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JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


12.11.1 画面構成

[待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウを次の図に示します。

図12‒231 [待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウ

[図データ]

表示項目について説明します。

[ユニット名]

待ち合わせ条件付きユニットのアイコンおよびユニット名が表示されます。

[上位パス]

待ち合わせ条件付きユニットの上位ユニットのパスが表示されます。

[コメント]

待ち合わせ条件付きユニットに定義されているコメントが表示されます。

[リリースID]

待ち合わせ条件付きユニットがリリース登録されている場合は,リリースIDが表示されます。リリース登録されていない場合は「−(ハイフン)」が表示されます。

[待ち合わせ対象ユニット名]

待ち合わせ条件付きユニットが待ち合わせる,待ち合わせ対象ユニットのアイコンおよびユニット名が表示されます。

待ち合わせ対象ユニットまたはその上位ユニットに参照権限がない場合,アイコンとして「?」アイコンが表示されます。また,待ち合わせ対象ユニットが定義不正の場合,アイコンは表示されません。

[上位パス(待ち合わせ対象)]

待ち合わせ対象ユニットの上位ユニットのパスが表示されます。

[コメント(待ち合わせ対象)]

待ち合わせ対象ユニットに定義されているコメントが表示されます。

次の場合,「−(ハイフン)」が表示されます。

  • 待ち合わせ対象ユニットが定義不正の場合

  • 待ち合わせ対象ユニットがプランニンググループ配下のユニットの場合

  • 待ち合わせ対象ユニットまたはその上位ユニットに参照権限がない場合

[リリースID(待ち合わせ対象)]

待ち合わせ対象ユニットがリリース登録されている場合は,リリースIDが表示されます。

次の場合,「−(ハイフン)」が表示されます。

  • 待ち合わせ対象ユニットがリリース登録されていない場合

  • 待ち合わせ対象ユニットが定義不正の場合

  • 待ち合わせ対象ユニットまたはその上位ユニットに参照権限がない場合

[待ち合わせ定義]

接続先のJP1/AJS3 - Managerが10-00以降の場合と,09-50以降かつ10-00より前の場合とで,表示内容が異なります。それぞれの表示内容について,次に説明します。

接続先のJP1/AJS3 - Managerが10-00以降の場合

待ち合わせ条件の定義に不正な内容があるかどうか,詳細な内容が表示されます。表示される内容とその意味を次の表に示します。表示された内容に応じて,待ち合わせ条件を見直してください。これらのチェックに該当しない場合は,空白が表示されます。

なお,リリース機能を使用している場合は,リリース状態が「適用中」のジョブネット定義に対してのチェック結果が表示されます。また,待ち合わせ条件による実行順序のループはチェックされません。

表12‒73 [待ち合わせ定義]に表示される情報

表示内容

意味

存在しない

待ち合わせ対象ユニットが存在しません。

待ち合わせ条件を見直し,存在するユニットを待ち合わせ対象ユニットとして指定するか,待ち合わせが不要な場合は待ち合わせ対象ユニットの指定を削除してください。

権限なし

[待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウを起動したJP1ユーザーが,待ち合わせ対象ユニットまたはその上位ユニットの参照権限(JP1_AJS_Guest権限以上)を持っていないため,待ち合わせ条件をチェックできません。

待ち合わせ対象ユニットとして指定できるユニットが指定されている場合は,待ち合わせてから実行を開始できます。待ち合わせ対象ユニットとして指定できないユニットが指定されている場合は,実行時にエラーになります。

権限のあるユーザーで待ち合わせ条件を見直すことを推奨します。

待ち合わせ対象ユニットとして指定できるユニットについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。

プランニンググループ配下

待ち合わせ対象ユニットとしてプランニンググループ配下のユニットが指定されているため,待ち合わせ条件をチェックできません。

待ち合わせ対象ユニットとしてプランニンググループ配下のユニットを指定する場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。

ユニット種別不正

待ち合わせ対象ユニットとして指定できないユニット種別のユニットが設定されています。

待ち合わせ対象ユニットとして指定できるユニットについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。

同一ユニット

待ち合わせ対象ユニットと待ち合わせ条件付きユニットが同じユニットです。

待ち合わせ対象ユニットには,待ち合わせ条件付きユニットとは異なるユニットを指定してください。

上位ユニット

待ち合わせ対象ユニットとして待ち合わせ条件付きユニットの上位ユニットが設定されています。

待ち合わせ対象ユニットには,待ち合わせ条件付きユニットの上位ユニットでないユニットを指定してください。

下位ユニット

待ち合わせ対象ユニットとして待ち合わせ条件付きユニットの下位ユニットが設定されています。

待ち合わせ対象ユニットには,待ち合わせ条件付きユニットの下位ユニットでないユニットを指定してください。

起動条件

待ち合わせ対象ユニットまたは待ち合わせ条件付きユニットのルートジョブネットに起動条件が設定されています。

実行時に起動条件を使用するとエラーになる場合があります。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。

接続先のJP1/AJS3 - Managerが09-50以降かつ10-00より前の場合

待ち合わせ条件の定義に不正な内容があるかどうかが表示されます。

「定義不正」と表示された場合は,待ち合わせ条件を見直してください。実行時にエラーとなります。

次の場合,「−(ハイフン)」が表示され,実行時にエラーとなる場合があります。待ち合わせ条件を見直してください。

  • 待ち合わせ対象ユニットがプランニンググループ配下のユニットの場合

  • 待ち合わせ対象ユニットまたはその上位ユニットに参照権限がない場合

これらのチェックに該当しない場合は,「正常」と表示されます。

なお,リリース機能を使用している場合は,リリース状態が「適用中」のジョブネット定義が定義不正かどうかが表示されます。また,待ち合わせ条件による実行順序のループはチェックされません。

待ち合わせ対象ユニットとして指定できるユニットについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。

[待ち合わせ方法]

[待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスで設定した,待ち合わせ方法が表示されます。

[待ち合わせる世代がない場合]

[待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスで設定した,待ち合わせる世代がない場合の動作が表示されます。

[監視未起動終了の場合]

[待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスで設定した,待ち合わせ対象ユニットが起動条件付きジョブネットの場合の動作の設定が表示されます。

次の場合,「−(ハイフン)」が表示されます。

  • バージョン10-00以降のJP1/AJS3 - Viewからバージョン09-50のJP1/AJS3 - Managerに接続している場合

[実行世代に異常終了がある場合]

[待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスで設定した,待ち合わせ対象ユニットが起動条件付きジョブネットの場合の動作の設定が表示されます。

[繰り越し未実行のときは開始する]の設定は表示されません。

次の場合,「−(ハイフン)」が表示されます。

  • バージョン10-00以降のJP1/AJS3 - Viewからバージョン09-50のJP1/AJS3 - Managerに接続している場合