12.3.34 [再実行]ダイアログボックス(ルートジョブネット用)
[再実行]ダイアログボックス(ルートジョブネット用)では,ジョブネットまたはジョブの再実行方法を指定します。ルートジョブネットを選択した場合と,ネストジョブネットまたはジョブを選択した場合で,再実行の指定方法が異なります。[再実行]ダイアログボックス(ルートジョブネット用)を次の図に示します。
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表示項目について説明します。
- [ジョブネット名]
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再実行するジョブネット名が表示されます。複数のジョブネットを選択している場合は,選択しているジョブネットの中で,リストエリアのいちばん上に表示されていたジョブネット名が「ジョブネット名,...」と表示されます。
- [再実行方法]
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ルートジョブネットの場合の再実行方法を指定します。デフォルトは[先頭から]です。ただし,異常終了したジョブネットを再実行する場合またはユニットを複数選択している場合は,[異常終了ジョブから]です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4.5.11(1) ルートジョブネットを再実行する」を参照してください。
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[異常終了ジョブから]
指定したルートジョブネットのジョブの中で,異常終了したジョブから再実行します。異常終了していない場合は,指定できません。
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[異常終了ジョブの次から]
指定したルートジョブネットのジョブの中で,異常終了したジョブの次のジョブから再実行します。ただし,関連線で接続されているユニットの中で最初に異常終了したユニットが,「未実行終了」状態や「繰り越し未実行」状態の場合は,それらのユニットも再実行します。異常終了していない場合は,指定できません。
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[異常終了ジョブネットから]
指定したルートジョブネットで,異常終了したジョブを直下に含むジョブネットから再実行します。異常終了していない場合は,指定できません。
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[先頭から]
指定したルートジョブネットの先頭のジョブから再実行します。
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[警告終了ジョブだけ]
指定したルートジョブネットのジョブの中で,警告終了したジョブだけ再実行します。
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- [再実行オプション]
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再実行するルートジョブネットを保留状態にするか,または異常状態の先行ユニットを警告終了にするかを指定します。
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[再実行するルートジョブネットを保留状態にする]
再実行するルートジョブネットを保留状態にします。
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[異常状態の先行ユニットを警告終了にする]
異常状態の先行ユニットがある場合に,そのユニットの終了状態を警告終了にします。[異常終了ジョブの次から]を選択した場合,チェックできます。
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