11.2.2 メインサイトを再構築する
ここでは,リモートサイトに運用を切り替えたあと,メインサイトを再構築し,リモートサイトで運用した業務の内容をメインサイトに引き継ぐために,リモートサイトからメインサイトへのコピーを開始する手順について説明します。
メインサイトの再構築は,次の流れで実施します。
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メインサイトの再構築および運用再開の手順を次に示します。
- 注意事項
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ここで説明する手順は,メインサイトとリモートサイトの論理ホスト名が同一名の場合も別名の場合も,共通です。
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メインサイトとリモートサイトの論理ホスト名が同一名の場合,手順の中でコマンドの引数として指定する「リモートサイトの論理ホスト名」は,メインサイトの論理ホスト名と同一です。
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リモートサイトで,ディザスター・リカバリー運用設定情報をエクスポートする。
次に示すコマンドを実行します。
jajs_rpenvexport -h リモートサイトの論理ホスト名 -d 出力ディレクトリ名
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メインサイトの拠点を再構築する。
拠点を再構築する手順は,セットアップ時にリモートサイトを構築した手順と同様です。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 9.2.3 リモートサイトのセットアップ」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 18.2.3 リモートサイトのセットアップ」(UNIXの場合)を参照して,メインサイトでの運用に合わせて設定してください。
メインサイトを再構築したら,ハードウェアの操作で,リモートサイトからメインサイトへのコピーを開始します。