2.6.11 カスタムイベントジョブのトラブルへの対処
カスタムイベントジョブ固有のトラブルの対処方法を次に示します。
(1) カスタムイベントジョブが異常終了する
次の要因が考えられます。
(2) カスタムイベントジョブを実行すると起動失敗となる
(3) カスタムイベントジョブ使用時に警告メッセージが表示される
次の要因が考えられます。
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イベント・アクション制御では,通信に関するデータ到達を確認しています。このため,JP1/AJS3の起動や停止の際,「ソケットのデータ到達確認に失敗しました」および「ソケットのデータ到達確認がタイムオーバーしました」という内容の次のメッセージが出力されることがあります。動作に影響はないため,運用を続行してください。
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KAVT0268-W
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KAVT0612-W
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KAVT0613-W
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JP1/AJS3 - Managerのイベント・アクション制御では,JP1/AJS3サービス停止中も,実行登録されたイベントジョブで検知したイベントデータを保持します。しかし,保持するイベントデータが一定の件数を超過した場合,検知したイベントデータ情報を破棄します。その際,イベントデータを破棄した旨の次のメッセージが出力されます。
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KAVT0980-W
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KAVT0981-W
メッセージKAVT0980-WおよびメッセージKAVT0981-Wの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ 4. KAVTで始まるメッセージ(イベント・アクション制御に関するメッセージ)」を参照してください。
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