM

UNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブのキューイング終了数です。

件数/時間

7

JOB_EXEC_START_NUM

UNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブの実行開始数です。

件数/時間

8

JOB_EXEC_END_NUM

UNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブの実行終了数です。

件数/時間

9

EVJOB_EXEC_START_NUM

イベントジョブおよびカスタムイベントジョブの実行開始数です。

件数/時間

10

EVJOB_EXEC_END_NUM

イベントジョブおよびカスタムイベントジョブの実行終了数です。

件数/時間

注※

ジョブの実行先に実行エージェントグループを指定したジョブは対象外です。

使用例

当日(2025/01/01)の実行エージェント「AGT01」の稼働状況を出力します。

ajsagtreport -a AGT01

出力例

#exectime: 2025/01/01 09:02:51
#command: ajsagtreport -a AGT01
#DATE,MAX_CON-EXE,QUEUING_JOB_NUM,RUNNING_JOB_NUM,RUNNING_EVJOB_NUM,…
2025/01/01 09:00,5,0,3,0,…
2025/01/01 09:01,5,1,5,0,…
        :       ,:,:,:
2025/01/01 21:29,5,0,0,0,…