16.2.7 [起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックス
[起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックスでは,[集計開始]ボタンをクリックしたときに実行世代数が多い起動条件付きルートジョブネット名を上位5件まで表示できます。
[起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックスを次の図に示します。
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[集計開始]ボタンをクリックすると,滞留状況の集計処理が開始されます。集計した結果は保存され,[集計状況と結果の削除]ボタンをクリックすると削除されます。
ジョブネット名を選択して[ジョブポータル起動]ボタンをクリックすると,ジョブポータルの[リスト]画面に遷移し,ジョブネットを操作できます。
実行世代数が多い場合は,表示されている実行世代を一括で実行中止にできます。一括で実行中止にする場合は,JP1/AJS3 - Viewまたはジョブポータルからジョブを操作します。JP1/AJS3 - Viewの操作方法については,「9. ジョブネット実行登録後の操作」を参照してください。ジョブポータルの操作方法については,「15. Web GUIのジョブポータル」を参照してください。ルートジョブネットが滞留している場合は,必要に応じて運用を見直してください。
[起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックスに表示される項目の一覧を次の表に示します。
表示項目 |
説明 |
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スケジューラーサービス名 |
スケジューラーサービス名が表示されます。 |
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集計状況※ |
状態 |
滞留状況の集計状況が表示されます。 |
開始日時−終了日時 |
集計開始日時と集計終了日時が表示されます。 |
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集計結果 |
最終集計成功日時 |
最後に集計に成功した日時が表示されます。 |
ジョブネット名 |
滞留しているジョブネット名が表示されます。 |
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実行世代数 |
滞留しているジョブネットの実行世代数が表示されます。 |
- 注※
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状態が「集計中」の場合,[起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックスに最新の集計状況を30秒間隔で表示します。ほかのユーザーが集計状況を変更した場合など,操作のタイミングによっては最新の集計状況が表示されないことがあります。表示されている情報を最新の状態にするには,[起動条件付きジョブネットの滞留状況詳細]ダイアログボックスを再表示してください。
- 注意事項
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スケジューラーサービス上の世代数が多い場合,集計に掛かる時間が長くなる場合があります。
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Windows環境のマネージャーホストで集計処理を中断した場合,集計処理で使用していた資源が解放されないことがあります。そのため,緊急時を除き,集計処理を中断しないことを推奨します。また,Windows環境のマネージャーホストで集計処理の中断を実施した場合は,OSを再起動してください。
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Linux環境のマネージャーホストで集計処理を中断した場合,[集計状況]の[終了日時]は表示されません。
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