付録C.3 バージョン11-50で初期値が推奨値に変更された環境設定パラメーター一覧
バージョン11-50のJP1/AJS3で初期値が推奨値に変更された環境設定パラメーターについて説明します。
表中でバージョン11-50以降の初期値(推奨値)での動作や条件を記載しています。これらを判断基準として,初期値で運用するかどうか検討し,必要に応じて値を変更してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 通信制御に関する環境設定
通信制御に関する環境設定パラメーターのうち,バージョン11-50のJP1/AJS3で初期値が推奨値に変更された環境設定パラメーターを次の表に示します。
- 注意事項
-
バージョン11-10以前のJP1/AJS3をバージョン11-50以降にバージョンアップインストールする場合,次の表の環境設定パラメーターの初期値は,バージョンアップ前の初期値を引き継ぎます。設定値を推奨値に変更したい場合は,設定を見直してください。
項番 |
定義キー |
環境設定パラメーター |
バージョン11-10以前の初期値 |
バージョン11-50以降の初期値 |
バージョン11-50以降の初期値での動作・条件 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
JP1_DEFAULT\JP1AJS2\HOST |
"REDUCEUSEPORT" |
−※ |
yes |
ジョブ実行時にスケジューラーサービスの内部通信で使用するポート数を削減します。値を変更する必要はありません。初期値のまま使用してください。ポート数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 3.1.1(5) OSのチューニング」を参照してください。 |
- 注※
-
バージョン11-50で追加した環境設定パラメーターのため,値はありません。「no」と同じ動作になります。