付録D.5 AJS管理者で運用する場合に環境設定パラメーターで設定するディレクトリまたはファイルのアクセス権限
JP1/AJS3をAJS管理者で運用する場合,環境設定パラメーターに設定するディレクトリまたはファイルに対して,AJS管理者のアクセス権限が必要な場合があります。AJS管理者で環境設定を行う場合は,事前に適切なアクセス権限を設定しておいてください。
環境設定パラメーターで設定するディレクトリまたはファイルと,AJS管理者に必要なアクセス権限を次に示します。
項番 |
キー |
パラメーター |
アクセス権限が必要なディレクトリまたはファイル |
AJS管理者に必要な権限 |
---|---|---|---|---|
1 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2\HOST] |
AJSSYSDIR |
ホスト単位のシステムフォルダ |
rwx |
2 |
HOSTLOGFILE1 |
ホスト単位のスケジューラーログファイル1 |
rwx |
|
3 |
HOSTLOGFILE2 |
ホスト単位のスケジューラーログファイル2 |
rwx |
|
4 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名] |
AJSLOGFILE1 |
スケジューラーログファイル1 |
rwx |
5 |
AJSLOGFILE2 |
スケジューラーログファイル2 |
rwx |
|
6 |
AJSSYSDIR |
スケジューラーサービス単位のシステムフォルダ |
rwx |
|
7 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Process] |
WorkPath |
マネージャープロセス実行時のワークディレクトリ |
rwx |
8 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Database] |
DatabasePath |
データベース格納ディレクトリ |
rwx |
9 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQAGENT\Process] |
WorkPath |
エージェントプロス実行時のワークディレクトリ |
rwx |
10 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMMANAGER] |
WaitInfFileOutDir |
待機情報ファイル出力ディレクトリ(マネージャープロセスの設定) |
rwx |
11 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMAGENT] |
WaitInfFileOutDir |
待機情報ファイル出力ディレクトリ(エージェントプロセスの設定) |
rwx |
12 |
EvjobInfFile |
イベントジョブ情報引き継ぎディレクトリ |
rwx |
|
13 |
[JP1_DEFAULT\JP1AJS2\CHECK] |
AJSCHK_CHECKFILE |
定義内容の事前チェック結果格納ファイル |
rwx |
14 |
AJSCHK_LOGDIR |
定義チェックログディレクトリ |
rwx |
|
15 |
AJSCHK_TRACELOGFILE |
定義内容の事前チェック機能のトレースログファイル |
rwx |
|
16 |
[JP1_DEFAULT\JP1QLAGENT] |
AJSQL_TRACELOGFILE |
トレースログファイル |
rwx |
17 |
AJSQL_EXECLOG_FTPPATH |
キューレスファイル転送サービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するディレクトリ |
rwx |
|
18 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1QLAGENT] |
AJSQL_LOGFILE |
ログフォルダ |
rwx |
19 |
AJSQL_STATFILE |
ステータスファイル |
rwx |
|
20 |
AJSQL_EXECLOG_AGTPATH |
キューレスエージェントサービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するディレクトリ |
rwx |
|
21 |
AJSQL_AGTWORKPATH |
キューレスジョブで使用するワークパス,およびテンポラリーファイル用ディレクトリ |
rwx |