ajschgjob
形式
ajschgjob [-F サービス名] [ジョブ共通情報変更オプション] [UNIX/PC/QUEUE/カスタムジョブ/フレキシブルジョブ/HTTP接続ジョブ情報変更オプション] [判定ジョブ情報変更オプション] [JP1イベント受信監視ジョブ情報変更オプション] [ファイル監視ジョブ情報変更オプション] [メール受信監視ジョブ情報変更オプション] [メッセージキュー受信監視ジョブ情報変更オプション] [MSMQ受信監視ジョブ情報変更オプション] [ログファイル監視ジョブ情報変更オプション] [Windowsイベントログ監視ジョブ情報変更オプション] [実行間隔制御ジョブ情報変更オプション] [JP1イベント送信ジョブ情報変更オプション] [メール送信ジョブ情報変更オプション] [メッセージキュー送信ジョブ情報変更オプション] [MSMQ送信ジョブ情報変更オプション] [JP1/Cm2状態通知ジョブ情報変更オプション] [ローカル電源制御ジョブ情報変更オプション] [リモート電源制御ジョブ情報変更オプション] [カスタムイベントジョブ情報変更オプション] [-R] [-L|-E] [-J] ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名...
機能
ジョブの定義内容を変更します。
実行権限
次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー
-
JP1_AJS_Admin権限
-
JP1_AJS_Manager権限
-
JP1_AJS_Editor権限
- 注意事項
-
ユニットの実行ユーザー種別が所有ユーザーに設定されている場合,ジョブネットに対するJP1権限レベルがJP1_AJS_Admin権限以外のJP1ユーザーは,自分が所有するユニットでなければ変更操作はできません。
ユニットにJP1資源グループが設定されていない場合,上記に示すJP1権限レベルが与えられていなくても,あらゆるユーザーはそのユニットに対してすべての操作ができます。
引数
-F サービス名
処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。
-R
指定したユニットに含まれる,すべてのジョブの定義内容を変更します。
このオプションを,-L,-E,-Jオプションと同時に指定した場合,各オプションの定義内容に従って定義内容を変更します。
-L
実行登録していないジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。
このオプションを-Jオプションと同時に指定した場合,実行登録していないジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。-Eオプションと同時には指定できません。
-E
実行登録済みのジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。
このオプションを-Jオプションと同時に指定した場合,実行登録済みジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。-Lオプションと同時には指定できません。
-J
ジョブの定義内容を変更します。
ジョブ,ジョブネット,またはジョブグループ名
定義内容を変更するジョブ名,または-R,-E,-L,-Jオプションと同時にジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名を完全名で指定します。
指定できる文字数は,1〜930(単位:バイト)です。
ジョブ,ジョブネットまたはジョブグループ名は,複数指定できます。
なお,ジョブ,ジョブネットまたはジョブグループ名に,論理ホスト名を指定できます。実行IDは指定できません。
ジョブ共通情報変更オプション
ジョブ共通情報変更オプションを変更します。
- -ex "実行エージェントホスト名または中継エージェント名"
-
ジョブ実行エージェントホスト名または中継エージェント名を変更します。
フレキシブルジョブの場合,「@SYSTEM」の値で更新すると,中継エージェント名の定義は初期化されます。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
QUEUEジョブ,判定ジョブ,ORジョブには指定できません。
- -et 実行打ち切り時間
-
実行打ち切り時間を変更します。
指定できる値は,1〜1,440(単位:分)です。
QUEUEジョブ,判定ジョブ,ORジョブ,および起動条件内のジョブには指定できません。
- -ha {y|n}
-
保留属性を変更します。
ORジョブ,および起動条件内のジョブには指定できません。
-
y
ジョブの実行を保留します。
-
n
ジョブの実行を保留しません。
-
- -es {kl|nr|wr|an}
-
実行打ち切り時間が経過したあとのイベントジョブおよびカスタムイベントジョブの打ち切り状態を変更します。次の情報変更オプションに対して有効です。
-
JP1イベント受信監視ジョブ
-
ファイル監視ジョブ
-
メール受信監視ジョブ
-
メッセージキュー受信監視ジョブ
-
MSMQ受信監視ジョブ
-
ログファイル監視ジョブ
-
Windowsイベントログ監視ジョブ
-
実行間隔制御ジョブ
-
カスタムイベントジョブ
このオプションを指定した場合に指定できる文字列を次に示します。
-
kl:強制終了
-
nr:正常終了
-
wr:警告検出終了
-
an:異常検出終了
このオプションは,イベントジョブおよびカスタムイベントジョブだけに指定できます。起動条件内のイベントジョブおよびカスタムイベントジョブには指定できません。
実行打ち切り時間の指定がないユニットに対してこのオプションを指定する場合,-etオプションで実行打ち切り時間を指定する必要があります。
-
- -fd 実行所要時間
-
終了遅延を監視するジョブの実行所要時間を変更します。
指定できる値は,1〜1,440(単位:分)です。数字以外の文字または1〜1,440の範囲外の値を指定した場合はエラーとなります。
判定ジョブおよびORジョブには指定できません。判定ジョブおよびORジョブを指定した場合は無効オプションとして処理が続行されます。
UNIX/PC/QUEUE/カスタムジョブ/フレキシブルジョブ/HTTP接続ジョブ情報変更オプション
ジョブの定義情報を変更します。
ジョブごとの使用できる情報変更オプションを次の表に示します。
項番 |
ジョブ |
使用できる情報変更オプション |
---|---|---|
1 |
UNIXジョブ,およびリカバリーUNIXジョブ |
-te コマンドテキスト -sc スクリプトファイル名 -pm パラメーター -wk 作業用パス名 -ev 環境変数ファイル名 -en 環境変数 -si 標準入力ファイル名 -so 標準出力ファイル名 -se 標準エラー出力ファイル名 -oa {new|add} -ea {new|add} -pr 実行優先順位 -un ジョブ実行ユーザー名 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -s1 転送元ファイル名1 -d1 転送先ファイル名1 -t1 {sav|del} -s2 転送元ファイル名2 -d2 転送先ファイル名2 -t2 {sav|del} -s3 転送元ファイル名3 -d3 転送先ファイル名3 -t3 {sav|del} -s4 転送元ファイル名4 -d4 転送先ファイル名4 -t4 {sav|del} -jt {q|n} |
2 |
PCジョブ,およびリカバリーPCジョブ |
-sc スクリプトファイル名 -pm パラメーター -wk 作業用パス名 -ev 環境変数ファイル名 -en 環境変数 -si 標準入力ファイル名 -so 標準出力ファイル名 -se 標準エラー出力ファイル名 -oa {new|add} -ea {new|add} -pr 実行優先順位 -un ジョブ実行ユーザー名 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -s1 転送元ファイル名1 -d1 転送先ファイル名1 -t1 {sav|del} -s2 転送元ファイル名2 -d2 転送先ファイル名2 -t2 {sav|del} -s3 転送元ファイル名3 -d3 転送先ファイル名3 -t3 {sav|del} -s4 転送元ファイル名4 -d4 転送先ファイル名4 -t4 {sav|del} -jt {q|n} |
3 |
カスタムUNIXジョブ,およびリカバリーカスタムUNIXジョブ |
-te コマンドテキスト -sc スクリプトファイル名 -pm パラメーター -wk 作業用パス名 -ev 環境変数ファイル名 -en 環境変数 -si 標準入力ファイル名 -so 標準出力ファイル名 -se 標準エラー出力ファイル名 -oa {new|add} -ea {new|add} -pr 実行優先順位 -un ジョブ実行ユーザー名 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -s1 転送元ファイル名1 -d1 転送先ファイル名1 -t1 {sav|del} -s2 転送元ファイル名2 -d2 転送先ファイル名2 -t2 {sav|del} -s3 転送元ファイル名3 -d3 転送先ファイル名3 -t3 {sav|del} -s4 転送元ファイル名4 -d4 転送先ファイル名4 -t4 {sav|del} |
4 |
カスタムPCジョブ,およびリカバリーカスタムPCジョブ |
-so 標準出力ファイル名 -se 標準エラー出力ファイル名 -pr 実行優先順位 -un ジョブ実行ユーザー名 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 |
5 |
QUEUEジョブ,およびリカバリーQUEUEジョブ |
-sc スクリプトファイル名 -pm パラメーター -pr 実行優先順位 -jd {nm|ab|cod} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -qu キュー名 -qm キューマネージャーホスト名 -rq ジョブ名 -s1 転送元ファイル名1 -d1 転送先ファイル名1 -s2 転送元ファイル名2 -d2 転送先ファイル名2 -s3 転送元ファイル名3 -d3 転送先ファイル名3 -s4 転送元ファイル名4 -d4 転送先ファイル名4 |
6 |
フレキシブルジョブ,およびリカバリーフレキシブルジョブ |
-sc スクリプトファイル名 -pm パラメーター -en 環境変数 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -da 宛先または一斉配信エージェント -fg {none|sync|async} |
7 |
HTTP接続ジョブ,およびリカバリーHTTP接続ジョブ |
-so 標準出力ファイル名 -se 標準エラー出力ファイル名 -pr 実行優先順位 -un ジョブ実行ユーザー名 -jd {nm|ab|cod|mdf|exf} -wt 警告終了しきい値 -th 異常終了しきい値 -jf 終了判定ファイル名 -Ab {y|n} -rs 自動リトライする終了コードの下限 -re 自動リトライする終了コードの上限 -rc 最大リトライ回数 -ri リトライ間隔 -HC 接続設定ファイル名 -HK {GET|POST|PUT|DELETE} -HE {y|n} -HS 送信情報ファイル名 -HU 送信情報ファイル名(URLパラメーター) -HM 送信情報ファイル名(メッセージボディ) -HT ステータス格納ファイル名 -HD {diff|same} -HH 受信ヘッダー格納ファイル名 -HB 受信ボディ格納ファイル名 -HR 終了コード1:HTTPステータスコード1[,HTTPステータスコード2...]; |
- -te コマンドテキスト
-
コマンドテキストを変更します。
指定できる文字数は,1〜1,023(単位:バイト)です。
- -sc スクリプトファイル名
-
UNIXジョブの場合はスクリプトファイル名を変更します。PCジョブ,フレキシブルジョブおよびQUEUEジョブの場合は実行ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -pm パラメーター
-
実行ファイルに対するパラメーターを変更します。
指定できる文字数は,1〜1,023(単位:バイト)です。
- -wk 作業用パス名
-
作業用パス(カレントパス)名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -ev 環境変数ファイル名
-
環境変数ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
環境変数ファイル名はフルパスで指定します。
環境変数を定義する際の注意事項については,「付録A 環境変数および環境変数ファイルを定義する場合の注意事項」を参照してください。
- -en 環境変数
-
環境変数を変更します。
指定できる文字数は,1〜20,479(単位:バイト)です。
フレキシブルジョブの場合,バイト数の合計が10,240バイトまで複数指定できます。フレキシブルジョブ以外のジョブの場合,バイト数の合計が20,479バイトまで複数指定できます。
環境変数を定義する際の注意事項については,「付録A 環境変数および環境変数ファイルを定義する場合の注意事項」を参照してください。
- -si 標準入力ファイル名
-
標準入力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
標準入力ファイル名はフルパスで指定します。
- -so 標準出力ファイル名
-
標準出力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
標準出力ファイル名はフルパスで指定します。
「$JP1AJS2_JPQSTDOUTTEMP$」を指定すると,標準出力ファイルが一時ファイルに出力されます。
また,マクロ変数を指定できます。
- -se 標準エラー出力ファイル名
-
標準エラー出力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
標準エラー出力ファイル名はフルパスで指定します。
- -oa {new|add}
-
標準出力ファイルの情報更新方法を変更します。
-
new
新しい標準出力ファイルに情報を出力します。
-
add
既存の標準出力ファイルに情報を追加します。
-
- -ea {new|add}
-
標準エラー出力ファイルの情報更新方法を変更します。
-
new
新しい標準エラー出力ファイルに情報を出力します。
-
add
既存の標準エラー出力ファイルに情報を追加します。
-
- -pr 実行優先順位
-
ジョブの実行優先順位を変更します。
指定できる値は,1〜5です。
優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です。
- -un ジョブ実行ユーザー名
-
ジョブを実行する実行ユーザー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
- -jd {nm|ab|cod|mdf|exf}
-
終了判定の種別を変更します。
「cod」以外の値に変更した場合,リトライ設定に関連する-Ab,-rs,-re,-rc,および-riオプションの設定値はすべて初期化されます。
-
nm
すべて正常終了として扱います。
-
ab
すべて異常終了として扱います。
-
cod
終了コードが指定値以下の場合に,正常終了として扱います。
-
mdf
ファイルが更新されている場合に,正常終了として扱います。
QUEUEジョブおよびそのリカバリージョブには指定できません。
-
exf
ファイルが作成されている場合に,正常終了として扱います。
QUEUEジョブおよびそのリカバリージョブには指定できません。
-
- -wt 警告終了しきい値
-
警告終了のしきい値を変更します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。
指定した値が,異常終了しきい値よりも大きい場合は,異常終了しきい値に指定した値を仮定して定義します。
- -th 異常終了しきい値
-
異常終了のしきい値を変更します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。
指定した値が,警告終了しきい値よりも小さい場合は,警告終了しきい値に指定した値を仮定して定義します。
更新するジョブにリトライ設定をしていて,自動リトライする終了コードを指定している場合は,自動リトライする終了コードの上限または下限以上の値は指定できません。
- -jf 終了判定ファイル名
-
終了判定ファイル名を変更します。
指定できる値は,1〜511(単位:バイト)です。
- -Ab {y|n}
-
異常終了時の,自動リトライの動作を変更します。
-
y
異常終了時に自動リトライします。
-
n
異常終了時に自動リトライしません。
-jdオプションの指定値が「cod」の場合だけ,このオプションに「y」を指定できます。
このオプションの値を「y」から「n」に変更した場合,関連する-rs,-re,-rc,および-riオプションの設定がすべて削除されます。また,このオプションに「n」を指定して,同時に-rs,-re,-rc,または-riオプションを指定しても,無視されます。
引き継ぎ情報設定ジョブには定義できません。
-
- -rs 自動リトライする終了コードの下限
-
自動リトライする終了コードの下限を指定します。異常終了時に自動リトライする場合,異常終了時に出力された終了コードがこのオプションの指定値以上のときに,自動リトライが実行されます。
指定できる値は,1〜4,294,967,295です。「""」を指定すると未定義となり,ジョブ実行時に終了判定の「異常終了しきい値+1」の値が仮定されます。
異常終了しきい値以下の値,および自動リトライする終了コードの上限より大きい値は指定できません。また,実行時に有効となる自動リトライする終了コードの下限と上限の範囲が無効な範囲となる場合,エラーになります。
引き継ぎ情報設定ジョブには定義できません。
- -re 自動リトライする終了コードの上限
-
自動リトライする終了コードの上限を指定します。異常終了時に自動リトライする場合,異常終了時に出力された終了コードがこのオプションの指定値以下のときに,自動リトライが実行されます。
指定できる値は,1〜4,294,967,295です。「""」を指定すると未定義となり,ジョブ実行時に最大値の「4,294,967,295」が仮定されます。
異常終了しきい値以下の値,および自動リトライする終了コードの下限より小さい値は指定できません。また,自動リトライする終了コードの下限と上限の範囲が無効な範囲になる場合,エラーになります。
引き継ぎ情報設定ジョブには定義できません。
- -rc 最大リトライ回数
-
自動リトライする場合の,最大リトライ回数を指定します。
指定できる値は1〜12(単位:回)です。
引き継ぎ情報設定ジョブには定義できません。
- -ri リトライ間隔
-
自動リトライする場合の,リトライ間隔を指定します。
指定できる値は1〜10(単位:分)です。
引き継ぎ情報設定ジョブには定義できません。
- -qu キュー名
-
ジョブをキューイングするキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
- -qm キューマネージャーホスト名
-
キューマネージャーホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -rq ジョブ名
-
ジョブ名を変更します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
- -s1 転送元ファイル名1
-
転送元ファイル名1を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -d1 転送先ファイル名1
-
転送先ファイル名1を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -t1 {sav|del}
-
転送先ファイル名1のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。
-
sav
ジョブ実行後,ファイルを保存します。
-
del
ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-
- -s2 転送元ファイル名2
-
転送元ファイル名2を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -d2 転送先ファイル名2
-
転送先ファイル名2を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -t2 {sav|del}
-
転送先ファイル名2のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。
-
sav
ジョブ実行後,ファイルを保存します。
-
del
ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-
- -s3 転送元ファイル名3
-
転送元ファイル名3を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -d3 転送先ファイル名3
-
転送先ファイル名3を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -t3 {sav|del}
-
転送先ファイル名3のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。
-
sav
ジョブ実行後,ファイルを保存します。
-
del
ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-
- -s4 転送元ファイル名4
-
転送元ファイル名4を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -d4 転送先ファイル名4
-
転送先ファイル名4を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -t4 {sav|del}
-
転送先ファイル名4のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。
-
sav
ジョブ実行後,ファイルを保存します。
-
del
ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q
キューイング属性あり。
-
n
キューイング属性なし。
-
- -da 宛先または一斉配信エージェント
-
宛先または一斉配信エージェントを変更します。
指定できる文字数は,1〜128(単位:バイト)です。
このオプションはフレキシブルジョブだけに指定できます。その他のジョブに指定した場合,無効として処理が続行されます。
- -fg {none|sync|async}
-
フレキシブルジョブを一斉実行する場合の方式を変更します。
フレキシブルジョブの一斉実行には,後続ジョブの処理について,同期モードと非同期モードの二つの方式があります。同期モードでは,一斉配信エージェントがすべての宛先エージェントから実行完了の通知を受け取ったあと,後続ジョブを実行します。非同期モードでは,一斉配信エージェントがすべての宛先エージェントへの実行要求を完了した時点で,後続ジョブを実行します。
-
none
一斉実行をしないで,通常のフレキシブルジョブを実行します。
-
SYNC
同期モードで実行します。
-
ASYNC
非同期モードで実行します。
-
- -HC 接続設定ファイル名
-
接続設定ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
- -HK {GET|POST|PUT|DELETE}
-
リクエスト種別を変更します。
-
GET(取得)
-
POST(追加)
-
PUT(更新)
-
DELETE(削除)
「""」を指定した場合,デフォルト値の「GET」が仮定されます。
-
- -HE {y|n}
-
拡張モードを使用するかどうかを定義します。JP1/AJS3 - ManagerおよびJP1/AJS3 - Agentのバージョンが12-50以降の場合に指定できます。
「""」を指定した場合,デフォルト値の「n」が仮定されます。
-
y
拡張モードを使用します。送信情報ファイル名(URLパラメーター)および送信情報ファイル名(メッセージボディ)の内容をHTTPリクエストとして送信します。
-
n
拡張モードを使用しません。送信情報ファイル名の内容をHTTPリクエストとして送信します。
このオプションに「y」を指定した場合,送信情報ファイル名の定義は初期化されます。また,このオプションに「y」を指定して,同時に-HSオプションを指定しても,無視されます。
このオプションに「n」を指定した場合,送信情報ファイル名(URLパラメーター)および送信情報ファイル名(メッセージボディ)の定義は初期化されます。また,このオプションに「n」を指定して,同時に-HUおよび-HMオプションを指定しても,無視されます。
-
- -HS 送信情報ファイル名
-
送信情報ファイル名を変更します。JP1/AJS3 - ManagerおよびJP1/AJS3 - Agentのバージョンが12-10以前の場合,または拡張モードを使用しない場合に指定できます。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
「""」を指定した場合,この項目は未定義となります。
-HEオプションと同時に指定する場合,-HEオプションに「n」を指定する必要があります。変更前の「拡張モード」の定義値が「n」の場合は,-HEオプションを省略できます。変更前の「拡張モード」の定義値が「y」の場合に-HEオプションを省略すると,-HSオプションの指定は無視されます。
- -HU 送信情報ファイル名(URLパラメーター)
-
送信情報ファイル名(URLパラメーター)を変更します。JP1/AJS3 - ManagerおよびJP1/AJS3 - Agentのバージョンが12-50以降で,拡張モードを使用する場合に指定できます。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
「""」を指定した場合,この項目は未定義となります。
-HEオプションと同時に指定する場合,-HEオプションに「y」を指定する必要があります。変更前の「拡張モード」の定義値が「y」の場合は,-HEオプションを省略できます。変更前の「拡張モード」の定義値が「n」の場合に-HEオプションを省略すると,-HUオプションの指定は無視されます。
- -HM 送信情報ファイル名(メッセージボディ)
-
送信情報ファイル名(メッセージボディ)を変更します。JP1/AJS3 - ManagerおよびJP1/AJS3 - Agentのバージョンが12-50以降で,拡張モードを使用する場合に指定できます。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
「""」を指定した場合,この項目は未定義となります。
-HEオプションと同時に指定する場合,-HEオプションに「y」を指定する必要があります。変更前の「拡張モード」の定義値が「y」の場合は,-HEオプションを省略できます。変更前の「拡張モード」の定義値が「n」の場合に-HEオプションを省略すると,-HMオプションの指定は無視されます。
- -HT ステータス格納ファイル名
-
ステータス格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
- -HD {diff|same}
-
受信データ格納方式を変更します。
-
diff
受信データのヘッダー部分を受信ヘッダー格納ファイルに,ボディ部分を受信ボディ格納ファイルに記述します。
-
same
受信データのヘッダー部分とボディ部分を分けずに,受信ヘッダー格納ファイルだけに記述します。
「""」を指定した場合,デフォルト値の「diff」が仮定されます。
「same」を指定した場合,「-HB 受信ボディ格納ファイル名」に指定されている値は無視されます。
-
- -HH 受信ヘッダー格納ファイル名
-
受信ヘッダー格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
- -HB 受信ボディ格納ファイル名
-
受信ボディ格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
ファイル名は絶対パスで指定します。
「-HD {diff|same}」オプションで「same」を指定した場合,このオプション設定は無視されます。
- -HR 終了コード1:HTTPステータスコード1[,HTTPステータスコード2...];
-
HTTPステータスコードごとのジョブの終了コードを指定します。
このオプションは,複数指定できます。複数のジョブの終了コードを指定する場合は,「-HR 終了コード1:HTTPステータスコード1 -HR 終了コード2:HTTPステータスコード2」のように指定してください。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。指定できるジョブの終了コードの値は0〜9です。指定できるHTTPステータスコードの値は100〜999です。指定できる文字列は,0〜9(アラビア数字),「:(コロン)」です。
「""」を指定した場合,この項目は未定義となります。
判定ジョブ情報変更オプション
判定ジョブの定義情報を変更します。
- -ej {gt|ge|lt|le|eq|ne|ri|ro|ef|nf|vgt|vge|vlt|vle|veq|vne|vri|vro|sce|spe|sne|spn|snn|snl}
-
判定方法を変更します。
-
gt
先行ジョブの終了コードが判定値より大きいことを示します。
-
ge
先行ジョブの終了コードが判定値以上であることを示します。
-
lt
先行ジョブの終了コードが判定値より小さいことを示します。
-
le
先行ジョブの終了コードが判定値以下であることを示します。
-
eq
先行ジョブの終了コードが判定値と等しいことを示します。
-
ne
先行ジョブの終了コードが判定値と異なることを示します。
-
ri
先行ジョブの終了コードが判定値の範囲内であることを示します。同時に下限の判定終了コード(-elオプション)および上限の判定終了コード(-ehオプション)の指定が必要です。必要に応じて境界条件(-lP,-uPオプション)も指定してください。
-
ro
先行ジョブの終了コードが判定値の範囲外であることを示します。同時に下限の判定終了コード(-elオプション)および上限の判定終了コード(-ehオプション)の指定が必要です。必要に応じて境界条件(-lP,-uPオプション)も指定してください。
-
ef
ファイルが作成されていることを示します。
-
nf
ファイルが作成されていないことを示します。
-
vgt
指定された変数の値が判定値(数値)より大きいことを示します。
-
vge
指定された変数の値が判定値(数値)以上であることを示します。
-
vlt
指定された変数の値が判定値(数値)より小さいことを示します。
-
vle
指定された変数の値が判定値(数値)以下であることを示します。
-
veq
指定された変数の値が判定値(数値)と等しいことを示します。
-
vne
指定された変数の値が判定値(数値)と異なることを示します。
-
vri
指定された変数の値が判定値(数値)の範囲内であることを示します。同時に下限の変数判定数値(-jSオプション)および上限の変数判定数値(-jGオプション)の指定が必要です。必要に応じて境界条件(-lP,-uPオプション)も指定してください。
-
vro
指定された変数の値が判定値(数値)の範囲外であることを示します。同時に下限の変数判定数値(-jSオプション)および上限の変数判定数値(-jGオプション)の指定が必要です。必要に応じて境界条件(-lP,-uPオプション)も指定してください。
-
sce
指定された変数の値が判定値(文字列)と等しいことを示します。
-
spe
指定された変数の値が判定値(文字列)を含むことを示します。
-
sne
指定された変数の値が判定値(文字列)と異なることを示します。
-
spn
指定された変数の値が判定値(文字列)を含まないことを示します。同時に変数名(-jVオプション)および変数の判定文字列(-jTオプション)の指定が必要です。
-
snn
指定された変数の値があることを示します。
-
snl
指定された変数の値がないことを示します。
-
- -ec 判定終了コード
-
判定の対象となる終了コードを変更します。
指定できる値は,0〜4,294,967,295です。
- -el 下限の判定終了コード
-
判定の対象となる下限の終了コードを変更します。
指定できる値は,0〜4,294,967,295です。下限の判定終了コード(-elオプション)と境界条件(-lPオプション),および上限の判定終了コード(-ehオプション)と境界条件(-uPオプション)から,終了コードを判定する範囲内に整数値が存在しない場合,エラーとなります。
終了コードが判定値の範囲内または範囲外(-ejオプションにviまたはroを指定)の場合に有効になります。
終了コードが負数の場合,符号なしに換算した値を指定することで判定できます。例えば,「-1」はWindowsでは「4,294,967,295」,UNIXでは「255」として扱われます。ただし,終了コードの負数を符号なしに換算すると「2,147,483,648」から「4,294,967,295」の範囲となるため,終了コードが「0」をまたがる場合は範囲指定できません。
- -eh 上限の判定終了コード
-
判定の対象となる上限の終了コードを変更します。
指定できる値は,0〜4,294,967,295です。下限の判定終了コード(-elオプション)と境界条件(-lPオプション),および上限の判定終了コード(-ehオプション)と境界条件(-uPオプション)から,終了コードを判定する範囲内に整数値が存在しない場合,エラーとなります。
終了コードが判定値の範囲内または範囲外(-ejオプションにviまたはroを指定)の場合に有効になります。
終了コードが負数の場合,符号なしに換算した値を指定することで判定できます。例えば,「-1」はWindowsでは「4,294,967,295」,UNIXでは「255」として扱われます。ただし,終了コードの負数を符号なしに換算すると「2,147,483,648」から「4,294,967,295」の範囲となるため,終了コードが「0」をまたがる場合は範囲指定できません。
- -ef 終了判定ファイル名
-
判定の対象となるファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜260(単位:バイト)です。
- -jV 変数名
-
判定の対象となる変数名を変更します。
指定できる文字数は,「?AJS2xxxxx?」の形式で1〜64(単位:バイト)です。xxxxxの部分に指定できるのは,英大文字,数字,「.(ピリオド)」だけです。
- -jT 変数の判定文字列
-
変数との判定対象とする文字列を変更します。
指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- -jI 変数の判定数値
-
変数との判定対象とする数値を変更します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。
- -jS 下限の変数判定数値
-
変数との判定対象とする下限の数値を変更します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。下限の変数判定数値(-jSオプション)と境界条件(-lPオプション),および上限の変数判定数値(-jGオプション)と境界条件(-uPオプション)から,変数判定数値を判定する範囲内に整数値が存在しない場合,エラーとなります。
変数の値が判定値(数値)の範囲内または範囲外(-ejオプションにvriまたはvroを指定)の場合に有効になります。
- -jG 上限の変数判定数値
-
変数との判定対象とする下限の数値を変更します。
指定できる値は,0〜2,147,483,647です。下限の変数判定数値(-jSオプション)と境界条件(-lPオプション),および上限の変数判定数値(-jGオプション)と境界条件(-uPオプション)から,変数判定数値を判定する範囲内に整数値が存在しない場合,エラーとなります。
変数の値が判定値(数値)の範囲内または範囲外(-ejオプションにvriまたはvroを指定)の場合に有効になります。
- -lP {gt|ge}
-
下限の判定終了コード(-elオプション)または下限の変数の判定数値(-jSオプション)の境界条件を定義します。
-
gt
先行ジョブの終了コードまたは変数の判定値(数値)が,判定値より大きいことを示します。
-
ge
先行ジョブの終了コードまたは変数の判定値(数値)が,判定値以上であることを示します。
-
- -uP {lt|le}
-
上限の判定終了コード(-ehオプション)または上限の変数の判定数値(-jGオプション)の境界条件を定義します。
-
lt
先行ジョブの終了コードまたは変数の判定値(数値)が,判定値より小さいことを示します。
-
le
先行ジョブの終了コードまたは変数の判定値(数値)が,判定値以下であることを示します。
-
JP1イベント受信監視ジョブ情報変更オプション
JP1イベント受信監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
EVID:イベントID
-
EVUSR:イベント発行元ユーザー名
-
EVGRP:イベント発行元グループ名
-
EVHOST:発行元イベントサーバ名
-
EVIPADDR:イベント発行元IPアドレス
-
EVMSG:メッセージ情報
-
EVDETAIL:イベント詳細情報
-
EVSEV:拡張属性の重大度
-
EV:拡張属性名:任意の拡張属性
-
EVENV1〜EVENV9:切り出したデータ
-
EVUSRID:イベント発行元ユーザーID
-
EVGRPID:イベント発行元グループID
-
EVPROCESSID:イベント発行元プロセスID
-
EVDATE:イベント発行年月日
-
EVTIME:イベント発行時間
-
- -EI 監視イベントID
-
監視イベントIDを変更します。
指定できる値は,16進数の値で,00000000:00000000〜FFFFFFFF:FFFFFFFFです。
- -EU イベント発行元ユーザー名
-
イベント発行元ユーザー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜20(単位:バイト)です。
- -EG イベント発行元グループ名
-
イベント発行元グループ名を変更します。
指定できる文字数は,1〜20(単位:バイト)です。
- -EH イベント発行元ホスト名
-
イベント発行元ホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -Ei イベント発行元IPアドレス
-
イベント発行元IPアドレスを変更します。
指定できる値は,「XXX.YYY.xxx.yyy」の形式で,0.0.0.0〜255.255.255.255です。なお,「XXX」「YYY」「xxx」「yyy」に指定できる値は,それぞれ0〜255です。
- -EM イベントメッセージ情報
-
イベントメッセージ情報を変更します。
指定できる文字数または正規表現は,1〜1,024(単位:バイト)です。
- -ED イベント詳細情報
-
イベント詳細情報を変更します。
指定できる文字数または正規表現は,1〜1,024(単位:バイト)です。
- -ES イベント拡張属性重大度
-
イベント拡張属性の重大度を変更します。
指定できる文字列を次に示します。重大度は複数指定できます(「-ES em:al」のように,「:」で区切って指定します)。
-
em:「Emergency」を一致条件とします。
-
al:「Alert」を一致条件とします。
-
cr:「Critical」を一致条件とします。
-
er:「Error」を一致条件とします。
-
wr:「Warning」を一致条件とします。
-
no:「Notice」を一致条件とします。
-
in:「Information」を一致条件とします。
-
db:「Debug」を一致条件とします。
-
- -EF 任意のイベント拡張属性
-
任意のイベント拡張属性を変更します。
「-EF "任意のイベント拡張属性名:\"値\""」の形式で同時に複数指定できます。
値中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#\"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大2,048(-EFオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「evwfr=任意のイベント拡張属性名:"値";」の形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
- -ET 終了判定条件
-
終了判定条件を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
n:常に正常終了とします。
-
a:常に異常終了とします。
-
n:ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了とします。
-
a:ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了とします。
-
d:ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了とします。
-
b:ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了とします。
ファイル名に指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
-
- -Eu イベント発行元ユーザーID
-
イベント発行元ユーザーIDを変更します。
指定できる値は,−1〜9,999,999,999です。
- -Eg イベント発行元グループID
-
イベント発行元グループIDを変更します。
指定できる値は,−1〜9,999,999,999です。
- -Ep イベント発行元プロセスID
-
イベント発行元プロセスIDを変更します。
指定できる値は,−1〜9,999,999,999です。
- -Ee {no|分}
-
JP1イベント受信監視ジョブが実行された直後(JP1イベントの監視を始める前)に,それ以前に発生したJP1イベントを受信監視の対象とするかどうかを指定します。
-
no
過去のJP1イベントを検索しません。
-
分
JP1イベント受信監視ジョブが実行された時刻から指定された時間だけさかのぼった時刻以降のJP1イベントを検索します。指定できる値は,10進数の値で,1〜720(単位:分)です。
分を指定する場合,-EIオプションで監視イベントIDを指定しておく必要があります。
監視イベントIDが指定されていない場合に分を指定するときは,同時に-EIオプションで監視イベントIDを指定してください。
-
ファイル監視ジョブ情報変更オプション
ファイル監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
FLFNAME:変更があったファイルの完全名
-
FLCOND:成立条件パラメーター
-
FLCTIME:ファイル更新時刻
-
FLSIZE:変更があったファイルのサイズ
-
- -FF 監視対象ファイル名
-
監視対象のファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。ファイル名は,完全名または総称名で指定します。ただし,-FIオプションに監視間隔として1〜9を指定する場合,ファイル名は総称名では指定できません。
- -FC 監視条件
-
監視条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。条件は複数指定できます(「-FC c:d」のように,「:」で区切って指定します)。ただし,sとmは同時に指定できません。
-
c:ファイルの作成を監視します。
-
d:ファイルの削除を監視します。
-
s:ファイルのサイズ変更を監視します。
-
m:ファイルの最終書き込み時刻変更を監視します。
-FOオプションを指定する場合は,cを指定してください。
cを指定して,-FOオプションを省略した場合,ファイル監視ジョブを実行したあとに,監視対象ファイルの作成を監視します。
cを削除した場合,ファイルの作成を監視しません。
-
- -FI 監視間隔
-
ファイル監視の時間間隔を変更します。
指定できる値は,1〜600(単位:秒)です。ただし,-FFオプションに監視対象ファイル名を総称名で指定する場合,監視間隔に1〜9は指定できません。
- -FO 監視対象ファイルがある場合の扱い
-
ファイル監視ジョブ実行時に,監視対象ファイルがある場合の扱いを変更します。このオプションは,監視条件に「ファイルの作成を監視する」が指定されている場合にだけ指定できます。
指定できる文字を次に示します。
-
y:監視条件成立とし,正常終了します。
-
n:監視対象ファイルの監視を続けます。
-
メール受信監視ジョブ情報変更オプション
メール受信監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
MLRCVADDRESS:メールの差し出し人のアドレス※
-
MLRCVSUBJECT:メールの件名
-
MLRCVBODY:メールの本文を保存したファイル名
-
MLRCVATTACHFILEnn(nnは01〜20の値):メールに添付されていた添付ファイル名
-
MLRCVATTACHLIST:メールに添付されていたファイル一覧のファイル名
-
MLRCVMAILBODY:メール
-
MLRCVTIME:メールの到着時間
- 注※
-
Windowsの場合,表示名(ニックネーム)を引き継ぐこともできます。
表示名を引き継ぐ場合は,環境設定パラメーターNextAddressにNicknameを設定してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド 2.3.4 メールシステム連携のための環境設定をする」を参照してください。
-
- -pf プラットフォーム種別
-
メール受信定義のプラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
u:UNIX上で定義します。
-
p:Windows上で定義します。
-
- -MA 送信者
-
受信したメールの送信者を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
「-MA 送信者」の形式で,20件まで同時に指定できます。
- -ML メール受信リスト名
-
メール受信リスト名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -MP プロファイル名
-
プロファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -Ms メールの保存
-
受信したメールの保存方法を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:保存します。
-
n:保存しません。
-
- -MS 件名
-
受信したメールの件名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
「-MS 件名」の形式で,20個まで同時に指定できます。
- -MF 添付ファイル保存先フォルダ名
-
受信したメールの添付ファイルの保存先のフォルダ名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -mf 添付ファイルのリストファイル名
-
添付ファイルのリストファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。リストファイル名はフルパスで指定します。
- -Mt 本文保存先ファイル名
-
受信したメール本文の保存先ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
- -MT 本文
-
受信したメール本文を変更します。
指定できる文字数は,1〜512(単位:バイト)です。
「-MT 本文」の形式で,20個まで同時に指定できます。
メッセージキュー受信監視ジョブ情報変更オプション
メッセージキュー受信監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
MQRCVCORRELATION:メッセージの相関識別子
-
MQRCVDISCRIMINATION:メッセージのメッセージ識別子
-
MQRCVQUEUE:メッセージ受信キュー名
-
MQRCVMODELQUEUE:モデルキュー名
-
MQRCVMESSAGEFILE:メッセージ構造体格納ファイル名
-
- -QC 相関識別子
-
受信したメッセージの相関識別子を変更します。
指定できる文字数は,1〜24(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
- -QD メッセージ識別子
-
受信したメッセージのメッセージ識別子を変更します。
指定できる文字数は,1〜24(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
- -QM モデルキュー名
-
メッセージ受信を監視するキューのモデルキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
- -QQ メッセージ受信キュー名
-
メッセージ受信を監視するキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
- -QS メッセージ格納ファイル名
-
メッセージ格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
MSMQ受信監視ジョブ情報変更オプション
MSMQ受信監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
MSRCVQUEUEPATH:メッセージのキューパス名
-
MSRCVMUTUAL:メッセージの相互関係
-
MSRCVMESSAGELABEL:メッセージラベル
-
MSRCVAPPLICATION:メッセージのアプリケーション情報
-
MSRCVMESSAGEFILE:メッセージ構造体格納ファイル名
-
- -SA アプリケーション情報
-
監視するメッセージのアプリケーション情報を変更します。
指定できる文字数は,16進数の値で,0〜FFFFFFFFです。
- -SM メッセージラベル
-
監視するメッセージのメッセージラベルを変更します。
指定できる文字数は,1〜249(単位:バイト)です。
- -SQ キューパス名
-
メッセージを監視するキューのキューパス名を変更します。
指定できる文字数は,1〜259(単位:バイト)です。
- -SR メッセージ相互関係
-
監視するメッセージの相互関係を変更します。
指定できる文字数は,1〜20(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
- -SF メッセージ格納ファイル名
-
メッセージ格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
ログファイル監視ジョブ情報変更オプション
ログファイル監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
LFFNAME:トラップしたログファイル名
-
LFDATA:トラップしたデータ
-
- -Lw ファイル作成待ちオプション
-
ログファイル監視ジョブ開始時のファイル作成待ちオプションを変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:ログファイルがない場合,エラーとします。
-
n:ログファイルが作成されるまで,ファイルのオープンを繰り返します。
-
- -Ld ログファイルの出力ファイル形式
-
ログファイルの出力ファイル形式を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
s:シーケンシャルファイル(デフォルト。一つのログファイルに追加書き込みし続け,ログファイルが一定の容量に達すると,別のファイル名で新たにログファイルを作成して書き込むファイル)
-
s2:シーケンシャルファイル(ファイル名を変更して保存,またはファイルをいったん削除したあと,同じ名称のファイルを作成して新たにログを書き込むファイル)
ジョブの実行先ホストがWindowsの場合は,JP1/Baseが08-10以降で,JP1/AJS3,またはJP1/AJS2 08-00以降のときに指定できます。
UNIXの場合は,JP1/Baseが07-00以降で,JP1/AJS3,またはJP1/AJS2 07-00以降のときに指定できます。
-
w1:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達すると,ラップアラウンドして再び先頭からデータを上書きする形式のファイル)
-
w2:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達してラップアラウンドするとき,データを削除して再び先頭からデータを書き込む形式のファイル)
-
- -LF ログファイル名
-
監視するログファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
「-LF "ログファイル名"」の形式で,8件まで同時に指定できます。
- -LL ヘッダー指定
-
ヘッダーを変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
l:ヘッダー行数:ヘッダーの行数を変更します。指定できる値は,0〜99,999(単位:行)です。
-
s:ヘッダーサイズ:ヘッダーのサイズを変更します。指定できる値は,9,999,999(単位:バイト)です。
-
- -LM ログ情報以外のデータ
-
ログ情報以外のデータを変更します。
「-LM "[!]\"ログ情報以外のデータ\""」の形式で同時に複数指定できます。
データ中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#\"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大1,024バイト(-LMオプションに指定した値を,ajsprint -aオプションで出力される「lfmks=[!]"ログ情報以外のデータ1"[:[!]"ログ情報以外のデータ2"...];」の形式に変換したあとのバイト数の合計が1,024以内)です。
- -LX イベントデータの最大長
-
イベントデータの最大長を変更します。
指定できる値は,2〜512(単位:バイト)です。
- -LR ログデータのレコード形式
-
トラップするログデータのレコード形式を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
v:'[\]区切り文字':可変長レコードで行を区切ります。区切り文字に指定できる文字数は,1(単位:バイト)です。
-
f:レコード長:固定長レコードで行を区切ります。レコード長に指定できる文字数は,1〜9,999,999(単位:バイト)です。
-
- -LI ログファイル検索間隔
-
ログファイル検索の時間間隔を変更します。
指定できる値は,1〜86,400(単位:秒)です。
- -Ls 検索開始オプション
-
検索開始オプションを変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:先頭データから入力します。
-
n:先頭データから入力しません。
-
- -LD トラップデータ
-
トラップするデータを変更します。
「-LD "[!]\"トラップデータ\""」の形式で同時に複数指定できます。
トラップデータ中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#\"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-LDオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「lftpd=[!]"トラップデータ1"[:[!]"トラップデータ2"...];」の形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
Windowsイベントログ監視ジョブ情報変更オプション
Windowsイベントログ監視ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
NELOG:ログ種別
-
NEEVKIND:イベントの種類
-
NESOURCE:ソース
-
NECLASS:分類
-
NEEVID:イベントID
-
NEDETAIL:説明
-
- -NJ イベント分類の判定条件
-
イベント分類の判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:指定した分類を監視対象にします。
-
n:指定した分類以外の分類を監視対象にします。
-
- -NC 分類
-
監視するイベントの分類を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -ND 説明
-
イベントの詳細説明を監視する場合の,比較対象となる説明を変更します。
指定できる文字数は,1〜1,024(単位:バイト)です。
- -Ni イベントIDの判定条件
-
イベントIDの判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:指定したイベントIDを監視対象にします。
-
n:指定したイベントID以外のイベントIDを監視対象にします。
-
- -NI イベントID
-
監視するイベントのイベントIDを変更します。
指定できる値は,0〜4,294,967,295です。
- -NE イベントの種類
-
イベントの種類を変更します。
指定できる文字を次に示します。種類は複数指定できます(「-NE i:w:e」のように,「:」で区切って指定します)。
-
v:詳細イベントを監視します。
-
i:情報イベントを監視します。
-
w:警告イベントを監視します。
-
e:エラーイベントを監視します。
-
c:重大イベントを監視します。
-
s:成功の監査イベントを監視します。
-
f:失敗の監査イベントを監視します。
-
- -NL ログ種別
-
ログ種別を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
sys:システムログを監視します。
-
sec:セキュリティログを監視します。
-
app:アプリケーションログを監視します。
-
dns:DNS Serverログを監視します。
-
dir:Directory Serviceログを監視します。
-
frs:ファイル複製サービスログを監視します。
-
oth:-Ntオプションに指定したログ種別を監視します。
othを指定した場合,同時に-Ntオプションを指定する必要があります。othを指定している状態からoth以外に変更した場合,-Ntオプションに指定した値は削除されます。
-
- -Nt 任意のログ種別
-
監視対象とする,任意のログ種別を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
-NLオプションにothを指定していない場合,エラーになります。
- -Ns ソースの判定条件
-
ソースの判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:指定したソースを監視対象にします。
-
n:指定したソース以外のソースを監視対象にします。
-
- -NS ソース
-
監視するソースを変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
実行間隔制御ジョブ情報変更オプション
実行間隔制御ジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
- -Tw 待ち時間
-
待ち時間を変更します。
指定できる値は,1〜1,440(単位:分)です。
- -eT {y|n}
-
実行間隔制御ジョブを起動条件として定義した場合,開始直後に満了させるかどうかを指定します。
-
y:開始直後に満了して,すぐに最初の実行を開始する。
-
n:開始直後には満了しないで,待ち時間に指定した時間を待ってから,最初の実行を開始する。
起動条件ではなく,通常のジョブネットに定義された実行間隔制御ジョブでは,-eTオプションは指定できません。指定した場合,メッセージKAVS0159-Wが出力され,オプション指定を無効としてコマンドの処理が続行されます。
-
JP1イベント送信ジョブ情報変更オプション
JP1イベント送信ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
- -EH イベント送信先ホスト名
-
イベント送信先ホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -eM メッセージ
-
イベントに付加するメッセージを変更します。
指定できる文字数は,1〜1,023(単位:バイト)です。
- -eI 送信イベントID
-
送信するイベントのイベントIDを変更します。
指定できる値は,16進数の値で,00000000〜00001FFF,7FFF8000〜7FFFFFFFです。
- -eS イベント拡張属性重大度
-
イベント拡張属性の重大度を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
em:「Emergency」を指定します。
-
al:「Alert」を指定します。
-
cr:「Critical」を指定します。
-
er:「Error」を指定します。
-
wr:「Warning」を指定します。
-
no:「Notice」を指定します。
-
in:「Information」を指定します。
-
db:「Debug」を指定します。
-
- -Ef 任意のイベント拡張属性
-
イベントに付加された拡張属性を変更します。
「-Ef "任意の拡張属性名:\"値\""」の形式で指定します。
指定できる文字数は,「evsfr=任意の拡張属性名:"値";」の形式で,バイト数の合計が128バイトまでです。
値中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#\"」,「#」は「##」と指定します。
- -eK {y|n}
-
イベント到達確認をするかどうかを指定します。
指定できる文字を次に示します。
-
n:到達確認を行いません。
-
y:到達確認を行います。
-
- -eP イベント到達確認間隔
-
JP1イベントが到達していなかった場合,到達確認を行う間隔を指定します。
ユニット定義でイベント到達確認を行わない指定がされている場合に,到達確認を行う指定に変更したい場合は,-eK yオプションと同時に指定してください。
-eK nオプションと同時には指定できません。
指定できる値は,10進数の値で,3〜600(単位:秒)です。
- -eR イベント到達確認回数
-
JP1イベントが到達していなかった場合,到達確認を行う回数を指定します。
ユニット定義でイベント到達確認を行わない指定がされている場合に,到達確認を行う指定に変更したい場合は,-eK yオプションと同時に指定してください。
-eK nオプションと同時には指定できません。
指定できる値は,10進数の値で,0〜999(単位:回)です。
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
メール送信ジョブ情報変更オプション
メール送信ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -MA メールアドレス
-
送信するメールのアドレスを変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
to:メールアドレス:メールを宛先に送信します。
-
cc:メールアドレス:メールのコピーを宛先に送信します。
-
bcc:メールアドレス:メールをブラインドカーボンコピーで宛先に送信します。
なお,「メールアドレス」に指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。「-MA メールアドレス」の形式で,20個まで同時に指定できます。
-
- -MP プロファイル名
-
プロファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -MS 件名
-
送信するメールの件名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -mF 添付ファイル名
-
送信するメールの添付ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。「-mF "添付ファイル名"」の形式で,20件まで同時に指定できます。ファイル名はフルパスで指定します。
- -mf 添付ファイルのリストファイル名
-
添付ファイルのリストファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。リストファイル名はフルパスで指定します。
- -MT 本文
-
送信するメールの本文を変更します。
指定できる文字数は,1〜512(単位:バイト)です。
- -mt 本文ファイル名
-
送信するメールの本文ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
メッセージキュー送信ジョブ情報変更オプション
メッセージキュー送信ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -QC 相関識別子
-
送信するメッセージに付加する相関識別子を変更します。
指定できる文字数は,1〜24(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
- -QD メッセージ識別子
-
送信するメッセージに付加するメッセージ識別子を変更します。
指定できる文字数は,1〜24(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
- -qE デッドレターキュー名
-
デッドレターキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。デッドレターキュー名はMQ文字列で指定します。
- -qH 保持時間
-
送信するメッセージの保持時間を変更します。
指定できる値は,1〜9,999,999(単位:分)です。
- -QM モデルキュー名
-
モデルキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
- -qd メッセージデータファイル名
-
メッセージデータファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -qF メッセージフォーマット名
-
メッセージフォーマット名を変更します。
指定できる文字数は,1〜8(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
- -qM キューマネージャー名
-
メッセージを送信するキューマネージャー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。キューマネージャー名はMQ文字列で指定します。
- -qp 接続キュー管理プログラム名
-
接続キュー管理プログラム名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。プログラム名はMQ文字列で指定します。
- -qR 優先度
-
送信するメッセージの優先度を変更します。
指定できる値は,0〜9です。
- -qP 永続性
-
送信するメッセージの永続性を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:永続性あり。
-
n:永続性なし。
-
- -QQ キュー名
-
メッセージを送信するキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1〜48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
MSMQ送信ジョブ情報変更オプション
MSMQ送信ジョブの定義情報を変更します。
- -SA アプリケーション情報
-
送信するメッセージのアプリケーション情報を変更します。
指定できる値は,16進数の値で,0〜FFFFFFFFです。
- -SH 保持時間
-
送信するメッセージの保持時間を変更します。
指定できる値を次に示します。
-
-1:INFINITE
-
n:0〜2,147,483,647(単位:秒)の値
-
- -sJ メッセージのジャーナルキューへの格納指定
-
送信済みメッセージの,ジャーナルキューへの格納指定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:ジャーナルキューに格納します。
-
n:ジャーナルキューに格納しません。
-
- -SM メッセージラベル
-
送信するメッセージのメッセージラベルを変更します。
指定できる文字数は,1〜249(単位:バイト)です。
- -sL 配信制限時間
-
送信するメッセージの配信制限時間を変更します。
指定できる値を次に示します。
-
-2:LONG_LIVED
-
-1:INFINITE
-
n:0〜2,147,483,647(単位:秒)の値
-
- -sM 配信モード
-
送信メッセージの配信モードを変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
h:高速モードで配信します。
-
r:回復可能モードで配信します。
-
- -sP 優先順位
-
送信メッセージの優先順位を変更します。
指定できる値は,0〜7です。
- -sl キューラベル名
-
メッセージ送信先のキューラベル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜124(単位:バイト)です。
- -SQ キューパス名
-
メッセージ送信先のキューパス名を変更します。
指定できる文字数は,1〜259(単位:バイト)です。
- -SR 相互関係
-
送信するメッセージの相互関係を変更します。
指定できる文字数は,1〜20(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
- -sF 本文ファイル名
-
送信するメッセージの本文ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1〜259(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
- -sT 本文タイプ
-
送信するメッセージの,本文の内容の型を変更します。
指定できる値は,16進数の値で,0〜FFFFFFFFです。
- -sU メッセージのデッドレターキューへの格納指定
-
送信済みメッセージの,デッドレターキューへの格納指定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:デッドレターキューに格納します。
-
n:デッドレターキューに格納しません。
-
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
JP1/Cm2状態通知ジョブ情報変更オプション
JP1/Cm2状態通知ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -CI HP NNM通知するメッセージ付加情報
-
HP NNMに通知するメッセージの付加情報を変更します。
指定できる文字数は,1〜256(単位:バイト)です。
- -CC HP NNMに通知する状態
-
HP NNMに通知する状態を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
-
un:Unknown
-
no:Normal
-
wa:Warning
-
mi:Minor
-
ma:Major
-
cr:Critical
-
re:Restricted
-
te:Testing
-
di:Disabled
-
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
ローカル電源制御ジョブ情報変更オプション
ローカル電源制御ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -PT 電源制御種別
-
電源制御種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
f:電源をオフします。
-
r:シャットダウン後,再起動します。
-
s:シャットダウンします。
-
- -Pf シャットダウン種別
-
シャットダウン種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
m:監視終了します。
-
r:制限終了します。
-
f:強制終了します。
-
p:計画終了します。
-
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
リモート電源制御ジョブ情報変更オプション
リモート電源制御ジョブの定義情報を変更します。
- -pf プラットフォーム種別
-
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -PH 電源制御対象ホスト名
-
電源制御の対象とする,JP1/Power Monitorのエージェントホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- -PF 電源制御種別
-
JP1/Power Monitorのエージェントホストの,電源制御種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
o:電源をオンします。
-
m:監視終了します。
-
r:制限終了します。
-
f:強制終了します。
-
p:計画終了します。
-
s:強制停止します。
-
- -PN 次回電源オン時刻の設定
-
JP1/Power Monitorのエージェントホストの,次回電源オン時刻の設定を変更します。
指定できる文字および値を次に示します。
-
n:次回電源オン時刻を指定しません。
-
a:JP1/Power Monitorのエージェントホストに設定されている,次回電源オン時刻を有効にします。
-
c:[MM/DD.]hh:mm:「c:[MM/DD.]hh:mm」の形式で指定します。指定できる値を次に示します。
MM:1〜12(単位:月)
DD:1〜31(単位:日)
hh:0〜23(単位:時)
mm:0〜59(単位:分)
-
- -PR 再起動
-
JP1/Power Monitorのエージェントホストのシャットダウン後の,再起動の設定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:再起動します。
-
n:再起動しません。
-
- -PW 電源オフの終了待ち
-
JP1/Power Monitorのエージェントホストの電源オフの終了まで,リモート電源制御ジョブの完了を待つかどうかの設定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
y:電源オフの終了を待ちます。
-
n:電源オフの終了を待ちません。
電源オフの終了とは,エージェントホスト上のJP1/Power Monitorがシャットダウンの開始をJP1/Power Monitorのマネージャーホストに報告することを指します。
-
- -PP 電源制御対象ホストのプラットフォーム種別
-
リモート電源制御ジョブを実行するホストのプラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
-
p:Windows環境で実行します。
-
u:UNIX環境で実行します。
-
- -jt {q|n}
-
キューイング属性の種別を変更します。
-
q:キューイング属性あり。
-
n:キューイング属性なし。
-
カスタムイベントジョブ情報変更オプション
カスタムイベントジョブの定義情報を変更します。
- -jp マクロ変数指定
-
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp マクロ変数名:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。ただし,同一マクロ変数名を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
マクロ変数名は,「?AJS2xxxxx?」という形式の64バイト以内の文字列で指定します。xxxxxの部分に指定できる文字列は,A〜Z(大文字の英字),0〜9(アラビア数字),「.(ピリオド)」です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
-
CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-
OBJECT01〜OBJECT10:連携プログラムが設定する値
-
- -cp 定義パラメーター
-
カスタムイベントジョブのユニット定義パラメーターを「任意の指定項目名=値」形式で変更します。
指定できる文字数は,2〜20,479(単位:バイト)です。複数同時に指定した場合,指定した入力値すべての文字数の合計が,最大「20,479から-cpオプションの指定数を引き,1を足した値(単位:バイト)」です。例えば,-cpオプションを一つのユニットに同時に5個指定した場合,値として指定できる文字数の合計は最大「20479-5+1=20475」(単位:バイト)です。
注意事項
-
ジョブの定義内容を変更できるのは,次のどちらかのユーザーです。
-
そのジョブを定義したときに,またはその属性を変更したときに,更新権限を与えられたユーザー。
-
Administrators権限またはスーパーユーザー権限を持つOSユーザーにマッピングしたJP1ユーザー。
ただし,環境設定パラメーターADMACLIMITをデフォルトから変更して「yes」を設定している場合は,Administrators権限またはスーパーユーザー権限を持つOSユーザーにマッピングしたJP1ユーザーであっても,更新権限が必要です。
-
-
ジョブネットを実行している間には,このコマンドを実行しないことを推奨します(操作対象のジョブが他で使用中の場合,このコマンドは異常終了します。また,このコマンドでジョブの定義内容を変更している間は,JP1/AJS3 - Viewでジョブを操作・更新したり,操作中のジョブを実行したりできません)。
-
実行登録されているジョブネットのジョブの定義内容を変更する場合は,あらかじめジョブネットの実行登録を解除しておくことを推奨します。ジョブネットの実行登録解除には,ajsleaveコマンドを使ってください。
-
ユニットに不適切なオプションを指定した場合,このコマンドは異常終了します。
-
リリース登録されているルートジョブネット(リリース先ジョブネット)を指定して変更した場合は,「適用中」状態のジョブネット定義配下のジョブの定義が変更されます。
戻り値
0 |
正常終了。 |
4〜124で4の倍数値 |
異常終了。 |
補足事項
次のオプションについて各情報を未定義(デフォルトの状態)にするためには,オプションに対する値として「""」を指定してください。
-
ジョブ共通情報変更オプション
-
UNIX/PC/QUEUEジョブ情報変更オプション
-
判定ジョブ情報変更オプション
-
JP1イベント受信監視ジョブ情報変更オプション
-
ファイル監視ジョブ情報変更オプション
-
メール受信監視ジョブ情報変更オプション
-
メッセージキュー受信監視ジョブ情報変更オプション
-
MSMQ受信監視ジョブ情報変更オプション
-
ログファイル監視ジョブ情報変更オプション
-
Windowsイベントログ監視ジョブ情報変更オプション
-
実行間隔制御ジョブ情報変更オプション
-
JP1イベント送信ジョブ情報変更オプション
-
メール送信ジョブ情報変更オプション
-
メッセージキュー送信ジョブ情報変更オプション
-
MSMQ送信ジョブ情報変更オプション
-
JP1/Cm2状態通知ジョブ情報変更オプション
-
ローカル電源制御ジョブ情報変更オプション
-
リモート電源制御ジョブ情報変更オプション
使用例1
ジョブ(net1/job1)の標準出力ファイルを,/dev/nullに変更します。
ajschgjob -so /dev/null /net1/job1
使用例2
判定ジョブ(net1/jdg1)の判定条件を,「終了コードが0以上10未満」に変更します。
ajschgjob -ej ri -el 0 -lP ge -eh 10 -uP lt /net1/jdg1