6.1.12 ジョブ実行時のスケジューラーサービスの内部通信で使用するポート数を削減する設定
ジョブ実行時にスケジューラーサービスの内部通信で使用するポート数を削減します。これによって,ジョブを大量に実行するような運用の場合でも,ポート枯渇によるジョブの実行遅延の発生を低減できます。
- 〈この項の構成〉
(1) 定義手順
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Windowsの[コントロールパネル]の[管理ツール]から[サービス]を選択し,次に示すサービスを停止する。
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JP1/AJS3サービス
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次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
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JP1/AJS3を再起動する。
設定した内容が構成定義に反映されます。
(2) 環境設定パラメーター一覧
定義キー |
環境設定パラメーター |
定義内容 |
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[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2\HOST]※ |
"REDUCEUSEPORT"= |
ジョブ実行時のスケジューラーサービスの内部通信で使用するポート数を削減するかどうか |
- 注※
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{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,「20.8.2(9) REDUCEUSEPORT」を参照してください。