12.14.3 [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの画面共通の注意事項
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選択されているユニットが削除された,またはユニット完全名が変更された場合
選択されているユニットが削除されている場合,またはユニット完全名が変更されている場合は,メッセージが表示されたあと,上位の階層が選択されます。
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マネージャージョブグループの表示
リストエリアでマネージャージョブグループをダブルクリックすると,別の[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示され,参照先のジョブグループが表示されます。このとき,ログインしているユーザーでの接続に失敗すると,[ログイン]画面が表示されます。その場合は再ログインしてください。
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マネージャージョブネットの表示
マネージャージョブネットを指定して,[ジョブネットエディタ]ウィンドウ,[デイリースケジュール]ウィンドウ,または[マンスリースケジュール]ウィンドウを開くと,別の[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示され,マネージャージョブネットを参照できます。このとき,ログインしているユーザーでの接続に失敗すると,[ログイン]画面が表示されます。その場合は再ログインしてください。
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リモートジョブネットの表示
リモートジョブネットを指定して[ジョブネットモニタ]ウィンドウを開くと,別の[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示され,リモートジョブネットを参照できます。このとき,ログインしているユーザーでの接続に失敗すると,[ログイン]画面が表示されます。その場合は再ログインしてください。
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マネージャージョブグループ,マネージャージョブネット,またはリモートジョブネットを別の[JP1/AJS3 - View]ウィンドウに表示する場合
マネージャージョブグループ,マネージャージョブネット,またはリモートジョブネットを開き,新しい[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示された場合,次のようになります。
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新しく表示されたウィンドウは,元のJP1/AJS3 - Viewからログアウトしても表示されたままです。表示されたJP1/AJS3 - View単位でログアウトします。
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新しく表示されたウィンドウは,元のウィンドウの状態記憶の対象になりません。表示されたJP1/AJS3 - View単位で状態記憶されます。
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ウィンドウの状態を記憶したときの動作
[JP1/AJS3 - View]ウィンドウの[オプション]−[状態記憶]−[記憶]を実行したときに,次回起動時に状態記憶の対象となったウィンドウの高さが,状態記憶を実行したときの高さよりも高くなることがあります。
(2) [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)の注意事項
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ツリーエリアで表示されないユニット
マネージャージョブグループはツリーエリアに表示されません。
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リストエリアに表示される状態および結果
マネージャージョブネットは,リストエリアに状態および結果が表示されません。[ジョブネットモニタ]ウィンドウを開く場合,[環境設定]ダイアログボックスでの設定ではなく,常に最新の状態・結果で開かれます(固定監視モードでは開かれません)。
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詳細情報エリアの表示方法
詳細情報エリアに情報を表示させるには,リストエリアでユニットを選択して[表示]ボタンをクリックしてください。画面が更新されたり,リストエリアで選択しているユニットを変更したりしても,詳細情報エリアに表示されているユニットは変更されません。
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画面の更新
画面の更新は,その時点で詳細情報エリアに表示されているユニットの情報が対象になります。そのため,画面が更新されても詳細情報エリアに表示されているユニット自体は変更されません。
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ジョブネットコネクタの接続先のジョブネットに対して[モニタ詳細]ダイアログボックスを表示させる場合
ジョブネットコネクタの接続先のジョブネットで,接続関係が確定していない世代に対して[モニタ詳細]ダイアログボックスを表示した場合は,次のことに注意してください。
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ジョブネットコネクタが認証圏の異なるホストにある場合,[接続元実行ID]を取得するため,ジョブネットコネクタがあるホストにログインする必要があります。この場合,ログイン画面が表示されるので,ジョブネットコネクタがあるホストに対してログインしてください。なお,接続関係が確定している世代に対して[モニタ詳細]ダイアログボックスを表示させる場合,ログイン画面は表示されません。
また,ログイン画面で[キャンセル]を選択すると,[接続元実行ID]に「不明」と表示されます。
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ジョブネットコネクタがあるホストと通信を行う場合があるため,ジョブネットコネクタがあるホストのJP1/AJS3サービスを起動しておく必要があります。起動していない場合,通信エラーとなります。なお,通信エラーが検出されるまでの間は,ほかの操作はできません。
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リリース先ジョブネットをコピー,または貼り付けるときに対象となるジョブネット定義
リリース先ジョブネットに対して[コピー]または[貼り付け]を実行した場合,リリース状態が「適用中」状態の定義だけが対象になります。ただし,[削除]を実行した場合は,リリース登録した定義ごとジョブネットが削除されます。
(3) [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(サマリー監視画面)の注意事項
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同じ名称のユニットの表示
監視対象一覧およびユニット詳細情報一覧の[ユニット名]には,そのユニットの完全名ではなく,[詳細情報]ダイアログボックスで定義したユニット名が表示されます。そのため,異なるスケジューラーサービス配下や異なるジョブグループ配下のユニットを監視対象一覧またはユニット詳細情報一覧に同時に表示すると,同じ名称のユニットを区別できなくなるおそれがあります。それらを区別するには,それぞれのユニットの[ジョブネットエディタ]ウィンドウ,または[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示し,表示される完全名から区別してください。
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ユニット詳細情報一覧の表示方法
ユニット詳細情報一覧は,監視対象一覧でユニットを選択し,[ユニット詳細情報一覧]−[実行状態]を選択しないと表示されません。画面が更新されたり,監視対象一覧で選択しているユニットを変更したりしても,ユニット詳細情報一覧に表示されているユニットは変更されません。
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画面の更新
画面の更新は,その時点で監視対象一覧に表示されているユニットが対象になります。そのため,画面が更新されても監視対象一覧に表示されているユニットは変更されません。