Hitachi

JP1 Version 13 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


12.7.6 [ジョブ状態変更]ダイアログボックス

[ジョブ状態変更]ダイアログボックスでは,ジョブまたはジョブネットコネクタの状態と終了コードを変更します。[ジョブ状態変更]ダイアログボックスを次の図に示します。

図12‒211 [ジョブ状態変更]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

[ジョブ名]

状態と,終了コードを変更するジョブまたはジョブネットコネクタ名が表示されます。

[現在の状態]

変更前のジョブまたはジョブネットコネクタの状態が表示されます。

変更後の状態]

右側のドロップダウンリストで変更後のジョブまたはジョブネットコネクタの状態を選択します。デフォルトは[変更しない]です。

選択したユニットがジョブネットコネクタの場合,[正常終了],[警告検出終了],および[異常検出終了]だけが表示されます。

選択したユニットがイベントジョブ,アクションジョブまたはORジョブの場合,[終了コードで判定]は表示されません。

選択したユニットが判定ジョブの場合,状態を変更できません。

指定できる状態を次に示します。

  • [変更しない]

    ジョブの状態を変更しません。

  • [正常終了]

    ジョブの状態を正常終了にします。

  • [起動失敗]

    ジョブの状態を起動失敗にします。

  • [警告検出終了]

    ジョブの状態を警告検出終了にします。

  • [異常検出終了]

    ジョブの状態を異常検出終了にします。

  • [計画未実行]

    ジョブの状態を計画未実行にします。

  • [終了コードで判定]

    状態を終了コードで判定し,指定した終了コードに変更します。

[現在の終了コード]

変更前の終了コードが表示されます。

選択したユニットがジョブネットコネクタの場合,終了コードは表示されません。

変更後の終了コード]

右側のテキストフィールドで変更後の終了コードを指定します。指定を省略した場合は,終了コードを変更しません。デフォルトは変更前の終了コードです。指定できる値は,−2,147,483,648〜2,147,483,647です。

選択したユニットがジョブネットコネクタの場合,終了コードを変更できません。

補足事項

判定ジョブおよび起動条件に定義したイベントジョブの状態変更はできません。判定ジョブを指定して,[OK]ボタンをクリックした場合,メッセージ「KAVV568-E この操作は指定したユニットの状態に対して実行できません。」が出力されます。起動条件に定義したイベントジョブを指定して,[OK]ボタンをクリックした場合,メッセージ「KAVV556-E 指定されたユニットは操作できません。」が出力されます。